札幌出張【2】(2021/08/05~08/06)
空港から快速エアポートで札幌へ。そこから地下鉄で数駅、数日間をお世話になる民泊に到着。
この宿に宿泊するにあたり一つ悩ましいことがあった。
冒頭に書いたが、仕事の期間が前倒しになってこの期間の宿泊費が会社負担となった。そのこと自体はラッキーなのだが、本来この部屋は会社にお忍びで自腹で手配した民泊だ。
出張は現地移動と帰宅を客先訪問日隣接した日に行う、という暗黙の了解のようなものがあるので、お忍びで手配した部屋だということがバレバレな領収書を提出してケチが付くのではないか、と言う危惧である。
本来ならキャンセルして普通のビジネスホテルを手配し直せば間違いはないのだが、キャンセル料は負担したくない。さりとて、会社に確認しようにも説明がしづらい。
出発前まで悩んだが、結局そのまましれっと提出してしまうことにした。万一NGだったとしても、元々自腹のつもりだったのだから諦めもつく、ということで。。。
(※そのまま提出したら特にお咎めなく精算してもらうことが出来たので、結果的に杞憂だった。)
そんな(自分的に)いわくつきの宿なのだが、今日から5日間ここに世話になる。
建物は単身者向けマンションで、フロントなどはなく、入口にチェックイン用のタブレット端末が設置されていた。
もちろん無人である。自ら端末を操作してチェックインと鍵の受け取りを行う仕組みだ。
オーナーが空き部屋を民泊として活用しているらしく、チェックイン端末と連動するキーボックスは複数設置されていた。
部屋は2Fの一室であるが、エレベーターがなかった。高々1フロアだが、このところ肩を痛めていて、重たいスーツケースを持ち上げるのに殊の外骨が折れた。。。
部屋はごらんの通り。窓が二重窓になっているのが北海道らしい。
ベッドが3台設置されて広々としている。家族3人で押しかけても対応可能なキャパシティだが、結局1人で使うことになったので、ちょっと持て余しそう。。。
敢えて民泊にそのまま泊まることにしたのは、水回りは一式揃っているから、と言う理由もあった。
今回の出張は長期戦である。毎日外食という訳にもいかないので、自炊設備があると意外と助かるのだ。
キッチンには食器や調味料が置かれていて、自由に使っていいらしい。一応コロナのご時世なので、食器の一つ一つにラップがかけられていた。
洗濯機も置かれている。洗剤もあるので好きな時に洗濯できるのがありがたい。
着替えは洗濯して着まわす前提の分しか持参していない。大いに活用させてもらうつもりだ。
荷物を置いて一息ついてから、一頻り仕事をこなす。明日の作業も16日の作業もまだ一部詳細が決まっていないという見切り発車での来訪だったので、話がまとまってくれていることを祈りつつメールを開くと、未決だった部分は調整がついた旨のメッセージが入っていた。
まぁ、もはやプチ単身赴任モードなので、延期になってここを根城に仕事する、なんていうのも面白そうではあるんだけどもw
明日の準備を済ませて、夕食に出かける。宿は札幌の中心部からはやや離れた場所にあるので、周囲は住宅街になっている。知らない街を散策するのはとても楽しい。
スマホで近所の店を調べてどこへ行こうかあれこれ思案したが、結局マクドナルドで済ませることに。これがいつもの自分であるw
マクドナルドに着いたら19時50分だった。まん延防止措置のため20時で閉店らしく、あまり時間がない。
落ち着いて食べられないから持ち帰りにしようかとも思ったのだが、宿まで少し離れている。できればポテトは揚げたてが食べたいw
店員に質問するとまだ大丈夫ですよ、ということだったのでイートインで注文。席について食べ始めるが、ほどなく蛍の光が流れてきた。
ぽつぽついた客たちがバラバラと立ち上がっていなくなり、いつの間にか自分1人だけに。
しかも、嫌がらせ(するつもりはないのだろうと信じたいが)のようにスタッフが店内の清掃を始めて、落ち着いて食べられない。
追い打ちをかけるかのように、このタイミングでS君(あとで、別のS君が登場するので、本記事では以下「音S君」とする)から連絡。
電話口の向こうで、もう札幌に着いているなら今から会いに行く、と言っている。まぁそれは願ってもないことだが、土地勘のない場所にいるので、自分の居場所の説明が難しい。ハンバーガーをむさぼりつつ、口八丁手八丁で居場所が伝え、どうにか待ち合わせ場所が決まった。
それと同時にどうにか食べ終わったが、食べたものの味が全く分からなかった。持ち帰って食べればよかった。。。
食事後、待ち合わせ場所に移動。ほどなく到着した音S君と合流。
音S君とは十数年ぶりの再会だ。それなりにオッサンになっているが、案外昔と変わっていなかった。
8日に再度遊ぶ予定なので、積もる話はその時にということで、今日は挨拶だけ。
彼の車に乗って近所をドライブしながら、軽く小一時間ほど近況報告して解散。
2021/08/06
既に述べたとおりこの日は仕事。少しくらい散歩したかったので、客先の最寄り駅より一つ手前で降りて散策。
仕事は順調に終わらせることが出来た。
仕事が片付いたら、かつての職場の同僚であるS君(音S君とは別人。紛らわしいので職S君とする)から、晩御飯のお誘いがあった。もちろん行きます!
職S君も5年ぶりくらいの再会である。彼も変わっていなかった。みんな元気にやっているようで何より。
連れて行ってもらったのが、彼の知り合いがやっているという「八の木」というラーメン屋。またしても閉店間際の来店となってしまった。
既にラストオーダー後ということだったが、知り合いのよしみということで特別に開けてくれた。ありがたい。
職S君と会話が弾んで写真を撮り忘れてしまったが、味噌ラーメンを食べた。実にうまいラーメンだった。
それから、戻りの車の中で近況報告などをしあって、宿まで送り届けてもらって解散。