沖縄社員旅行【5】(2005/09/17)

浜辺の茶屋:


ということで再びの島グルメタイム。少し早いが浜辺の茶屋というカフェでおやつである。もちろんYちゃんのリクエスト。
斎場御嶽から海岸沿いに南下していくと浜辺の茶屋がある。

20050917_134202

昼時は過ぎているがおやつには少し早い時間帯と言うこともあり、この店も待たされる事なく席へ案内された。
我々をカップルだと思ったらしく海に面した雰囲気の良いカウンターへ案内してくれた。まぁ普通そう思うよな。ある意味役得。

20050917_131507

自分はチーズケーキ、Yちゃんは三色のアイスクリーム。アイスの種類は忘れてしまったが、色からしてバニラ、抹茶、紫芋、だろうか。

20050917_132020

そしてドリンク。これも何を頼んだか忘れてしまった。。。この映えな配置はYちゃんの発案。自分ではこうはいかない。

目の前は遠浅の海。潮が引いているので海底だった場所が遠くの方まで露になっていた。これはこれで味わいがあるが満潮の時間帯にやってきたら更に南国ムード満点なカフェが楽しめるのかもしれない。いや、これはこれで絶景である。南国の海と空をぼんやり眺めながらスイーツに舌鼓を打って小休止。店があまり混んでいなかったこともあって少しのんびりとさせてもらった。

 

玉泉洞:


休憩も挟んで本日の観光もクライマックス。次に向かったのはおきなわワールドである。沖縄文化に触れることの出来るテーマパークだが、目当ては施設の一角にある玉泉洞だ。玉泉洞は沖縄きっての大鍾乳洞である。浜比嘉島を例に出すまでもなく、洞窟があったら行ってみたくなるのが男の子と言うものであるw怖じ気づいたけど。。。

沖縄に来た以上その文化に触れることも大事だとは思うが、夕方に食事会が控えているなか他の見どころも消化していかなければならないことを考慮するとじっくり見学する時間がない。

一応そう言う訳なので洞窟しか行かないよ、と言う話はYちゃんにもしてある。彼女もそこは問題ないとのこと。

20050917_140917

と言うことで洞窟へ進入。洞窟と言えば入口が狭く、細い通路を潜り抜けた先に大広間があるような印象だが、ここはいきなり大広間が広がっていた。洞内は妙に生暖かくて湿っている。洞窟は寒い場所と言う先入観で入ったので最初もの凄い違和感を感じた。

だが、このサービス精神にあふれる鍾乳石の数々はどうした。これほどまでに見事な空間とは思わなかった。

20050917_141151

別のエリアには剣山を逆さまに取り付けたのではないかと思うほど鍾乳石が密集しているところもあった。
本土の鍾乳洞でこれほどまでに密な鍾乳石が見られる鍾乳洞は入ったことがない。

20050917_142156

洞内には地下水の水路がありライトアップされていた。ブルーのライトはちょっとあざとい感じもするがこれまた神秘的な光景である。

一周して外に出る。照り付ける陽射しに思わず目を細める。外は相変わらず熱気が強烈だが、時折吹き抜ける風がまとわりついた湿気が飛ばしてくれて暫くは快適だった。だが、車に戻ったら冷房を全開にしたのは言うまでもない。洞内がもう少し涼しければねぇ。。。

 

首里城:


本日の観光もいよいよ次でラスト。沖縄観光の定番中の定番首里城である。ここを見ないで沖縄を語れるかと言う話で。
ただ定番観光地なので、ネットにも記事は沢山ある。自分の拙い文書よりはるかに読み応えのある文献も多いので、当方は細かい解説は省略する。

20050917_161216

まずは守礼(しゅれい)門。2000円札に描かれている門であるが、当の2000円札はあまり流通されていなかったせいか、ここ最近はまず見かけなくなってしまった。時代のあだ花的なお札であった。

20050917_161347

守礼門をくぐって少し歩くとその先にあるのが歓会(かんかい)門

本土にあるお城とは全く雰囲気が違う。どちらかと言うと中国や台湾辺りの寺院のような雰囲気を醸し出している。

20050917_161434

城は山のてっぺんに作られるものなので、周辺の遊歩道もあちこちアップダウンしている。

20050917_161722

階段を登った先は展望台のようになっていて、那覇市街のみならずその向こうに海までもが一望できた。
すでに夕方に差し掛かろうかと言う時間だがまだ多くの観光客の姿が見える。まぁ自分らもその1人なのだが。

20050917_162048

そして正殿。かつてはこの建物の中で色々な政(まつりごと)を行っていたそうだ。
手前の広場は御庭(うなー)と呼ばれていて、右手に南殿(なんでん)、左に北殿(ほくでん)が建っている。

沖縄と言うとのんびりとした時間軸の中であくせくせずに日々を過ごしているような印象があるが、こうした政治をつかさどっていた人たちはどうだったのだろうか。やっぱりオキナワンタイムだったのだろうか。

 

夕食会:


さて、本日の締めくくりは18時からの食事会だ。これは全員集合しなければならない。時計を見ると16時を回っていたのでぼちぼち会場に移動することにした。
会場は那覇市内にあるステーキハウスと言うことなので2時間前行動はちょっと早すぎるのでは、と思うかもしれないが、沖縄は車社会の島で特に那覇市街の朝夕のラッシュはなかなか強烈らしい。そんなところにハマったら遅刻してしまうかもしれない。今回の社員旅行で一番のマストタスクなのでそれだけは避けねばならない。

さらに言えば店に入る時間も重要だ。あまりギリギリに到着すると既に仲の良い人同士である程度カタマリが出来ていて微妙な人の近くしか空いていない、なんてことになりかねない。そうなったら面倒なので早めに入店してしまうことにした次第。

諸々の読みどおり40分ほど前にステーキハウス最寄りの駐車場に到着し30分前に店に入った。程よく人が入り始めたタイミングで、仲の良い同僚の近くの席が空いていたのでそこに着席した。

もちろんYちゃんとは別行動である。

 

宴はつつがなく終わった。ステーキはうまかった。それから30分ほどでホテルに帰着。20時半なのでまだ宵の口と言ってよい時間だが、早朝から行動開始していた自分らはもう疲労も限界。おのおのシャワーを浴びて早々にベッドにもぐりこんだ。

全く変なことを起す気にもならないまま、爆睡。。。

Posted by gen_charly