三河湾の島&熊野・高野山 - 6(2011/08/13)

— 蜂・蜂・アブ・蝉・蜂 —

昨夜は早めに就寝したので6時に起床。
昨日買っておいた菓子パンで朝食を済ませてから、準備をして下に降りると既に他の宿泊客も行動を開始していました。

今日は10時のチェックアウトまで島を散策して回って時間が有ればつり天国にも行ってみようと思ったのですが、ふと手元にあった釣り天国のチラシを良く見直すと、

・入場料、大人2時間3000円
・タイ、ハマチは5匹まで料金内、それ以上は別料金にて買い上げ
(他の魚は釣り放題)

との記載が。。。

釣堀というからには沢山釣れるかもしれず期待も高まるところですが、入場料がちょっと痛すぎです。。。
仮に沢山釣れてしまったとしても持ち帰ることが出来ないので、結局行くのは止めました。
今晩も泊まるならチャレンジしたかったのですが。。。

ということで、島を一周したら今日の第二の目的地の新宮へ向けて早々に島を出発することが決まったところで、お散歩出発。

今日も朝っぱらから暑くなりそうな日差しが降り注いでいますが、少し風があるので今の所はしのぎ易い陽気です。

散歩で使わない荷物は宿に置いてきて、リュックの中が軽いので歩く足取りも軽やかです。

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島の周囲には、島弘法八十八箇所 と呼ばれる地蔵が道端の至る所に祀られています。
その名の通り88体(+α)のお地蔵様が祀られているのですが、何せ小さい島なのでかなり狭い間隔で立ち並んでいます。

前浜の手前の丘の上には篠島小学校の旧校舎が残っていて、麓からもやや古びた体育館が見えます。
折角なので行ってみることにしました。

適当なところで丘に登る路地を曲がり、結構きつい階段を登ると松寿寺の境内に出てしまいました。

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お盆の真っ最中だけに境内は沢山の島民がご先祖様にお参り中で、部外者が立ち入りづらい雰囲気があって少し気まずかったのですが、寺から学校跡方向に抜ける道が見当たらず、丁度歩いて来たおばあさんに小学校への行きかたを聞いてみたところ、 「そこの脇の階段を登っていくと行けますよ。」 と教えてくれました。

ところが、その階段と言うのが、どう見てもお墓の通路で、沢山の墓石が両脇に立ち並んでいるところにありました。
写真に撮るのも憚られるような雰囲気だったので、写真には残していませんが、お祈りを捧げている人の脇を邪魔しないように階段を昇っていくと校舎の敷地に辿りつきました。

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現在の校舎は島の南端に移転しています。
見た目そんなに古くないのになぜだろうと思ったのですが、後に調べたところでは、耐震性に問題があって、篠島中学校の隣にかつて存在し現在は廃校となっている内海高校篠島分校の旧校舎に移転したと言うことです。

校庭を横切って奥に見える体育館の方に行ってみましたが、体育館の周囲にはBB弾が転がっていて、サバゲーに使われている形跡がありました。

体育館の周囲は雑草に覆われて、一般人の侵入を頑なに拒んでいたので、それ以上立ち入ることはやめました。
再び校庭を横切ると、地面にぽっかりと穴が空いている場所がありました。

カミさんが「これはアナバチの巣だよ」というので、そっと避けて逃げるように退散しました。
そういえば島に来てからと言うもの、道路脇の生垣で時たまアシナガバチを中心とした蜂類を見かけていたので、触らぬ神に祟りなしです。。。

今度は校舎の裏側から山を降りると、島の漁港側に出ると思っていたらなぜかまた前浜側に出てしまいました。。。
あれ?と思って地図を広げてみたら、今通ってきた道は山をぐるりと回るように伸びていて結局前浜側に出てしまったようで、ただの遠回りでした。。。

気を取り直して再び前浜方面へ歩き出して、そのまま前浜を横断。
まだ海水浴客の姿は少なく、砂浜の中央付近では投げ竿で釣りをしている人の姿も見受けられました。

太陽が昇り気温も上がり始め、汗ばむような陽気の中、前浜に沿った道を歩いていくと、やがて砂浜が終わって道も途切れます。
地図を広げてみると、ここから海沿いを通る道が小中学校の方へ伸びている筈ですが、その場所が分かりません。

先端の方まで行くと、海岸沿いの磯を通る獣道のような、そうでないような踏み跡のはっきりとしない道が伸びているのが見えました。

藪漕ぎになったら面倒くさそうなので改めて地図を見直すと、ショートカットするように山を小中学校方面へ越える路地が数本通っているようなので、そっちから行ってみようと思いました。

最初に入った道では、角に建つ旅館の若女将?が昨晩の花火の片づけをしていたので、「おはようございます」 とにこやかに挨拶して進んでいったら、直ぐに草木の生い茂る荒れた道になってしまいました。

道はその先に続いているようだったので、覚悟を決めて更に進んだら、10mも行かないうちに3匹くらいの蜂にまとわり付かれたので、慌てて撤退。。。

さっきの旅館の前では、まだ若女将が片づけ中で、目が合いました。
軽く会釈して通り過ぎたものの、何となく気まずい。。。w

もう一本戻った路地からアプローチし直したら、ここは途中から階段になり、その先で島の背骨を貫いている車道に抜ける事ができました。

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展望台への矢印が書かれた看板が出ていたのでそっちの方向に進んでいくと、小中学校が見えてきました。

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で、展望台はどこだ?ということで更に進んでいくと、謎のアパートのところで道は途切れてしまいました。

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まさか、ここが展望台、ってことはないよね??

辺りの道を行きつ戻りつしてみたのですが、どの道も途中から藪に覆われていて貧弱装備の原付たちが入り込むには余りにも危険な匂いがしたので、アパートの前から松島と校舎の眺めを堪能して戻ることにしました。

後で調べてみたら、このアパートはどうやら教職員住宅らしいです。
展望台は教職員住宅と学校の校庭の間の道を抜けて半島をぐるりと回りこんだ先にあるらしいのですが、あの藪のことを考えると到達するのは厳しそうな感じです。。。

どうやらこの手の探索は春か秋に来るのがベストな感じですね。。。

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再び来た道を戻り、今度は尾根伝いの道を漁港方面へむかって進みます。
両側にはところどころに民家が建ち、中心部に比べるとのどかな雰囲気を漂わせています。

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ただし、平地は極めて少なく、日間賀島のような広い畑は見られませんでした。

途中、道がややこぶ状になった場所があり、地図と比較すると島の最高地点、と書かれている場所と合致している感じでした。

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と言うことで、(たぶん)島の最高地点です。

Posted by gen_charly