新木場界隈【2】(2010/02/07)
こちらは京葉線205系。長らく京葉線スペシャルだったが、後に武蔵野線にも同じデザインの車両が導入されている。
ズームを使ってホーム端からこんな写真も撮影できるようになった。
こちらは209系かな、E231系かな。ちゃんと確認しなかった。。。
次に来たのが205系の試作車編成。即窓が一段降下式ではなく上段下降下段上昇タイプになっているのが特徴。現在は引退して富士急で活躍中。
いつの間にか女性の車掌や運転手を見かけることが増えてきた。戦後の鉄道はムサい男の仕事場という印象が非常に強かったが、やはり女性が乗務していると穏やかな雰囲気になる。今でこそ就職先としての違和感は以前ほど高くないと思うが、さりとてこういう子たちがみな鉄子という訳でもない。
乗務員室にいるとそれなりに視線を浴びると思うし、えげつないシーンへの立ち合いが必要になることも避けて通れない。どのような心持ちで業務に当たっているのだろうか。
それからスカイブルーの201系。京葉線の開通当初はこの色だった。行先が京葉線となっているのは上総一ノ宮辺りまで遠征する(ので方向幕が作られていない)車両とかだったのだろうか。今となっては記憶にない。
ふと背後を見ると数人が線路の向こうに向けてカメラを構えていた。この人たちは鉄道車両の撮影に来たわけではなく、、、
富士山を撮っているのだった。折角なので自分も撮影に加わった。しかし空気が澄んでいるなぁ。
それから程なく太陽が向こうの山に沈んで空が暗くなってきた。カミさんとの待ち合わせ時間も近づいてきたので、この辺で打ち切って豊洲へ移動。
再び有楽町線ホームに戻る。
新木場駅で発車を待っていたのは西武の6000系のアルミ車だった。なぜかアルミ車は地の色を隠してグレーで塗装されている。
それから東武50000系。伊勢崎線系統を走る50000系と比べるとわずかに車両寸法が異なっているそうだ。見た目では分からないが。
フラッシュもかなり明るく光る。これなら結構暗い所でもそこそこ明るい写真が撮れそうだ。
そして豊洲駅で有楽町線内用の7000系。帯がイエローのままになっている。鉄道ファンの世界に足を踏み入れて割と早々にこの車両や千代田線の6000系を知ることとなったが、営団地下鉄の車両はなんてあか抜けた車両が走っているのだろうかと思った車両だ。と言ってももう30年以上前の車両なので流石に古さを隠しきれなくなってきているが。
個人的には7000系と言えばこの色の帯である。副都心線に入る7000系はなんか茶色を混ぜたごちゃごちゃとした帯の色になっていて、凄く残念な感じがするのだ。
ほどなくカミさんと合流し夕食を取った。自分はこの後更に別件の用事があったので食事を済ませたらすぐ解散。
その用事のために中野へと移動した。予定の時間より少し早めに着きそうだったので中野坂上駅で途中下車。
中野坂上から丸ノ内線の方南町支線が分岐するのだが、ここにあてがわれている車両は02系の80番台という方南町支線スペシャルが割り当てられていて、02系でありながら3両編成となっている。
方南町支線は中野富士見町駅の先にある丸ノ内線の車庫への引き上げ線を活用した路線である。池袋から中野富士見町駅まで直通する列車があるので途中の中野新橋と中野富士見町の両駅は6両編成が停まれるホーム長を有しているのだが、終点の方南町駅だけは長らく3両分しかなかったので支線内折り返し運用の車両もずっと3両編成で仕立てられていた。
丸ノ内線と言えば以前は500形というサインカーブが美しい名車が走っている路線だった。車庫への引き込み線な訳だから本線の500形とかも入線可能だし、500形には両運転台の車両もあるので3両編成を組むことも別段問題ない筈なのだが、何故かその当時も銀座線の2000形を転籍させて赤色に塗り分けて運用に当たっていた。車両の幅が異なるためドアにステップが取り付けられておりこの支線専用である。
現在では方南町のホーム拡張工事がようやく完了して6両編成が入線できるようになったため、このシーンも過去のものとなった。