金沢出張【1】(2019/11/16)
職場から金沢出張を命じられた。丁度良く?月曜の作業だそうだ。金沢と言えば弟一家が住まう街である。どうせなら顔出しに行くか。と連絡したところ、丁度作業前の土日は空いているということだったので、カミさん、チビ同行で金沢に遊びに行くことにした。
2019/11/16
出張なので、交通費精算が必要となることから、移動手段は珍しく公共交通機関だ。
初乗車となる北陸新幹線で金沢へと向かう。そしてチビの新幹線デビューである。
9時すぎに東京駅に到着。我々を金沢へと運ぶ、はくたか号はすでに入線していた。
列車に乗り込み金沢駅までしばしご歓談。
自分が子供のころ、一関への帰省で東北新幹線を良く利用した。親が指定席料金をケチるので毎回自由席である。しかも大宮から乗るので大抵満席で、通路とかで過ごすことが多かった。新幹線のドアは窓が小さいので、自分の身長では窓の外を見ることができない。外は見れないし、3時間近く立ちっぱなしだし、であまりいい思い出がない。
それに比べれば、チビはなんと恵まれていることだろうかw
窓際にかぶりつき、飛ぶように流れていく外の景色を食い入るように眺めている。
新幹線早い?と聞くと、そんなに早くない、と答えた。何と比較して?
チビが飽きるんじゃないかと思い、折り紙を持ってきている。果たしてその読み通り、だんだんじっとしていられなくなってきたので、満を持して折り紙を渡して、好きなものを折らせて過ごす。
どうにか気を紛らわせながら金沢に到着。
駅ビルの8番らーめんで昼食を取って、まず向かったのが21世紀美術館。
天気は微妙だが雨は降っていない。
まずは外のオブジェと戯れる。ブドウの房のような形をしたオブジェは、中で声を出すと反響するのが楽しいようで、キャッキャ言っていた。
それから館内に移動。
館内は有料の美術館と、自由に入れるお土産コーナーや体験学習施設などがあった。
美術館はすごい人気で長蛇の列ができている。それを見て入館は早々に諦め。何が展示されているのか事前勉強もしてないしね。
無料エリアをブラブラしていたら、工作教室のようなものを見つけた。声をかけたところ、ついさっき最後の回が終わってしまった、ということだったが、特別に体験させてもらえることになった。
お題目は色々な丸いものに色を付けて紙にスタンプの要領で模様を作る、というものだった。
セロテープの芯や、ヤクルトの空き容器などと絵の具が渡されて、スタッフのお姉さんが横でアシストしてくれる。貸し切りだからこそだと思うがありがたい。
好きな色の絵の具を出しては段ボールのパレットで混ぜ合わせていく。
最初のうちは色々な素材のスタンプを楽しんでいたが、やがて色を混ぜ合わせることに夢中になる。パレット上には色を混ぜすぎて何とも言えない色合いのものが出来上がっている。好きな色を混ぜたらもっと好きな色になるわけじゃないんだよなー。
しまいにはスタンプ素材に塗る作業すらすっ飛ばして、筆で直接紙に塗り付ける。苦笑するお姉さん。目的と手段がごっちゃになってるw
お姉さんは頑張ってスタンプへの誘導を試みるが、チビが頑ななのに嫌気がさしたが、そのうちどこかに行ってしまった。
30分ほどで完成したようだ、というか堪能したようだ。
至って満足気である。よかったね。親は少々気疲れしたが。。。w
それからもうひとしきり館外を散策したあと、徒歩で金沢城公園までお散歩。
時間が夕方に差し掛かっていたので、どうも終了の時間が近いらしい。
来た、と言っても何が見たい、というのもなかったので、見れそうなところを適当にブラブラしながら散策。
そのあと、道向かいの兼六園。。。はもう閉園時間だったので、その横の茶屋の一つに入って抹茶のソフトクリームを食べた。
程よい時間になってきたので、弟に電話。受け入れ準備OKということなので、移動。
弟の子供たちは、突然家に女の子が遊びに来たとあって、かなり戸惑っている感じだった。面識あるのにね。
そのそっけなさと言ったらw
チビはチビで、どうやったら輪の中に入っていけるか探っているようでやっぱりぎこちない。
まぁ、そんなもんだよね。と大人は大して気にも留めず談笑して、程よく就寝。