伊豆ドライブ【3】(2019/07/01)
2019/07/01
例によってカミさんとチビは朝風呂を堪能しに行った。自分は引き続き惰眠。。。
朝食の時間になったので、布団を片付ける。朝食も部屋食である。
夕食は部屋食でも朝食は食事処で、という宿が多い中で珍しいパターンだ。メニューは定番の品々が並んでいる。旅館の食事はご飯がお櫃で来ることが多いが、好きなだけ食べられるのがまたうれしい。
食事を済ますとほどなくチェックアウトの時間である。
2日間お世話になった宿の皆さんにお礼を言って、宿を後にする。
チビが手にしているのは、神宮に野球を見に行った時に同行者につられて買った応援用の傘である。カミさんに余計なものを買って、と怒られるかと思ったら、チビに丁度良いということで事なきを得た傘だ。
案の定チビは気に入って使っていた。この日はあいにくの天気だったので、宿の人にこれ見よがしに自慢をしているシーンであるw
今日は伊豆市にある東京ラスクの工場でラスク作りの体験をして帰宅というコースだ。
車を松崎方面に走らせてほどなく、石切り場のようなところが見えた。そこへ上る階段もあり特に封鎖されている風でもなかったので、ちょっと見に行ってみることにした。
階段を登ると雲見霊廟の4文字が掲げられていた。霊園的なもののようだが、そこに見えているのは石切り場である。もしかしたら観光地的な見所なのかと思って更に立ち入ると、石切り場跡の先にテラスのようなものがあって、そこで行き止まりだった。
周囲にはお寺の墓地にあるような普通のお墓が並んでいて、ここがどういう場所であるかを説明するようなものは見当たらなかった。
あくまで地元の人用のお墓のようだ。そういう場所だったので、上の写真以外の撮影は自粛した。
ただ、石切り場跡自体は、鋸山の石切り場などと比べるとささやかながら、十数mの高さまで垂直に切り立った切羽の様子など、なかなか圧巻だった。
それから、沢田公園の露天風呂に再訪してみた。前回訪問した際には台風で全壊して営業休止になっていたが、ちゃんと許可を経て建てられた建物ではなかったことから、再建がややこしくなってしまい復旧できるか微妙、という話を聞いていた。
だが、階段や建物はちゃんと建て直されており、無事再建を果たせたようである。
今回は見に来ただけで、時間的に入浴はしなかったが、いずれまた入りに来よう。
港近くの食堂などが入った建物の前にあったオブジェ?
本物!?・・・じゃないよね。
なかなかリアルに作ってあって、一瞬放射能で巨大化したサザエかと思ったw
それから山を越えて伊豆市方面へ。途中グリーンヒル土肥で小休止、ソフトクリームがおいしかった。
で、東京ラスクの工場に到着。
店内には売店があり試食が充実。が、お土産は後回し。まずはラスク作り体験教室の受付を済ませる。600円だったかな。
体験教室の時間まで30分ほどあったが、会場の近くにキッズルームがあったので、そこにチビを放流して時間つぶし。
案の定、遊びに夢中になってしまい、開始時間が近くなっても動いてくれず、剥がすのに苦労した。
会場に入ると、家庭科の教室みたいにテーブルが並んでいる。今回の参加者は我々だけだった。平日だけに閑散としているが、おかげでスタッフも丁寧に教えてくれる。
バンダナを頭にまいて、ボールにパンを入れる。それから溶かしたバターと砂糖を入れてよくパンになじませる。
チビは物怖じせずチャレンジするが、すぐ飽きる。半分くらいはカミさんが一人で頑張っていた。
よくなじんだら、プレートに並べてスタッフに渡すと、オーブンで焼いてもらえる。
焼き上がりを待つ間、出来上がったラスクを入れる紙袋にマジックでお絵描き。10分くらいで焼きあがる。
出来上がったものをその紙袋に入れて渡される。体験はこれでおしまい。なんか混ぜて焼くだけだな。こんなの体験させてしまっていいのだろうか、という気がしないこともないが、まぁ言わないでおくのが粋ってやつだろう。
出来上がったラスクは室内の一画で食べることができる。
サクサクに仕上がったラスクは自分たちで作った達成感も加味されてとてもおいしかった。
ちなみにバンダナは持ち帰ってよいそうだ。いいお土産になった。
短い時間だったが楽しかった。
最後に店内を散策して、いくつかお土産に購入。そして帰宅。
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シーズンオフ、というかシーズンのはざまの週末で、天候のせいもあるかもしれないが、どこも空いていてゆったりと観光できたのがうれしかった。
今まで伊豆には何度も行っているが、チビを連れて行ったのは初めてだ。チビがいるのでおのずと行先も変わり、今までノーマークだった見どころが開拓できて、新しい伊豆の魅力を見つけられた気がする。
そうすると、行ってみたいところがあっちにもこっちにも・・・あるのだが。