筑波山に登ろう・2【2】(2020/10/03)
ということで、無事山頂に着いた。チビも達成感に満足げな表情をしている。
頂上に着いたので、お楽しみの昼食休憩の時間だ。
空いている一画に陣取って準備を開始。チビのリュックから食材を取り出す。
ごらんの通りジャンクな食べ物が並ぶが、軽く持ち運びしやすいからと、登山のたびにインスタントラーメンを持ち込んでいる。
欠点はかさばることと、荷物が多いと圧迫されてカップや麺が壊れるリスクがあることくらいか。なので今回はチビに任せることにしたのだ。背中からひっくり返ったらアウトだったが。。。
下山時のゴミを減らすために、以前はカップヌードルリフィルを持参していたが、最近は面倒になって普通のカップ麺になりがちだ。
しかも手配をカミさんに任せているので、近所の激安スーパーで売られている、企画モノの売れ残りみたいなものになることが多い(処分特価で売られているから)。
今回はカップヌードル抹茶だそうで、ちょっとどんな味なのか想像できない怖さがある。販売されている以上、それなりにおいしいとは思うが。。。
ちなみにコーンポタージュはチビからのリクエストだそうだ。
じゃがりこはお湯で溶いてポテサラにする。もはや良く知られた調理法ではあるが、チビにやって見せたら感動していた。
子供でもこういうのに感動するんだね。
ちなみに、カップヌードル抹茶、確かに抹茶の味だった。決してまずくはないが、シーフードのカップヌードルとお茶を一緒に口に入れた時のような感じで、あんまりよいハーモニーは奏でられていないような気がした。よく企画したな。
食後に口直し?にコーヒーを飲んで、リラックスタイム・・・とするはずが、チビはいたって元気。ケーブルカーの駅の上の展望台に行きたいとカミさんにせがんでいる。
カミさんが渋々付き合って展望台に向かっていった。自分は引き続きまったり・・・しようと思ったら、暫くして戻ってきて、今度はパパと行きたい、とせがまれた。何故に?
今度は自分が連れ出される。まぁ、展望台からの景色を堪能できたからいいか。
その足で山頂広場にある土産物屋にも連れて行かれる。あ、何か買わせようとしているな。と思いつつついて行くと、オカリナ買ってー、と言われた。オカリナ!?
山に登ってわざわざオカリナを買ってもなぁ。観光地価格だし。
オカリナを吹いてみたいなら、ちゃんとした楽器を買ってあげた方がいいだろう、ということで、それとなくはぐらかしてしまった。
旅の思い出なんだから買ってあげてもよかったような気もするが。
さて、ぼちぼち先に進もう。
筑波山は男体山と女体山の二つの山頂がある。今いる広場はその丁度中間の谷のところにある。
折角なので、女体山の山頂を経由して展望台を眺めてから下山しようと思う。
20分くらいかけて、女体山頂に到着。ここには筑波山神社の本尊がある(男体山の方にもある)。
無事登頂完了できたことを報告し、合わせて下山の安全を祈る。
さて、この女体山の背後にせり出す岩場が展望台になっている。非常に景色の良いところだが、周囲が切り立っているので、チビを連れて歩くのを躊躇してしまう。
チビがうっかり足を踏み外すとか、登山客にぶつかって落とされるとか、考えただけでお尻のアタリがムズムズする。
とはいえ折角来たのにこの景色を楽しまずに帰るのは勿体ないということで、カミさんがチビを連れて展望台に立ち、それを少し離れたところにいる自分が撮影することになった。
若干曇りがかっているが、ごらんの通りの絶景である。
最先端の場所はこんな感じである。親としていかにハラハラする場所かお判りいただけるだろうか。
順番待ちもあったので、さらっと撮影。
引きで写すとこんな感じ。ソーシャルディスタンスはどこへ行った?という密集ふり。。。
ちなみにチビがへたり込んでいるのは、戻りの時に気がそれてちょこっとだけよろけてしまい、それをカミさんが少し口調強めで窘めたので、腰が引けているせいである。
さて、これにて下山を開始するが、チビの体力が心配だ。見た感じまだまだ元気そうだが、養老の滝の時にも書いたが、体力をセーブしながら行動することが出来ないので、どこで力を使い果たして終了となるか分からない。
このすぐ近くから麓に降りるロープウェイが出ているので、いざとなればロープウェイで下山も可能だ。カミさんの意見も聞いてみようと思いロープウェイの話を出したら、うっかりチビに聞かれてしまった。
案の定ロープウェイ乗りたいー、と騒ぎ出した。多少疲れたからと言うのもあると思うが、乗り物好きなので興味をひかれているらしい。
親心としてはできるだけ下山までやりきって達成感を味わわせたい。見た感じまだ足腰はしっかりしているようなので、チビに途中疲れて動けなくなったら乗ろうね、とごまかして下山を開始することにした。
ロープウェイに途中駅はないので途中から乗ることはできないんだけど。
万一途中でエンコしちゃったら、後は自分がおんぶするしかない。おんぶしての下山は流石に怖い。なので、休憩が長くなってもいいので最後まで自分の足で降り切ってほしい。
果たしてどうなることやら。