小笠原上陸 - 21(2008/09/15)
— 波との闘い —
という訳で南島を後にして一行を乗せたボートは一旦二見港方向に戻るように進み、父島と南島の間の小島が沢山浮かんでいる辺りに向かいました。
上の写真はそこに行く途中で見つけた岩。
カミさんが指差して「あれ、カエル岩って言うんだよ」って言うので、そんな名前の岩あったっけかな~、と思ったのですが、確かにカエルがじっとしているようにも見えます。
で、写真を撮ったら、、、
「ウソだよ~w今思いつきで言っただけだよ。」
・・・・・(#^ω^)
今日からこの岩はカエル岩と命名しますっ!w
で、そこから少し行ってボートが止まったので何をするのかなぁと思ったら、ここでちょっとひと泳ぎタイムにするそうです。
カミさんは嬉々としてフィンを足につけて海にザブン。
原付は船酔いしそうでしなさそうな感じで、海に入って酷くなったら嫌だったので、船の上でまったりとしている事にしました。
ま、カメラマンに徹するのも悪くないものです。
照一さんが「浮き輪使う?」と言って渡してくれた浮き輪をつかんでますが、このあとすぐ離してしまって、徐々に沖合いに流されていく浮き輪。。。
ボートの上で照一さんが、「浮き輪使ってないじゃん。。。」といって笑ってます。
その間にも浮き輪はどんどん流されていってしまうので、堪りかねた照一さんがカミさんに、
「浮き輪使わないなら、持ってきて!」
それを聞いて、あわててカミさんが取りに行きます。
10分ほど各々自由に泳いで、集合命令がかかったので、全員ボートに戻ってきました。
上がってきたカミさんに浮き輪のことを聞いたら、海入ってみたらとりあえず使わなくても大丈夫だったので、船に繋がってると思って、手放したらしいです。。。
ちゃんと確認しましょう。
全員がボートに上がったのを確認して再び出発。
今度は島をまわりこむように進んで東海岸へ。
イルカを探しながら進んで行き、見つかったらそこでドルフィンスイムタイムとなるそうです。
父島南東部の天の浦あたりかな?
天ノ鼻(てんのはな)と呼ばれる辺りでしょうか??
巽崎を少し回りこんだ所??
100m近い垂直の絶壁になっています。
島の東側はこんな感じにガケになっている荒々しい地形が比較的多いようです。
巽島かな???
立派な海食洞が発達してゾウの鼻みたいになっています。
さっきからずっと疑問形になっているのは、この辺でだんだん眠くなってきてしまい、ウトウトして、ふと目が覚めたときに興味のある景色を見つけては写真を撮って、またウトウトして、を繰り返していたので、イマイチどの辺の写真なのか分かっていないからです。。。
気がつくとボートは初寝浦の辺りまで来ていました。
イルカはなかなか見つからないようです。
「居ない時は、本当に居ないんだよねー。。。」
とは、照一さんの弁。
そうこうしていると、ボートの無線が鳴って、巽島のほうで2頭見つけて、初寝の方に向かっているとの情報が入ってきました。
「あちゃー、巽島かー。も少しゆっくり来たら見れたのにねー。。。」
照一さんは、そう言った後少し間を空けて、ボートを再び発進させて、北初寝の入り江まで来たところで、投錨しました。
ボートに積み込んだクーラーボックスからタッパーを取り出してみんなに配りました。
「イルカが巽から初寝に来るまでに時間が有るから今お昼ごはんにしちゃおう。」
という事で各々タッパーを開けると、
特盛り弁当の登場。
他のツアーは弁当なしで持参するものが多いのですが、ここはほかより1000円高いものの、弁当付きでした。
出港前にお昼を仕入れられるか分からなかったので、弁当付きのツアーを探した訳ですが、弁当は持参でも良かったかも。。。
「原付さん、大丈夫?食べれる?」
食べますとも!
照一さんは原付が船酔いしていると思って心配してくれているようですが、まだ酔っている訳ではないので、実は食欲は満々です。
でも、ちょっと量が多すぎかなぁ。。。
揺れるボートの上で完食しましたが、他のメンバーはカミさん含め少し残してしまったようです。
食事後は少しお昼休み、という事で、また自由時間となりました。
今度は、照一さんも海に入ってました。
この辺はサンゴが発達していて、とても綺麗な色をしています。
海の底にはサンゴが沢山あるのが手に取るようにはっきり見えるのですが、これでも水深7mくらい有るそうです。
陸の崖っぷちの所にヤギが走り回ってました。
(写真中央のほんのちょっと右側に白茶のヤギが居るの分かりますかね~?)
ヤギなどを写した後、原付は、まぁ、当然という感じで、お昼寝タイム。。。
しかしボートは錨で固定されているだけなので、錨を中心に右に回ったり、左に回ったり。。。
屋根はついているのですが、足は強烈な日差しにいい感じに焼かれまくって、いい加減熱くなってきたので屋根の影になる方に足をずらしてウトウトすると、すぐにボートの向きが変わってしまって、足を向けてる方が今度は日向になってしまい、また熱くなって目が覚めてしまいます。。。
足を右にしたり左にしたりしながら無理やりウトウトしていると、みんながボートに上がってきました。
「じゃ、行こうか。」
という事で、再びボートを発進させて、まずは東島の方へ。