ギリギリ北海道【2】(2003/09/12~09/13)
五稜郭とラッキーピエロとハセストと:

函館といえば五稜郭だが、自分もカミさんもあまり興味がなかった。とはいえ函館に来て五稜郭に行かないのも何かと思い、折衷案として五稜郭タワーに登って、上空から眺めてお茶を濁すことに。99年の旅行の時もそうだった気がするが考えないことにするw

展望台から五稜郭の特徴的な星型になった濠と敷地が一望できる。幕末から明治維新辺りにかけての激動の時代にもっと興味が持てれば、こうした建造物も一層楽しめるのだと思うが、なんかあの辺の時代は色々ありすぎて、登場人物も多いのでイマイチ覚えきれない。
登場人物が多いと途端に興味がなくなるのは、昔からの悪い癖だ。キン肉マンもドラゴンボールもあまり興味が湧かない子供だったのだから、筋金入りである・・・。

所詮花より団子、ということで、カミさんからここからほど近いところにあるラッキーピエロという店に行ってみたいとリクエストがあがった。なんでもGLAYが函館にいたころに行きつけだった店らしい。
それなら行ってみようとやってくると、平日にもかかわらずとても賑わっている。何を食べようかと相談して、ソフトクリームを2つ注文。暑いしね。味は普通にうまかった。だが後で改めて調べてみたら、ここのおススメはハンバーガーだったらしい。よく見ると上の写真のロゴにも「HAMBURGER」と書かれているではないかw
GLAYはたまに聞いていたが、ファンといえるほど好きなグループでもなかったので、下調べは全くしていない。そのせいか店内の様子とかは全く覚えていない。もしかしたらメンバーの写真とか、サイン色紙なんかが飾られていたのかもしれないが記憶にない。
そうこうしているうちに夕方になった。夕食をどうするかという話になり、S君に函館のおススメを聞いてみた。暫くして届いた返事に、ハセスト(ハセガワストア)の焼き鳥弁当はうまいよー、と書かれていたので、それを食べてみることにした。
行ってみると、店は一昔前のコンビニエンスストアのような空気感が漂っていて、近頃の大手コンビニの店舗にはない懐かしさがあった。独特なのはレジが店内の真ん中にあることで、そこで調理なども行っているらしく、焼き鳥のいいニオイが店内に充満していた。そのニオイに食欲を刺激され、店内の散策もほどほどに焼き鳥弁当を2個注文。注文を受けてから焼き始めるスタイルで、できあがるまで少し待たされた。ご飯が盛られた弁当箱の上に、焼き上がった焼き鳥が串に刺さったまま載せられて渡された。そうきたか。
暖かいウチに食べたかったので、車に持ち帰りそこで開封。写真に撮っておらず恐縮だが、お弁当はご飯の上に海苔が敷かれて、その上にねぎまの焼き鳥(といっても、肉は鶏ではなく豚)が2串乗っている。串から外されていればどんぶり飯のようにがっつけるが、串に刺さったままなので、ご飯とおかずの焼き鳥みたいな食べ方になる。
まどろっこしかったので途中で串から外して食べたら、焼き鳥丼というか豚丼というかそんな感じの食べ物になった。焼き鳥は塩だれでなかなかの美味しさだったが、ちょっと味が濃かった。
函館山:
食後は函館山に100万ドルの夜景を見にいくことにした。ただ日が暮れるまでにもう少し時間があったので、先に風呂を済ませることになった。
前回入った谷地頭の市営の温泉がなかなかいい湯だったので、今回もそこにしようとやってきたら定休日だった。仕方ないのでナビで周辺の温泉を検索したら湯宝という温泉が、お湯がいいとオススメされていた。土地勘がないのでそこでいいんじゃない、とか言いながら走り出したが、湯宝は市街地を挟んだ反対側の、函館空港の近くにある施設だった。結果、往復にかなりの時間を要してしまった。お湯は良かったのでまぁ良しとしよう。
風呂から上がって函館山に向かう。すっかり日が暮れて夜景を見るのにいい時間になってきた。麓の駐車場に車を置いて、ロープウェーで山頂へ。
函館は本土と函館山の間の細まった陸地の部分に、市街地が展開している。夜に箱館山からそれを見ると、陸と海の境目がはっきりして、宝石を散らしたかのような絶景が広がる。カミさんは初めて自らの目で見る夜景に感動していた。連れてきてよかった。
うっとりと景色を見続けていたが、北海道の9月はもう秋が深まり始めている。日が暮れると気温がぐんと下がり、昼間の格好のままでいると寒さで泣きを見る。山を吹き抜ける夜風が寒くてたまらず、ひとしきり堪能したところで下山。
小樽周りで札幌を目指す:
これでこの日の観光は完了。明日はS君の結婚式当日なので、これから札幌へ向かう。途中どこかの道の駅で仮眠し、翌朝札幌入りするつもりだ。披露宴は11時からなので、もし早く着きすぎたら、札幌の市街地でも散策して時間を潰す予定。
で、函館を出発。函館から札幌へは苫小牧経由と小樽経由の2つのルートがある。苫小牧経由の方が距離が短く道も走りやすいので、そちらを利用するのが一般的だが、そっちは過去に走ったことがあったので、まだ走ったことのない小樽経由で行ってみたくなった。
上述のとおり、明日は披露宴という大事なイベントが控えている。常識的に考えれば、イベントに備えてなるべく早く寝た方がいいに決まっているのだが、当時の自分は冒険心の方が勝ってしまい、小樽周りのルートの方を選んでしまった。昨日もほとんど寝てないというのに。
2003/09/13
案の定、小樽周りのルートは走れども走れども札幌に着かない。また途中の長万部から先は、街らしい街もないのでひたすら暗い夜道だ。当然、眠くなってくる。でも明日のことを考えたら、せめて小樽の手前くらいまでは進んでおきたい。道程を楽しむ余裕もなく、ひたすら眠気と戦い続けるドライブはちっとも楽しくなかった。
結局、午前3時を回って眠気が限界に達し、ようやく見つけた道の駅いわないでギブアップ。道の駅は積丹半島の南の付け根に位置する、岩内町という町にある。まだ小樽はだいぶ先だ。こんなことで明日の式に無事参列できるのだろうか・・・。