伊豆ドライブ【1】(2019/06/29)
自分が使っている携帯電話のポイントを使わずに放置していたら、いつの間にか結構溜まっていて、有効期限が迫るものも出てきた。
そのポイントは宿泊施設の支払いにも使えるらしいので、予算消化的にどこか行こうという話になった。
程よく近い所で、ということで伊豆がターゲットになった。
伊豆にちょこちょこ出かけている義兄情報で、西伊豆の雲見温泉がお薦めという情報を入手。そのポイントでの支払いが出来る宿を探してみると何件かヒットした。
当初は土日の休みを使って1泊旅行のつもりだったのだが、出発直前に翌月曜も休みが取れたのでもう1日延泊して2泊3日の旅となった。
2019/06/29
朝自宅を出発。まず向かうは伊豆長岡の「いちごプラザ」。おいしいイチゴでもあれば買いたい、ということだったが、結局売られていたイチゴには手が伸びなかった。理由は忘れた(多分いつものカミさんのセンチメントだと思う)。
敷地内にあった「大福や」のいちご大福がおいしそうだったので購入。すぐに店先でかぶりついた。
その辺のスーパーとかで見かける大福の2倍くらいの大きさがあり、めちゃめちゃ食べ応えがある。チビも無心にほおばっていた。
それから次に向かったのが、大場の伊豆・村の駅の中にある「THIS伊豆しいたけバーガーキッチン」。
ここはカミさんがぜひ行きたいと希望していた店である。ここからだと少し戻る感じになるが、まぁ、しょうがない。
村の駅の一画にはなぜか一抱えもある大きさのハマチやマグロのフィギュアが置かれていた。カミさんが店内を散策している間に、チビとハトヤごっこをやって遊ぶ。
カミさんがざっと一回りして戻ってきたら、ランチタイムとなった。THIS伊豆しいたけバーガーキッチンの店で売られているのは、もちろんしいたけバーガーである。他に三島コロッケバーガーというのもあったので、一緒に注文してみた。
コロッケバーガー(写真左)は、ホクホクのジャガイモのコロッケが挟まるハンバーガーで、安心して食べられるおいしさ。
そして、これがしいたけバーガーである。しいたけのハンバーガーなど聞いたことがない。お肉が挟まっている筈の場所に、巨大なしいたけのフライが鎮座している。
肉厚のしいたけはジューシーで食べ応えばっちり。新鮮なしいたけなので、臭みもない。動物の肉を食べた訳でもないのに大満足だった。
カミさんと二人大絶賛である。
腹が満たされたところで、ぼちぼち今日の宿に向かう。
雲見温泉は伊豆半島の南西、松崎町に位置する温泉地で、あまり有名な温泉地ではないが、鄙びていて、温泉も良質という話を義兄から聞いての訪問である。
今回手配した宿は「自湧泉」という、いかにも良泉が湧いていそうな名前の宿である。ここで2泊お世話になる。
当初は期限切れが迫るポイント消化のためだったので、1泊素泊まりのつもりだったのだが、前述の通りもう1日休みが取れたので、折角だからともう1泊追加させてもらった。
流石に2泊素泊まりは切ないので、2日目は2食付けてもらった。
ということで、今日は食事が出ないので、晩御飯を考えなければならないのだが、地図で見る限り雲見温泉の温泉街の中に興味を惹かれる食事処がなさそうだったので、スーパーで手配して宿で食べることにした。
集落内にはスーパーも無いっぽいので、手前のマックスバリュで調達。両日とも2食付けておいた方がよかったか。。。
雲見の集落に入る。両側に山が迫る谷あいの小さな集落であるが、建物は山の中腹までぎっしり建てられている。車は宿から少し離れた駐車場に停めるようになっていた。
民宿と銘打たれているが、ちょっとした旅館のような風情ある佇まいである。
チェックインを済ませて2階の部屋に通される。
部屋は和室。居心地の良さそうな部屋に、ホッとする。
部屋に子供用の浴衣が用意されていた。早速着させてみるが、写真を撮る間もなく部屋内を駆けずり回ってあっという間にはだけてしまう。
大人しく着ていられなさそうだったので、結局いつもの服に戻してしまった。
晩御飯にはまだ早いので、まず風呂をいただく。お風呂は小ぢんまりとしているが、もちろん温泉だ。あったまるー。
のんびり堪能して、それから夕食。缶チューハイで乾杯。何年振りかのアルコールだ。案の定、3分の1も空けないうちに顔が真っ赤になる。
酔いが回るとすぐに眠くなるたちなので、もう何もする気が起きない。
布団はセルフサービスとのこと。テーブルを片付けて布団を一面に敷くと修学旅行みたいでなんか楽しい。
チビを21時前には寝かさなければならないので、早々に電気を消す。電気を消したらすぐ寝てしまった。