伊豆急行の写真を撮りに - 3(2012/01/29)

— 修善寺リベンジ —

翌日は、普通に8時ごろ起床。
天気はみぞれ混じりの雪。

昨日買っておいたお惣菜で朝食を済ませてから出発。
まずは修善寺駅へ。

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修善寺駅に来たのは、舞寿しで売られている駅弁が美味いという情報を入手したからです。
駅の改札前の脇にある小ぢんまりとした売店がそれで、暖簾に書かれているとおりあじ寿司が名物だそうです。

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メニューには「武士(たけし)の~」と冠されているのですが、これは経営者の方の苗字だそうです。
今回購入したのは、あじ寿司(1,100円)、わさびいなり(650円)、いなかちらし(400円)の3種類。

これはお昼に食べる事にしました。

それから、修善寺に向かって適当に見つけた駐車場に車を突っ込みました。
一日500円と出ていたのですが、まだ中に誰も居なかったので、とりあえず帰りがけに支払うことにしました。

まずは温泉街の中心に建つ修禅寺 へ行ってみることに。

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修禅寺に到着。
修禅寺は一年越しの再訪です。
昨年の正月休みにも来たのですが、その時は頭痛でダウンしてしまい、カミさんだけが街中を散策して、原付は車の中で唸っていたという、情けない思い出があります。

それはさておき、地域の名前は「修善寺」で真ん中の字は「善」ですが、寺の名前は「修禅寺」「禅」 になります。

読み方はそれぞれ「しゅぜんじ」「しゅ"う"ぜんじ」と異なるそうです。
(両方とも同じだという説も有るらしいですが。。。)

その由来にも諸説あるようですが、元からある寺の名前の「禅」という時に佳字である 「善」を当てたのではないか、という説が有力らしいです。

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それはさておき、ここのお手水(ちょうず)は一風変わっていて、なんと温泉になっています。
小雪がちらつく寒空に温泉の暖かさが身に染みます。

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境内は日曜だというのに、午前中で、かつこの空模様ということもあってか参拝客はほとんど居ません。
背後の山が雪化粧していれば、また格別の風情があるのかもしれませんが、絵的にあまりパッとしないのが残念なところです。

そんな訳で、参拝を済ませて今度は竹林の小径へ。
虎渓橋を渡って対岸に出て、そのまま真っ直ぐ伸びる坂を道なりに登っていくと、左手に見えるのが「指月院」 です。

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指月院です、といったものの、実際には簡単にお参りしただけですぐに出てきてしまったので成り立ちとかに付いては良く分かりません。。。

それから温泉街を抜けてかえで橋のところで再度対岸に渡り、すぐのところを右に入ります。
石畳のしっとりとした路地です。

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そこを進んで行き、途中にあった「ギャラリーしゅぜんじ回廊」に寄り道。
色々な修善寺の風景を撮った写真が展示されていました。

が、カミさんが興味を惹かれたのは敷地内で売られていた野菜。
軽く品定めをして結局買いませんでしたが。。。

それから更に進むと見えてくるのが楓橋
三度川を渡って今度は突き当たりを左に曲がると、やっと竹林の小径です。

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もっとも、反対周りで来れば全然近いのですが。。。

散策する人も相変わらず少なく、和の風情を心行くまで味わうことが出来ました。
自然さとあざとさが絶妙にバランスしていて、少しケレン味を感じないでもないのですが、これはこれで情緒があっていいものだなぁ、と感じました。

Posted by gen_charly