石巻・浦戸諸島巡り【12】(2024/03/30)

かねたの牛タン定食:


さて、時間は15時。今日はこの後仙台市内のホテルへチェックインして、そのあと仙台の夜の街をブラつきつつ、我々の旅にしては珍しく贅沢をして牛タンを食すことにしている。今回の旅が始まる前にカミさんにその意向を伝えたところ、意外にも、じゃあ行こうかと賛同が得られたのだ。カミさんの判断基準は未だによく分からない。だからこそ毎度毎度提案をしなければならないのだが・・・。

それはさておき、行こうと思っている店は前回の仙台訪問の際にも食べに行った東山を考えている。人気店なので相当に混雑すると思うが、塩竃から仙台までは1時間ばかりなので、チェックインを済ませてから出向けば、夕食時よりちょい早めに店に入れると思う。

というわけで仙台方面に車を走らせる。途中、卸町にある仙台中央卸売市場に差し掛かったところに、牛タン直売の看板を見かけた。走行中に見かけたので自分はちらりとしか見ていなかったのだが、カミさんが、その店で食事もできるらしいよと声を上げた。

カミさんとしては、直売所ならその辺の店で食べるよりも安価に牛タンにありつけるのではないかと思ったらしい。牛タンといえば大抵薄っぺらく輪切りにスライスされたものをイメージすると思うが、東山の牛タンは肉厚で食べ応えのあるものだった。仙台まできて薄っぺらい牛タンを食べてもしょうがない。この店が提供しているものがそれだったらがっかりする。

その看板ではそこまで分からなかったので、カミさんにネットをチェックしてもらった。それによるとこの店でも肉厚な牛タンが提供されていて、定食が1200円くらいからの価格で食べられるらしい。それならいいか。

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その頃には、JR仙石線の宮城野原駅の辺りを走っていた。ほどなく楽天のホーム球場であるモバイルパーク宮城の横を通りかかった。今日は楽天のホームゲームの日らしく、観客がスタンドに鈴なりになっているのが見えた。

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そこからUターンしてその直売所に向かう。店はかねたという、海苔や珍味を扱う業者が経営しているらしい。店内に入ると持ち帰り用の牛タンが冷凍ケースに並べられていた。店舗の奥の方に食事スペースがあるのが見えるが、社員食堂のような簡易的な感じだ。ここでも、どうせだからもっとちゃんと雰囲気のあるところで食べたいなと思ってしまった。

が、それ以前に店内での食事は17時からで、まだ食べられないそうだ。今は16時前なのでまだ1時間ある。カミさんは、そのままここで1時間待って食べようよと言っているが、さすがにそれでは時間が勿体ない。少し考えてホテルのチェックインを済ませて戻ってくることにした。

直売所からホテルまでは車で15分ほど。荷物を置いて一息ついてから出発かな、くらいに考えていたのだが、ここの駐車場が立体式で車庫入れに時間がかかり、それからチェックインで無料券の使用を宣言したのでその調整で時間がかかり、部屋に荷物を置いて再び出るまでに時間がかかり、再び立体駐車場から車を出すのに時間がかかり・・・で、気が付けばもう開店の10分前だった。

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取り急ぎかねたの直売所に戻る。着いた時点で17:10の少し前だったが、既に沢山の車が停まっている。この店は先にレジで注文をするスタイルで、そのレジに6、7人くらい並んでいる。ちょっと出遅れただけでこれか。

しかも自分らの前に並んでいたのが、ほぼ同着で先を越された7人ぐらいのグループで、何やら盛大に注文している。同席している息子夫婦の嫁と思しき人が、自分たちの分は幾らですか?と聞くと、その両親と思しき老夫婦が、楽天勝ったから今日はいいよ、なんてやり取りをしている。楽天勝ったら牛タンおごりか。

で、お会計をした後、そのグループが一角のテーブルを占拠してしまったので、カウンター席しか空いていなかった。狭い店なんだから、大人数で来るなら他の店にしてくれたらいいのにと思った。まぁ席が確保できただけマシか。とりあえず着席。水はセルフサービスで、取りに行こうとしたら、その7人グループが先に水を汲んでいてなかなか順番が回ってこない。

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カウンターの真ん前は調理場で、ガラスで仕切られた向こう側でスタッフが肉を焼いていた。が、そのスタッフが2名くらいしかおらず、右往左往している。この分だと7人グループの分が作り終わってからウチらの番になるだろうから、結構待たされそうだ・・・。

案の定、たっぷり30分待たされてようやく自分らの分ができあがった。フードコートのように番号が呼ばれて自ら受け取りに行くスタイルだ。

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牛たん定食。これは自分がオーダーしたものだ。ちゃんとした厚切りの牛タンが3枚と、牛テールスープにご飯を大盛りにして1600円。焼きたてなので柔らかく焼けた肉を堪能することができた。同じものを東山で食べたら2000円。その価格差をどう捉えるか。

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カミさんが注文したのがねぎ塩牛たん丼、790円。こちらは丼にするためか、薄切りの牛タンで作られていた。スープなども付いていないのだが、自分の注文したものとシェアする前提だからこれでいいらしい。カミさん的には肉厚の牛タンよりも、薄切りの方が食感が好みだそうだ。

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そしてチビは定番のお子様ランチである。お子様ランチでもちゃんと肉厚の牛タンが入っている。おもちゃ付きで600円。レジでもらったハンドスピナーを早速くるくる回して遊んでいた。チビは牛タン初チャレンジ。どういう評価を下すかと思ったら、おいしい!と大絶賛だった。贅沢者めw

自分らが慈しみながら牛タンを味わっていると、レジの辺りががやがやし始めた。楽天の勝利に気を良くした観戦者の御一行だった。なんと30人くらいの群衆で押しかけている。少しは店のキャパを考慮できないものかね。店の人たちは嬉しい悲鳴を上げながら、1人増員の3人がフル稼働で右往左往していた。

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というわけでチビの牛タン初体験も無事に済んでそのままホテルに戻る。そういえば、チビが宿に宿泊するのは2020年以来。それなりにしっかりと物心がついてからの宿泊は初めてではないだろうか。広いベッドに感動している。こら、ベッドの上で跳ねるな。

部屋に戻ったら、すぐにシャワーを浴びると言い出した。散策は?と聞くと、もう疲れたからいいとのこと。ちょい残念だが、まぁ自分も花粉にやられて目が真っ赤になっているから、お風呂で汗と花粉を流してのんびりしよう。

風呂から上がって一息ついたらもう就寝。時間は21時。ホテルでの就寝としては異例の速さだった。

Posted by gen_charly