四国・山陰初日の出 - 1(2008/12/30)
— また病気が始まった。。。 w —
2008年の冬休みは例年より長く、9連休となりました。
もっとも、原付の部署は、年末の棚卸に参加しなければならないので、8連休だったのですが。。。
で、折角8連休なんだから、初日の出を見がてらどこかに行こうとカミさんと話していたのですが、ちょっと前に九州に出かけたのもあって、今回は伊豆とか近場で済ませよう、と言う事にしていました。
棚卸が終わって、28日は一日ダラダラ過ごして、29日は一日かけて車を洗車。
で、車を洗車している間中、どこ行こうかとずっと考えていたのですが、考えているうちに去年の年越しで行けなかった高知の先端、足摺岬に急に行きたくなりました。
自宅に戻ってカミさんに相談すると、さすがに難色を示していましたが、何とか説得出来たので、今年の年越しも去年に続いて2度目の四国にという事になりました。
じゃあ、ということで、カミさんに「早速今晩出かけようか」と話すと、明らかに表情が曇りましたw
(そりゃそうだ。。。w)
カミさんは、予想していたよりはるかに遠くに出かける事になったと言う事と、旅行の準備を何もしていなかったので困っているようでしたが、思い立ったらすぐに出かけたくなるのはもはや原付の持病w
その辺、カミさんも承知している様で、言ってもしょうがないと思ったのか、おもむろに準備に取り掛かりました。
出かける準備をしている間に、他に回る所を考えていたのですが、折角なので、広島や山陰の方も行ってみようと思い、天気を見てみると、山陰地方は雪が降っているらしいので、タイヤをスタッドレスに替えることにしました。
とは言っても、時間は既に夜の10時を回っています。
カミさんも準備が大体終わっていたようだったので、手伝ってもらう事にしました。
こんな夜中にタイヤ交換をする奴がどこにいるんだ、という話も有りますが、何度も書いていますが、夜のほうが高速のETC割引が効くのでなるべく夜のうちに出発したかったのです。
一時間ちょっとかけて、何とかタイヤ交換が終わったので、部屋で一休みしてから出発です。
— スパイク乗ってワンダバダ~ —
首都高は、この時期、この時間だけにガラガラ。
途中渋谷の辺りは若干交通量がありましたが、それでも渋滞というほどのものではなく、程なくして東名に。
なぜか夜中の運転は眠気が襲ってこないので、気が付くと結構走ってたりするのですが、途中牧の原SAに立寄っただけで、後はひたすら運転。
6時を過ぎる頃に名古屋を通過し、この頃からやっと眠気を感じるようになってきたので、去年同様少し先の養老SAで仮眠をとる事にしました。
既に後部座席は収納して、布団を敷いていたので、そのまま布団に一直線。
—-
10時ごろに目が覚めて、カミさんも起きてきたので、朝食を取ることにしました。
中京地区だけに、メニューには味噌カツやらきしめんやら名物が並んでいます。
ということで、カミさんはきしめんと炊き込み御飯のセット。
原付は味噌カツ丼を注文。
いつも書いていますが、サービスエリアの食事にはあまり美味いものが無いので、期待せずに食べるとまぁまぁいけますw。
食事を済ませたら、再び出発です。
京都を抜けると、大阪市内は若干渋滞しているということで、吹田ジャンクションから、中国自動車道と、阪神高速北神戸線を経由して、明石海峡大橋へ。
何度か通っていますが、トンネルを抜けると、いきなり橋、というのがカッコいいです。
この橋は世界最長の釣り橋ということで、橋を吊る主塔ははるか見上げる高さです。
高さは298m有るそうです。
若干雲が多くて周りの景色は靄っていますが、眺めは最高です。
数分で渡りきって、淡路島へ。
ガソリンがなくなってきたので、淡路島SAで給油。
ここも何度か来ているので、トイレ休憩と給油だけで出発。
淡路島はそのまま縦断し、鳴門海峡大橋へ。
この辺で雨がぱらついてきました。
カミさんが頑張って橋を写してくれていたのですが、窓ガラスについた雨粒にフォーカスが当たってしまい、ぼやけた写真になってしまいました。。。
鳴門海峡大橋を渡ると、まず、大毛島に上陸します。
大毛島を通過すると、再び橋を渡って四国本土に上陸です。
高速側はコンクリート橋ですが、併走する一般道の方はつり橋になっています。
本土と島を隔てる海峡はご覧のとおりなかなか狭小です。
さて、四国に無事上陸し、昨年は徳島でラーメンなどを食べたのですが、今回は早めに高知方面に向かいたかったので、一旦鳴門ICで下車後、国道11号を経て徳島自動車道へ入り、高知方面にひたすら向かっていきます。
高知では、明神丸の鰹のタタキがもう一度食べたかったので、真っ直ぐ明神丸へ。
高知市内には夕方5時ごろ到着しました。
ところが。。。
市場に入ってみると、忘年会でもやってるのか、用意されたテーブルというテーブルが軒並み満席。。。
大層な大混雑です。。。
相席でもいいのでテーブルが空かないか暫くウロウロしたのですが、空いている席を見つけて、声をかけると、「ここは人がいるのでダメです。」の嵐。。。orz
それでも辛抱強く10分くらいウロウロして、やっと空席が出来たのを見つけてダッシュで陣取り。
向こうから後参者のオバちゃんのグループが席めがけてダッシュしてきたのですが、カミさんのほうが一歩早く、無事着席できました。
ふぅ。。。
と言うことで、二度目となる、タタキ定食。
原付は前回とは違うものにしようと思って、しゃきとろ丼をチョイス。(右下)
カミさんは前回と同様、みぞれ丼を注文。
期待に胸を膨らませて、一口目。。。
・・・・・・期待しすぎたか、前回のような感動が沸いてきません。。。
全体的に騒がしかったのと、となりのテーブルに座っていた家族が、(たぶん禁煙中の)お父さんがつい気が緩んで、お母さんがいない隙に一服した事を娘にチクられてしまい、娘とお母さんで非難GoGo!
原付には耳の痛い話だったからか、その様子が気になってしまったのかも知れません。。。
ほっといて頂戴!Orz
でも、カミさんも「なんだか以前の感動が沸いてこない」と言っていたので、味が落ちたのかも。
ついでに市場をウロウロしていたら、揚げ物を閉店セールで安売りしている店があったので、年越しそば用に2パックほどゲット。
さらに別の店で去年は気が付かなかったのですが、焼きサバ寿司が売られていて、こちらも値引き中だったので、明日の朝食用に一つ購入。
市場を後にして外に出ると、既にあたりは真っ暗になっていました。
この辺で風呂に入ろうと言うことで、ガイドブックを眺めていたら、市内から比較的近い所に「高知市鏡文化ステーションRIO」 という名前の温泉があったので、そこに行ってみる事にしました。
市内から車を30分ほど走らせて、温泉に到着。
電気がついていないので、やっていないのかと思ったら、温泉は地下にあると矢印が出ていたので、案内に従ってスロープを下ると、一番下のところで、エアロを擦ってしまいました。。。
やたら急な坂だったので、そんな気もしたのですが、これ以上先には進めそうにもないので、バックで上まで戻るハメに。
非力なスパイクを暴走族のようにウンウン吹かしながらジリジリと後退。
辛い道のりでした。。。
で、何とか上に戻って駐車場に車を停めて、風呂道具を持って、今度は徒歩で下に下りてみると。。。
お休み。。。Orz
Oh!なんてこったい。。。
エアロ擦り損です。(><)
まぁ、言ってても仕方が無いので、再びガイドブックをめくり、今度は、「土佐路はるるの湯」 という温泉に行ってみる事に。
念のため電話してみると、営業しているそうです。
ナビを設定しなおして、ナビの案内ではるるの湯に向かう途中、「土佐ぽかぽか温泉」 という看板を見つけました。
そっちの方が近そうだったので、目的地変更。
ナビで検索したら登録が無かったので、割りと最近出来た温泉のようです。
看板の矢印を頼りに無事到着。
風呂は広かったものの、いわゆるスーパー銭湯的な風情で、子供やらじいさんやらイモ洗い状態で浸かっていたので、あまり落ち着けませんでしたが、でもまぁ、旅の垢も落とせたし、それなりに満足でした。
さて、風呂も上がって、後は寝床へ一直線。
今回の宿泊予定地は足摺岬に程近い、道の駅「めじかの里」 です。
・・・ですが、高知市内から足摺方面は高速が通っていないので、国道をひたすら走っていくしか有りません。
まぁ、交通量もそれ程無く、ノロノロ走行のジモティにも遭遇せずに済んだので割と快適なコースでした。
そのせいか、
なんと平均燃費19キロオーバー達成!!
2003年に北海道に行った時でも18.8キロだったので、新記録達成です。
途中、「ビオスおおがた」 という道の駅が有ったので、ちょっと立寄って小休止。
さらに国道56号線を爆走。
ウソです。ちゃんと程よい速度で走ってますよ。
(じゃないと、上の燃費は出せません。)
そこから15分程で四万十市に到着。
ここからは国道321号線に入ります。
川の土手沿いを走ったり、若干心細い道ですが、暫く走ると、片側一車線の快適な道になります。
30分ほど走ると足摺岬への入口に到達します。
ここをそのまま通過してちょっと行くと、本日の目的地、「めじかの里」に到着です。
時間は既に12時を回り、12月31日大晦日です。
いそいそと寝床を準備して布団にもぐりこみました。