紀伊半島と浜松のドライブ【9】(2023/07/26)
そして、次が今回の旅行の最後の見どころ。同じ浜松市内にある楽器博物館の見学である。自分もチビも音楽に縁のある日々を送っている。なので一度見てみたいと思っていたのだ。で、
・・・休館日だった。なんてことでしょう。そう言えばこちらの博物館は休館日を調べるのをすっかり忘れてしまっていた。とはいえよりによって休館日に当たるか?
と言うことで見られずじまい。
浜松科学館 みらい~ら:
こんな締まりのない終わり方で旅を締めくくるわけにはいかない。ここから歩いて数分の所に浜松市の科学館があるので、そちらを見学しに行こう。
浜松市の科学館はみらい~らという名称だ。最後の「ら」は静岡弁で「~だ」と言う意味だそうら。
入館料は大人600円。子供は300円だったかな。時間は既に16時を過ぎていて閉館が17:30なので1時間ちょっとしか見る時間がない。そのために600円払うのはやや躊躇われたがこの際仕方なし。
ちなみに館内で特別展が開かれているらしく、そちらを見学するためには別途200円が必要になるとのことだったが、そこまで見て回る時間はないので常設展示部分の入館のみとした。
カミさんはちょっと疲れたから2人で行ってきて、と言うのでチビと2人で入館。
館内では定番のサイエンスショーなども行われているらしいが、もちろん全てのプログラムは終了済である。
科学館と一言にいっても科学の基礎的な物、例えば発電の仕組みとか、磁石の仕組みとか、といった物から最新のシミュレータまで展示物は幅広かった。チビはこうしたものをすぐにやって見たがるのだが、その割に早々に飽きる傾向がある。もう少しこうしたもののしくみに興味を持ってくれたら親としては嬉しいのだが、まだちょっと早いか。
浜松は楽器の街でもあるので、シンセサイザーを応用したような展示物もあった。そうしたものは少し興味を持ってやっていたような気がする。
意外にも展示がボリューミーで、じっくり見ようと思ったら開館から閉館まで丸1日楽しめそうな施設だった。朝から来るなら600円出す価値のある施設だと思う。今日は駆け足での見学となってしまったがまた来る機会があることを願いたい。
と言うことで、いくらかまともな締めくくりになっただろうかw
竜洋海洋公園 しおさいの湯:
最後に風呂に入って帰宅である。浜松の市街地近郊には温泉施設がないので、海岸沿いにある竜洋海洋公園に併設されたしおさいの湯へと行ってみることにした。温泉ではないが料金は大人360円、子供150円と銭湯よりも安い。今時こんな廉価にお風呂に入らせてくれるところも珍しい、ということで選んだお風呂である。
温泉ではないということだが、お湯にカルキ臭さもなく気持ちの良いお風呂だった。
さて、3泊4日のドライブもぼちぼちおしまいである。明日も休みではあるが出張の準備をしなければならないので今日中に帰宅したいところだ。まぁ浜松からならそれほど時間はかからないだろう。
と言うことでこれにて帰宅する旨をカミさんに話したら、もう一泊するつもりだと思ってたと言われた。言われてみれば今回の旅行の計画はざっくりとしか伝えていなかったな。自分も気持ち的にはもう1日2日あちこち回ってみたい気もするのだが、明後日の出張の準備もあるので今回ばかりはそうもいかない。
帰りは東名を使った。かなり久しぶりの東名だが完全にトラック専用道路になっていた。
行けども行けども周りにはほとんどトラックばかり。途中、牧之原SAに入ったらトラックターミナルと化していた。
こうした状況で軽自動車の自分はかなりアウェーな感じだった。なかなか追い越しの終わらないトラックにやきもきするが、いかんせんアウェーなので我慢するしかない。
夜半過ぎに帰宅し今回の旅行が終わった。
(おわり)