神戸出張【３】（2022/12/04）

と言うことで須磨で下車。暫く行き交う車両を眺めながら、お目当ての車両がやってくるのを待った。

６０００系。山陽電鉄のニューカマーである。デザイン的には５０００系のキープコンセプトのような感じだ。

５０００系その１。以前、山陽電鉄を撮影しようと思ってこの辺りを散策したことがある。その当時は３０００系が主流だったせいか、この形式はなかなかやって来なくて撮影に苦労したものだが、現在ではこれが主力形式となっており、簡単に撮影できた。

５０００系その２。赤帯のデザインが微妙に異なる所に注目。この形式はかなり長期に渡って増備が行われたため、細々したところで設計に差異がある。

そして３０００系アルミ車。これもまた今までなかなか巡り合えなかった車両である。これまで見かけたのは３０００系の鋼製車ばかりで、アルミ車になかなか遭遇できずにいた。なくなる（まだ当面先とは思うが）前に撮影しておきたいと思っていた車両だったので、幸いである。

さて、先を急がねば。ここからＪＲ須磨まで歩く。と言っても駅は道を挟んだ反対側なのでほぼ近接している。

ＪＲ須磨の反対側は目と鼻の先に砂浜が広がっている。夏は大いに賑わいそうだ。
神戸線で新長田まで戻り、地下鉄海岸線に乗り換え。

５０００形。海岸線の車両はこの一形式だけなので、いつでも撮影できると思って後回しにしていた車両である。

で、三宮・花時計前まで乗車し、そこから神戸新交通ポートライナー線の貿易センターへ。まずい、、、暗くなってきた。
足早に歩いて貿易センターまでやってきたが。。。

神戸新交通２０００型。日没に間に合わなかった。。。
ポートライナー線はゆりかもめなどと同様、駅のホーム全体がガラスで覆われているので、フラッシュ撮影ができない。

ということで、これは諦め。
そして撮り鉄散歩はこれでお開き。三宮へ戻り荷物を回収して、谷上を経由して宿泊先の三田へ。

ホテルにチェックインを済ませたら、兵庫県の旅行支援としてクーポン券を３０００円分貰った。
このクーポンは対象の県内でのみ有効で、よその県では使えない。そのうえ有効期限が２日程度と非常に短い。

なので、その場でパーっと使い切ってしまうしかないのだが、使える店を探すのがまた一苦労。Ｗｅｂの特設サイトにアクセスしても店の名前と住所と簡単なジャンルしか書かれていないので、土地勘のない人間からすると、どこにあってそこで何が買えるのかがよく分からないし、それを探すのに割く時間も勿体ない。

一応、ざっとチェックしたら案の定、三田市内にはあまり使える店がないらしい。和菓子屋とかの名前があるが和菓子はいらんのよね。
宿泊中の飲み物や部屋での軽食なんかに使えるのがベストだが、駅前にある阪急系のスーパーは対象外。おい、使い道がないじゃないか。

白々しく言ったが、多分それが狙いなんだろう。こういう施策をやるやらないは政治家や役人に見返りがあるかどうかで決まる。減税とか直接給付の方が国民は嬉しいがそれではリターンがない。でも、こういうシステムを作れば、その運用を行う企業や、印刷などを行う業者などを儲けさせることが出来る。それは巡り巡って自分らへのリターンとなる。

だからこういう仕組みを作る。作れば国民にいい顔も出来る。でも出来るだけ使いづらいものにする。国民が使わなければカネが出て行かない。そういう訳だ。
悔しいから何かしらには使い切ってしまい所だが。