四国初日の出2012 - 1(2011/12/31)

— 休みが少ない。。。 —

気が付けば2011年も年の瀬。
12月に入ると年末年始のスケジュールが気になり始めるのですが、今年は12月29日が仕事納めとのこと。
原付の部署は30日に棚卸に参加するので、休みは31日から。
新春はカレンダーどおり1月4日からと実にシブいことこの上ありません。。。

まぁ、決まったことに四の五の言っていてもしょうがないので、その日程で毎年恒例の初日の出を兼ねたお出かけを計画しました。
当初は初日の出を拝んだ後、伊勢神宮で初詣をして、残った時間で、答志島などを巡ってみようかなと思ったのですが、伊勢神宮はきっと混雑するに違いなく、ちょっと尻込みしてしまいます。

色々思慮をめぐらせて見ると、香川や愛媛の辺りは何度か行ったことがある割に毎度毎度通過だけでろくすっぽ観光していないことに気が付き、俄然行ってみたくなりました。

ということで首尾よく?行き先も決まり、30日の夜中に東京を出発。
いつもに無く出発が遅かったせいか、浜松に付く頃には時計が5時を指していて、眠気も限界に達したので、浜名湖SAで仮眠することにしました。

31日は9時近くなって起床して出発。
起床が遅かったせいか、京都に入る頃には、中国道が宝塚と西宮名塩の間で渋滞と表示されていました。
確か神戸の辺りでは海側を走る都市高速と山側を走る中国道があったなぁ、とおぼろげな記憶のまま、渋滞を避けるため 「阪神高速」 の表記のあった中国豊中インターで高速を降りました。

で、阪神高速と書かれた方向へ走っていたつもりが、途中で曲がりそびれてしまい、気が付くと国道171号に入っていました。

Uターンしようか迷ったのですが、たまには一般道を行ってみるのも悪くないな、と思ってそのまま神戸方面へ進んでみることにしました。

ガソリンが切れそうだったので、ついでに途中で給油を済ませて、その流れで食事も済ませてから高速に乗ろうと思い、そのまま43号を走り続けていたのですが、思いのほか道路沿いに駐車場のある適当な店を見つけられないまま三宮の近くまで来てしまい、結局やっと見つけたすき家で済ませました。

で、食事を済ませたら、今度は道路情報板に阪神高速も京橋辺りから事故渋滞と出ていたのでそのまま一般道で行ってしまうことにしました。
結局なんだかんだと須磨まで走ってそこから高速に乗り、すぐに明石海峡大橋に出ました。

こんなに手間取るなら渋滞を通過した方が早かったか。。。
まぁ、いいんですけどもw

淡路島に入ってから先は快調そのもので、順調に四国に上陸し、高松道を高松中央インターで降りました。
流石に順調といっても香川県に入る辺りで日が暮れてしまい、今日は観光もろくすっぽ出来なさそうです。

それならば温泉で汗を流そうと思ったのですが、香川の温泉はどこが有名なのか分かりません。
それで以前にも行った事がある、塩江温泉の行基の湯まで行ってみることにしました。

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入浴料金が310円と破格で、そこそこ雰囲気のあるところだったので、まぁ失敗は無いだろうと思って行ってみたわけですが。。。

なんと、入浴料金が値上げされていて430円になっていました。。。
ここまで来てしまうと近隣に温泉が無く、背に腹は変えられないので、諦めて430円払って入浴してきました。

前回来た時にはさほど気にならなかったのですが、今回は妙にお湯が塩素臭くて温泉に入っている風情があまり感じられなかったのが残念ですが、低温サウナの岩風呂に入った時にタオルを背中に当てて壁に寄りかかっていたら、岩盤浴効果か長年癒える事の無かった肩の凝りがすっかり取れてしまいました。

誰も入ってこないのをいいことに腰や首筋も暖めてみたら、あら不思議w、体全体の凝りが完全に取れてしまいました。

塩素臭いお湯の件はそれでチャラ。
もっとも、カミさんはやはり塩素臭いお湯に幻滅していたそうです。

それはさておき、温泉の前が小さい道の駅(道の駅「しおのえ」)になっていたので、そこで夕食を兼ねた年越しそばを済ませてしまうことにしました。

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いつも通り車内をリビングモードに変えて、鍋を囲っての夕食タイム。

最初は、食事を済ませたら初日の出を見るために海沿いに移動しようと思っていたのですが、天気を調べるとどうも優れないらしいということだったので、ここで泊まってしまおうと考えました。

ところが食事中に紅白歌合戦でも見てしんみりしようとテレビをつけたら、山あいに有るせいかテレビが全滅。。。

行く年来る年の除夜の鐘を聞かずに年越しを迎えるのも若干切ないので、場所を変えることにしたのですが、殆ど何も計画せずに来てしまったので、まずは明日どこに行くかをカミさんと相談したところ、こんぴらさんへ初詣に行きたいということで、近くの道の駅を探したところ、 道の駅「滝宮(たきのみや)」が丁度よさそうな場所に位置していたので、食事を済ませてからそこへ向かいました。

道の駅の近くまで来るとすぐ手前に滝宮天満宮なる神社があって、夜間参拝は行っていないようなのですが明かりがつけられて明日の初詣に備えた準備をしているような感じです。

それでいやな予感を感じつつ、道の駅の入り口を曲がると果たしてその予感は的中。
初詣をしようと思っている人たちが駐車場を既にあらかた占拠していて、かなりの混雑っぷりです。。。

でも時間は12時近いし、体も疲れて眠かったので今更他の道の駅を探す気にもならず、どうにか空いている場所に車をねじ込んでそこで就寝することにしました。

寝床を作って、寝袋にもぐりこんでテレビをつけるとここでは無事行く年来る年が映りました。
今年はどうしても東日本大震災の被災地がメインに取り上げられてしまうのは仕方ないことですが、それを聞くとは無しに耳を傾けつつ、携帯で各方面へ新年のご挨拶を書き上げていたら、年を越しました。

カミさんは既に寝袋に包まり寝息を立てていましたが、「明けましたよ」と声をかけると、一瞬目を覚まして、寝ぼけ声で「今年もよろしく」と一言言って再び夢の世界へ落ちていきました。

原付もメールの送信を終えたので、テレビや車のエンジンを切って寝袋に包まりました。

Posted by gen_charly