岐南ドライブ - 1(2012/05/04)
2012年のゴールデンウィークは中に2日の平日を挟んだ前半3連休と後半4連休という、割とお出かけしやすい日程になりました。
が、まとまった休みとなるゴールデンウィークは原付の勤め先的に事務所のレイアウト変更や移転などの絶好のタイミングとなり、毎年何かしらのイベントが入ってしまうので例年余り予定を入れないようにしていたのですが。
今年も何かあるだろうなと思っていたら、案の定事務所移転の話が舞い込んできました。
ただし、今回は小規模な案件なので前半3連休で終わる予定とのこと。
とは言うものの、この手の案件はトラブル発生に備えて予備日を設けておかなければならないので、後半の連休も念のため空けておいたのですが、どうにか予備日を使うことなく完了できたので、4連休が丸々フリーになりました。
予定を入れていなかったとはいえ折角の4連休、何処へも行かずに自宅でウダウダしているのももったいないので、どこかへ出かけようと思ったのですが、急に休みが決まったせいで行き先を考える時間があまり取れず、ほぼ思いつきで新潟の保存鉄道の写真を撮りつつ金沢へ向かい、弟宅を訪ねて今度はそこから南下して名古屋辺りに出てから東京に帰ってくるコースを考えました。
ところが、手始めに新潟の観光地を調べてみたところ、保存鉄道の見学以外に行きたいと思う場所があまり見つからず、鉄道撮影だけではカミさんが欲求不満になるのは目に見えています。
念のためにカミさんに計画を話してみると、案の定余り興味を示していない様子というか、ゴールデンウィーク前に風邪をひいていて本調子でないことも有って、そもそもお出かけ自体余り行きたくない様子。。。
しかも、ダメ押しするかのように連休中の天気はあまり良くないという予報。
まぁ、それなら無理に出かけることもないか、と一旦は出発を取りやめて、5月の3、4日はカミさんの実家で油を売って過ごしたのですが、4日になってカミさんが以前郡上八幡に行ってみたい、と言っていたことを思い出してふと口をついた所、なんかカミさんの食いつきが妙に良かったので、それならばということで急遽コースを作ってみる事に。
郡上八幡のある岐阜県は、日本でも指折りの面積を誇る県ですが、北部は高山や白川郷を中心に何度か行ったことがあるものの、南部は毎回関西方面へ向かうときの通過点の一つになってしまって、ちゃんと観光して回ったことがありませんでした。
そんな岐南地方にも以前から行きたいと思っていたスポットがいくつか点在していたので、この機会にそれらを一通り巡りながら郡上八幡へ抜けて戻ってくるコースでドライブに出かけることになりました。
— 新東名の快適ドライブ —
ということで、連休後半戦も中盤の5月4日の夕方、出遅れ感たっぷりにカミさんの実家を出発。
いつもなら渋滞を考慮して中央道経由で名古屋へ抜けることが多いのですが、連休も中盤になれば往路で渋滞に遭遇することもなさそうと考えたのと、つい先日鳴り物入りで開業した新東名高速を通ってみたかったとで、今回は素直に東名経由で行ってみる事に。
出発した時間が少し早かったせいで、レインボーブリッジの手前から続く渋滞にハマって少し参りましたが、3号線に入る頃には渋滞も解消し、そこからはいたってスムーズに新東名との分岐点である御殿場まで進めました。
御殿場の手前の渋滞情報では、浜松のあたりで数キロとその先の音羽蒲郡の辺りでやはり数キロそれぞれ渋滞が発生していると出ていましたが、まぁ、まだ浜松に着くのはまだ先なので、その間に渋滞も解消されるだろうと見込んでそのまま新東名へ。
新東名は流石に半月前に開業したばかりの道だけに路面のでこぼこも無く実に走りやすい道でした。
トラックは殆ど入り込んでこないので、トラック渋滞のようなものもなく、ストレスフリーで走ることが出来ます。
高規格で設計された道なのでカーブや勾配が少なく、開業前には最高速度を140キロに設定するとかそんな話もあったようなのですが、結局他の道同様100キロ制限に落ち着きました。
高規格な道路だけに、100キロで走っていると流石にスピード感がないというか、かなりのんびり走っているような感じになるのですが、逆に言えば路面の変化に意識を払わなくて済む分、気楽に運転できる感じです。
それなのにエンジンの限界にチャレンジしているのか、追い越し車線を130キロぐらいでドヤ顔で走り抜けていく下品なイルミネーション満載のワンボックスの人たちは、もしやうんこでも我慢しているんですかね?:-P
それはさておき、施設が充実している新東名のサービスエリアは渋滞して入るのが大変だという情報を聞いていたのですが、確かにサービスエリアに差し掛かる手前から路肩に順番待ちの車が見え始め、かなり混雑している様子が見て取れます。
そうなることを予想して、新東名に入る前に中井パーキングエリアで小休止を済ませていたので、最悪は無休憩で抜けてしまおうと考えていたのですが、藤枝パーキングエリアは車列も見られずすんなりと入れそうだったので、見物と休憩を兼ねて少し立ち寄ってみることにしました。
駐車場はこじんまりとしていて、流石に全て埋まっていたのですが、2,3回駐車場をウロウロしているうちに空きが出来たのでそこに駐車。
名前こそパーキングエリアですが、建物の中に「丸亀製麺」と看板が出ているのが見えて、案外まともな食事も出来そうだったので、ついでだから晩御飯もここで済ませることにしました。
建物の外からは丸亀製麺の看板しか見えなかったのでそれしかないのかと思っていたら、同じフロアにカレー屋(五番館)やラーメン屋 (麺屋大黒)なども並んでいて、ちょっとしたフードコートのようになっていました。
それで一瞬他の店にも興味を惹かれたのですが、結局初志貫徹でうどんを食べる事に。
カミさんはおろし醤油うどんを、原付はぶっかけに桜海老のかき揚げのトッピングをそれぞれ選びました。
まぁ、味については原付がここで何かを語る必要もないかと思うので、省略w
店を出た時、建物の入口を真っ直ぐ抜けた突き当りにもガラス戸があるのが見えて、そっち側は何があるのだろうと、渋滞情報を見るついでに外に出てみると、入口側から見えなかった広い駐車場が広がっていました。
みんなこちら側の駐車場の存在に気付いていないようでガラガラです。
どこかに看板でも出しておけばいいのに。
渋滞情報によると、この先の浜松近辺の渋滞が未だ解消の気配を見せておらず若干気になるところですが、ここまできたら多少の渋滞は我慢する覚悟を決めて先に進むことにしました。
そのまま暫くは交通量も多くない快適な道でしたが、新東名のほぼ終点である浜松引佐ジャンクションから三ケ日ジャンクションの間の渋滞は結局原付が到着するまで解消されず、手前のインターで降りてしまった方がよいか悩んだのですが、渋滞は7キロと表示されていたので、まぁダラダラ走っても15分くらいで抜けられるだろうとタカをくくってそのまま渋滞区間に入ってみると。。。
自然渋滞とは思えぬ流れの悪さで、思わず閉口。
進んでいくうちに渋滞の原因が事故だと知り、道理で・・・、と妙に納得。。。
若干苛立ちながら進むこと30分。
やっと事故を起こした車両が見えてきました。
これだけの渋滞を引き起こすくらいだからさぞ派手に大破したのだろうと思ったら、路肩に寄せられた車は3台。
これといって珍しくもないただの玉突きで、それぞれの車両も小破程度と、大山鳴動して何とやらのレベルの事故でした。。。
何とか渋滞を抜けて少し進むとようやく東名の三ケ日ジャンクションに到着。
新東名高速は今のところはここまで。
今年度中には豊田方面へ延伸されるようで、そうなれば岐阜方面や伊勢湾岸道方面へ抜けるのが楽になりそうです。
東名に合流してからも渋滞が断続的に発生していて、深夜だったことも有って精神的に参りました。。。
最初の目的地である「徳山ダム」へ向かうため、寝る前に徳山ダム最寄の道の駅まで行くつもりでいたのですが、渋滞でだいぶ時間をロスしてしまったことで、結局睡魔には勝てず大垣インターの最寄の「羽島パーキングエリア」 で力尽きました。。。