神戸出張【5】(2022/12/05)
目の前には近代的な団地が広がるが、
そのすぐ裏手はこんな具合である。用水路のような小川が流れ、その周りに水田が広がっていることからも分かるとおり、ここは谷戸である。
今いる場所はかつてこの谷戸の谷頭があった場所と思われる。
その谷の谷底に降りて集落の里道を歩く。一車線の田舎道、こういう道大好き。
意外にも外の畑で畑仕事に精を出している地域の住民と思しき人を沢山見かけた。
で、緩やかに下っていくと、武庫川に阻まれて谷戸が終わる。その部分に県道が通っている。
そこから振り返った景色がこんな感じだ。こうしてみると、ニュータウンが丘の上に切り開かれていることが良くわかる。
武庫川の橋を渡り、工業団地の中を通り抜けて新三田に到着。5キロ程度の道のりだったようだ。
新三田と言えば、宝塚線(福知山線)の各駅停車の終着駅の一つである。それだけにそこそこ発展している街並みを想像していたのだが、案外駅前はそれほど発展している感じでもなかった。
ここから宝塚線に乗って三田に戻り朝の散策は終了。それから今度は着替えて現場に出発。
まだやや歩き足りなかったので、ホテルを早めに出て現場に向かう道のりも歩いてみた。こちらは4キロほどの道のりだった。都合9キロ。いい具合の疲労感である。
さて、午後から現場での作業開始。だが、元々一日でやろうとしていた作業を半日でやるのは流石に無理があった。結局作業が終わらず、もう一泊追加になってしまった。
客先を出たら雨が降っていたので、タクシーで帰ることにした。丁度ひょうご旅クーポンが支払いに使えるタクシー会社があったので、その会社のタクシーを呼び、それで支払いを済ませた。そして経費精算にて現金化。
それはさておき、ドライバーがサッカーワールドカップの話を延々としていた。相当楽しみにしている様子。だが、自分はサッカーは興味がない。適当に聞き流したが、ステレオタイプな関西人のイメージそのままな感じのドライバーだった。
宿泊先は1日目と同じホテル。同じプランなので、またクーポンを3000円分貰った。折角頑張って消費したのに。
こういうのを有難迷惑と言う。