大洗で磯遊び【２】（2021/08/01）

ふと時計を見ると１４時を回っていた。ぼちぼち釣りに移動する時間かと思い、それとなくカミさんに打診をしてみたが、今の時間から行ってもしょうがないでしょ（＝チビが磯遊びを楽しんでるんだから邪魔しないで）、と一蹴されてしまったので釣りはお流れとなってしまった。

まぁ、仕方なし。 

さらに一頻り海と戯れたらようやくチビが満足したので、ぼちぼち引き上げることにした。
折角大洗まで来たのだから、何か海産物でも買って帰ろう、と言う話になり、近くのショッピングモールに向かった。大洗港近くの大洗シーサイドステーションというところだ。

自分は例によって車の中でお留守番。一時間くらいして戻ってきたが、ここには彼女らのお眼鏡にかなう海産物は見つからなかったとのこと。

大道芸人がモール内の広場で芸を披露していたので見てきたらしい。
が、ごらんの通りの過疎っぷりである。。。さぞやりがいがなかったに違いない。

で、後は帰宅となるわけだが、車に乗って程なく、チビがおすし食べたい！と言い出した。贅沢者め（自分も行きたい）。
「って言ってるけど・・・？」と言いながらカミさんの様子を伺うと、まぁ、いいんじゃない？的なリアクションだった。

交渉成立ｗ
通りがかりに見つけた「お魚天国」という回転寿司屋に入ってみることにした。

このご時世なので、持ち帰りのみです、と言われたら困惑するところだったが、イートインできるようだったので、そのまま着席。
メニューを見てなかなかの観光地価格にうろたえる。回転寿司というキーワードに惑わされてしまったが、ここは観光地だということを忘れていた。。。

ま、まぁ、ネタが絶品だったらこのくらいの値段は許容範囲！

回転寿司を謳っているが、ネタは回転していないので、口頭で注文しないと食べられない。回転しない寿司屋ならまた違った判断をしたと思うのだが。。。
ネタは新鮮で十分美味かったが、値段相応かと言われると微妙、という感じだった。

隣は磯焼きの店らしく、自分の席から窓越しに向こうの店内の様子が見える。
お寿司はほどほどにして、後は磯焼きでも食べるか、と、カミさんと話していたら、ほどなく店じまいしてしまった。

ここで腹いっぱい食べようという気にはならなかったので、そこそこでお会計。

店は大洗港に面したところにあったので、腹ごなしに港を少し散歩してみた。
すると、漁船の傍らで釣りをしている人を見つけた。釣果を聞きつつ、釣りの可否について質問してみた。

表向きは駄目ということらしいが、やってても何も言われないとのこと。まぁ、日曜日だしね。
その話を聞いて、釣したい欲がむくむく頭をもたげてきた。とはいえ、時間は既に１８時を回っている。夜の漁港はチビには危険だと思うので、日が沈むまで、という条件付きで竿を出してみることにした。

急いで仕掛けを準備。２人は準備待ちの時間を使って漁港の他の場所へ散策に行ってしまった。

とりあえず、チビに竿を渡すのは戻ってきてからにしようと思って、まずは、漁船の間に投下。
偽エサのイソメを付けたブラクリを沈めてヘチ釣りの真似のようなことをするが、魚の反応は薄い。
瞬間的にググッと反応があるが、そのあとが続かない。魚の大きさに仕掛けがあっていないのかも。

１０分くらいしたら２人が戻ってきた。チビに渡そうとしたら、カミさんがちょっとだけやらせて、といって竿を取り上げてしまった。ジャイアンか。
竿を渡した瞬間、「何かかかった！」と言ってリールを巻き上げる。

釣れたのは小魚。が、釣果に違いない。
いい所をかっさらわれて悔しい。。。カミさんは満面の笑み、それも悔しいｗ

大洗港は前に一度来たことがあるが、その時はジャンパーしか釣れなかった。なんか好かれていない感じがする。。。

釣れた魚を見てチビのテンションが上がる。早速やりたいと言い出したので、今度はチビに竿を渡す。

が、１０分くらいあちこちつついてみたものの全くアタリなし。完全に日も暮れてしまったので、撤収。
流石に竿を垂らして何の手ごたえも無かったらテンション下がるよなぁ。。。

次は何か釣らせてあげたいなぁ。小魚でいいんだけど。

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コロナの感染者が増え続けていた時期の外出だったので多少の不安はあったが、まぁ、例によってソーシャルディスタンスと手指の消毒を徹底していたので、何事もなく帰ってこられた。

まぁ、ノビノビと、という訳にはいかないが、こうやって少しずつでも息抜きをしていきたいものである。
特にチビに色々な経験をさせたり、知的好奇心を養うのにまたとない時期でもあるので、できるだけ色々なチャレンジをさせてあげたいと思う。