名阪撮り鉄ツアー【7】(2007/11/25)
2007/11/25
前日寝しなに飲んだ鼻炎薬の効果は絶大で、慣れない人の家での就寝にもかかわらず朝まで大爆睡だった。
気が付いたら9時を回っていた。既に起きていたI氏から起こされて起床。鼻かぜもすっかり回復していた。
こちらへ引っ越してきて以来、車いじりが出来ないので、手慰みにガンプラを作ってみた所ハマったらしい。
コタツの上には何体ものプラモデルが並べられていた。
というか、昨晩自分はこのコタツを拝借して眠ったのだった。上にこれらが乗せられていたかどうかは既に記憶がないが、よくこんなものを載せたコタツで眠ったものだ。恐らく大爆睡で身動き一つしなかったのかもしれない。壊さなくてよかった。。。
まぁ、どれもI氏の作品らしく非常に細かいところまで作り込まれていたが、度肝を抜かれたのがこれ。
2つ上の写真の左下の辺りにも写っているが、手前に置いてある棒はつまようじである。
このサイズの人形にこれだけ精密に色付けできるなんて、どんだけ手先器用なんだ。。。そのうち米粒に般若心経書き始めるぞ、この人w
自分がいくら頑張ってもこの人には叶わないな、と痛感させられた。
今日はI氏の行動計画も考慮に入れて日程を組もうと思っていたので、自分的には終日フリーである。
I氏に今日はどうします?と聞くと、ちょっと買い物に行きたいけど、それ以外はあまり考えてないから好きなところ付き合うよ、とのこと。
じゃあドライブでもしましょうか、ということで、浜名湖をぐるっと周回しつつ、I氏の買い物に付き合ってそれから戻って解散、という流れになった。
自宅を出てまずは浜名湖の周囲をぐるりとドライブ。ドライブと言えばその周辺の見所なんかを見て回るのが一般だが、我々が車に乗るとあくまでドライブが主体となる。ドライブしながらダラダラととりとめのないことを話すのがいつものパターンだ。
なので、どこにも立ち寄ることなくひたすら淡々と進んで一周してきた。
それからI氏の買い物に付き合った後、ふと遠州鉄道の写真を撮りたくなった。そのことをI氏に伝えると、じゃあ終点かなぁ、というので、遠州鉄道線の終点がある西鹿島に行ってみることになった。
I氏の予想どおり西鹿島駅には車庫が併設されていた。停まっている車両をカメラに収める。
30形。
ホームに入線してきたのは1000形。団体とあるが、何かイベントでもあるのだろうか。
奥の車庫に停められていたのが、2000形(左)と30形(右)だった。この30形というのが割と長期にわたって増備が続いた車両だったので、車両によっていくつかの差異が生じている。特に後期に製作された車両は前面デザインが大きく変更されていて、それが見られたらいいな、と思っていたのだが、残念ながら出庫中の様で見ることが出来なかった。
そして、この駅は天竜浜名湖鉄道の乗換駅でもあるのだが、こちらも暫く列車の到着予定がなく収穫無し。記念に入場券のみ購入。
と、ここまで撮影してぼちぼち残り時間もわずかとなった。半日余りのドライブはこれにて終了。I氏を自宅に送り届けて、また会いましょう、という挨拶を交わしたのち、浜松へ戻りレンタカーを返却。
駅に着いたのは19:00丁度頃。ちょこっとお土産の手配をしたりしてからホームへ移動し、やってきた列車に乗車。
前述のとおり、ひかり424号である。喫煙車しか空いていなかったが、自分は喫煙者なので問題なし。
とはいえ満員電車の喫煙車である、どれだけアヘン窟と化しているのか戦々恐々としたが、着席してみたら意外にも煙草をくゆらせている人は少なかった。
タバコは吸わないけれど、禁煙車が満席だったので仕方なく乗ってる、という人も多そうだ。
なんか、その雰囲気の中で1人モクモクと煙を立ち昇らせることに気兼ねして、結局自分も我慢した。
そうこうするうち、列車は品川に差し掛かった。と、その途端、あちこちからライターで着火する音とが聞こえ紫煙が立ち昇り始めた。降りる前に一服、ってとこだと思うが、皆考えることは同じなんだな、と思った。
もちろん、みんながくゆらせ始めたから、自分も気兼ねなく一服させてもらった。そして無事東京に到着。こうして久しぶりの撮り鉄の遠征ツアーは幕を下ろした。
(おわり)