仙台出張【2】(2023/05/15)
青葉城:
2023/05/15
この日は前述のとおりホテルの部屋で終日リモートワークとなっていた。
起床後、業務開始時間まで少しくらい散歩しておこうと、フラっとホテルを出た。
ホテルを出て西に進み、東北大の所から広瀬川を渡る。ここは霊屋下という広瀬川が蛇行して半島状になった場所にある住宅地である。
当初はこの辺まで見たら戻ろうと思っていたのだが、意外にあっという間に着いてしまったのでまだ時間がある。
そこでもう少し歩いて仙台城址(青葉城)と伊達政宗の銅像を見に行ってみることにした。
大手町から大橋という橋で広瀬川を三度渡り、少し進むと仙台城址がある。とは言っても、城跡は山の上にあるので山登りをしなくてはならない。
意を決して登り始める。ここ数日体をあまり動かしていなかったので、坂道にとりついて程なく息が上がり始める。気温は20度前後で決して暑くはないのだが、体温の方が急上昇して汗が出始めた。
でもここでだらけたら運動不足解消のための散歩の意味がなくなってしまうので、必死に登った。
一頻り登っていくと城の石垣が見えてくる。上り坂は石垣のてっぺんと同じ高さまで続いているので、ゴールはまだまだ先。なかなかの急勾配で参る。
顎を出しながら登り詰めると、宮城県護国神社の鳥居が見えた。ここをくぐってもう一頻り階段を登ると城跡がある。
城跡はこのような感じである。
基礎杭が建てられていた場所に石が置かれ、城の間取りが分かるように地面の色が変えられていた。
それぞれのエリアに、そこが何の部屋だったのかが描かれている。
そして奥の方の広場に伊達政宗公の銅像が立てられていた。これを見に来たのだ。
背後を振り返ると崖下に仙台の市街が広がっていた。流石東北第一の都市だけあり、高いビルやマンションがひしめいている。
国際センター駅:
ふと時計を見ると業務開始時刻までもうあまり時間が無くなっていることに気づいた。じっくり散策できないのが名残惜しいが、とりあえず下山。
下山してそのまままっすぐ進むと、地下鉄東西線の国際センター駅がある。
地下鉄東西線はその殆どが地下区間となっているのだが、この国際センター駅の付近で広瀬川を渡るために地上に顔を出している。そのため撮影の名所として有名らしい。
仙台市交通局もそれを認識しているのか、駅建物2階のオープンスペースに展望デッキが設けられている。そこから広瀬川を渡る東西線が良く見えるということで、通称お立ち台と呼ばれている。
自分もそこへ行って撮影をしようと思ったのだが、2階へ上がる階段は閉鎖されていて外から上がることが出来なかった。仕方ないので周囲をうろついていたら、1階の線路に面したところも多少撮り鉄御用達っぽい広場があった。
今日は平日なのでここで鉄道写真を撮っている人なんかいない。貸し切りで列車の到着を待った。
ということで仙台市交通局2000系だ。
架線がややじゃまだだが、まぁ形は分かるのでいいか。
ここでタイムアップとなったので朝散歩はおしまい。地下鉄で仙台に戻り、あとはホテルで終日仕事した。