従弟の結婚式 - 1(2009/12/05)
8月のおばあちゃんのお葬式の時に従弟から唐突に 「12月に結婚することになった」と教えられ、いつの間にそんな所まで進んでたんだ、 と軽い驚きを感じたのですが、何しろめでたいことなので、もちろん行くよと約束し迎えた12月。
雪が降ってるなら新幹線で行こうと思っていたのですが、一関は太平洋側で12月なら雪の心配は余りないとのこと。
天気予報でもどうやら雪の心配はなさそうだったのでいつもどおり車で出かけることにしました。
車で行く事になったので、 今回はいつも岩手に行くときには通過地点となってしまって手薄になっていた福島県や宮城県の鉄道を撮影しながら向かうことにしました。
— 東北の鉄路を求めて —
12月5日。
例によって前日の夜のうちに東京を出発し、途中で仮眠。
午前中のうちに高速を白石で降りて、阿武隈急行線の始発駅となる槻木駅へ。
駅で時刻表を確認すると程なく列車がやってくるようだったので、入場券を買ってホームへ。
暫くすると入線してきたのは阿武隈急行8100系でした。
続いて仙台空港鉄道の車両を求めて名取駅に行ってみたのですが、 やってきたのはJRのE721系の0番台と500番台。
仙台空港鉄道の車両はやってきませんでした。。。
まぁ、ラインカラー以外は殆ど一緒なんですけどね。
それから、仙台の地下鉄を写そうと、八乙女駅へ。
仙台市交通局1000系
仙台市営地下鉄に走っているのはこの一形式のみなので、 すぐに撮影完了。
ここの車両は通勤列車では一般的な20mの長さを採用しているのですが、室内の大きさを先頭車と中間車で合わせているため、 先頭車は運転席分長く22mあるのが特徴です。
さて、ここまで鉄道写真の撮影が連続し、カミさんが流石に退屈そうにし始めたので、 一旦撮り鉄は中断して気分転換を兼ねて松島へ行ってみることにしました。
とはいっても既に昼を過ぎているので、あまりのんびりと回ることは出来なさそうですが。
一般道をトコトコ走って14時過ぎに到着。
近隣の駐車場に車を置いて、まずは仙石線の松島海岸駅へ。
撮り鉄は一旦中断、と言っておきながら舌の根も乾かぬうちにまた鉄道か、と言われそうですが、 駅に行ったときに丁度列車がやってくるところだったので、カミさんに頼み込んで5分ほどお時間を頂いたと言う次第。
仙石線は205系3100番台が運用されていて、 まず仙台方面からやってきた快速は2Wayシートの車両でした。
2Wayシート車は各車両ごとに異なる帯を巻いているのが特徴的で、石巻側はピンク系の色を、仙台側は緑系の帯をそれぞれ巻いています。
また同時に反対方向から仙台方面行きの列車が到着。これは通常のタイプで、帯の色は青の帯を巻いています。
— それは散歩。。。 —
カミさんが待ちくたびれているはずなので、写真を撮影したらそそくさと駅を後にし辺りを少し散策。
松島海岸駅の駅前を通る国道から海岸まで、グリーン広場という広場が有ります。
原付の高校の修学旅行が、蔵王でスキー合宿をした後、松島を見て帰るというもので、この広場は見覚えがあります。
そこをまっすぐ突っ切って一旦海岸に出て、それから海岸沿いを松島水族館の方向へ。
松島水族館の先で、海沿いのほうへ降りていく遊歩道があったので散策してみる事にしたのですが、いかんせん少し肌寒い上、 どんよりとした曇り空で観光気分が盛り上がらず、そのままその遊歩道をなんとなく一周したところで撤収。。。
本当に散歩だけして帰ってきたような感じになってしまいました。
テンションが上がらなかったせいか、景色の写真は一枚も無し。
いくらなんでもそりゃないだろうと、当時の自分を叱りつけたい気分です。。。
もう少し早く来ていれば観光船に乗ったり、福浦島へ歩いていってみたり、 更に時間があれば少し足を伸ばして、 猫で有名な田代島や金華山なんかも行ってみたいところでしたが、 今晩中に一関に着かなければならない日程なので、その辺はまた今度、と思っていたのですが、3・ 11の発生で当面お預けになってしまいました。。。
それでも小一時間の散歩が終わると16時を回り、ぼちぼち日が暮れそうな感じだったので、 最後に石巻の辺りでおいしい魚料理でも食べてシメとしようと思い、石巻を目指すことにしました。
三陸自動車道のおかげで30分かからないくらいで石巻駅に到着。
まずは駅で石巻線のキハ40を写して、それから駅前の観光案内所を尋ねてみることに。
駅を出ると、今日一日ずっとぐずついていた天気がとうとう崩れてしまい、冷たい風が吹き荒れる中、雨が降り出してきました。
容赦なく吹き付ける風雨に傘をオチョコにされそうになりながら、ほうほうの体で観光案内所に辿りつくと、中は案外広く、 石巻は石ノ森章太郎さんの出身地ということで、仮面ライダーやサイボーグ009などの展示物や石ノ森萬画館などの案内が出ていました。
が、原付はあいにく余り興味が無いので、その辺はスルー。。。
折からの強風と雨で体もすっかり冷えてしまったので、館内の一画にあるカウンターで近くに日帰り温泉がないか聞いてみると、 道の駅「上品(じょうほん)の郷」 にある温泉が比較的遅い時間までやってておすすめだと教えてくれました。
そこの温泉は21時までやっているとのことだったので、先に食事を済ませる事にして、駅前の商店街をぶらついて見つけた 「大もりや」という和食の店に入ってみることにしました。
原付はカツ丼と握りとそばのセット(メニューの名前は忘れました。。。)を、カミさんは南蛮そばをそれぞれ注文。
メニューの名前を忘れているくらいなので、料理の味は余り覚えておらず。
と言うか、結局二人とも魚殆ど食べてないし。。。w
それから上品の里へ。
一般道と三陸道を経由して河北インターで降りると道の駅はすぐそこでした。
ここは入浴料もお手ごろな価格でお湯も想像していたものより気持ちの良いものでした。
後は一気に一関へ。
夜9時過ぎに到着したら、親戚一同はさすがに全員到着していました。
従弟の結婚を祝して乾杯して、ひとしきり近況報告などをし合って、頃良い時間に就寝。