東京~横浜&新宿【2】(2010/02/13)
それからJRのホームへ移動し停まっていた251系を撮影。成田エクスプレスもいつの間にかE253系に切り替わってしまったのでこの車両も過去帳入りである。デビュー後間もない時期に旅行へ行く際に乗車したが、外見のシックさとは裏腹に車内はあまり快適ではなかった。窓が小さいので外の景色は見づらいし、座席は固定でリクライニングもしない。なのに特急料金取られてるのですが、と思ったものだ。
そして横須賀・総武快速線E211系。近郊型もとうとう4扉になってしまったのか、とデビュー当時にがっかりした記憶がある。この車両ももはや風前の灯火である。
それから新宿駅へと向かった。新宿では小田急線のホームでロマンスカーハントをした。
まずは50000形VSE。ロマンスカーと言えば連接車と前面展望が代名詞だが、20000形で連接車をやめて30000形では前面展望もやめてしまったので、小田急はロマンスカーをやめてしまうのだろうか、と心配になったが、その後こうして再び復活したところを見ると、運用の実情に合わせた方針変更だったようだ。
こちらがその30000形EXE。箱根を目指さない特急は通勤利用が多くその用途に前面展望は不要だろう、ということのようだ。
また相模大野駅以西では乗客も減るため、4両+6両で分割できるようになっており、えのしま号とさがみ(あしがら)号が併結可能なようになっている。
で、連接をやめちまったあんちくしょうが20000形。御殿場線へ直通するあさぎり号を連絡急行から特急へと昇格する際に、JRも371系を製造することになったため設計を合わせたものであるらしい。
その代わりと言ってよいのか分からないが、パノラマビューではあるものの前面展望は不採用となり、またロマンスカーの代名詞である連接構造もやめてしまった。代わりにという訳ではないのだろうが、編成中央にダブルデッカーの車両が2両連結されるようになった。もちろん小田急としては初のダブルデッカー車である。
あさぎり号への使用がメインではあるが、小田急線内の特急で使用されることもある。ロマンスカーらしさから一歩後退した感もあって一抹の寂しさを感じぬこともないが、それでも小田急の特急列車の一翼を担うにふさわしい作りになっている。
ただし、後年になって施行された交通バリアフリー法によって、ハイデッカー構造が規制をクリアできなかったため、もう一つのハイデッカーロマンスカーの10000形と共に登場から20年ほどで引退となってしまった。
そしてこちらがJR東海の371系だ。20000形ははこね等の運用にも入っていたので小田急線内で見かけることも多かったが、371系は1編成しかないうえあさぎり号専属だったため、あまり見かけることのなかった車両である。
最後にJR新宿駅に移動して特急車両の撮影に勤しんだ。新宿駅の特急ホームは通勤各線のホームから少し離れていて乗り換えという点では若干不便なのだが、離れている分閑散としているうえホームに喫煙所が設けられていて自分のような喫煙者にとってはちょいちょい一服しながら列車の到着を待つことが出来る非常に居心地のよいホームであるw
で、最初が185系200番台ホームタウンとちぎ。
E351系スーパーあずさ。
再び185系200番台あかぎ。
E257系かいじ。
485系日光。
251系スーパービュー踊り子
と言った具合である。251系は登場して結構な年数が経つが、何故かこれまでちゃんと撮影していなかった。ここへきて初めての撮影である。
最後に東京臨海高速鉄道70-000系を撮影。この車両は209系の一族だが東京臨海高速鉄道が所有している。70-000系と書いて「ななまんけい」と読むらしい。その辺都営線の車両形式の読み方と共通している。