— 馬面電車のナゾ —
次の目的地は再び鉄道ネタ、上述した名鉄の路線のうちもう一つの廃止路線である美濃町線の車両が保管されているという旧美濃駅へ行ってみようと思います。
そこを見ると、原付的に見たかった場所は全て消化です。
国道418号線をひたすら上っていくと途中で美濃市へ抜ける道が分岐し、暫くいくと美濃市街に到着です。
勘で市街地を抜けていくと長良川鉄道の美濃市駅から程近いところに旧美濃駅がありました。
美濃駅では、美濃駅保存会の人が即売会を開催していて、大勢の人でにぎわっていました。
ここには3両(+α)の車両が保存されています。
まず一番道路側に止まっているのが旧塗装にお色直しされたモ593。
その隣に止まっているのが、谷汲駅にも止まっていたモ512。
こちらは車内も立ち入ることが出来るのですが。。。
ご覧のとおり座席は殆ど撤去されてがらんどうです。
それからその隣がモ601です。
細面のいかにも路面電車然とした車両ですが、鉄道線に直通することが考慮されたせいか、前面には貫通扉が設けられていて、全体的にごちゃごちゃとしたレイアウトになっています。
この貫通扉を使ったという話は余り聞かないのですが、こんな細面で貫通扉をつけたとなると、運転台はどこに?と長年の疑問だったのですが、車内に入って一目瞭然。
貫通扉に運転台が貼り付けられていました。
この状態でどうやって貫通扉を開閉するのか非常に興味のあるところですが、その辺はようとして知れず。。。
ちなみに、上で+αと書いたのは、一番奥のホーム上にモ876のカットが残されていたからです。
これがモ876。
元は札幌市電の車両で、どういう経緯か知りませんが、前面のみのカットボディになっていました。
この写真では分かりませんが、元々とても大きな窓が付いた流麗なスタイルの車両として人気が有ったものです。
そんな感じで原付の予定コースは全て消化。
後は晩御飯を食べて、風呂に入って・・・、って忘れてた!
ここまできたら長良川鉄道の車両もぜひ押さえたいところです。
ということで、まずは近所のスーパーで今晩の晩御飯の買出しを済ませ、美濃市駅へ。
時刻表を見ると、次の列車まで30分ほど時間が有ったので、隅の駐車場で少し早めの晩御飯を済ませることに。
向かいに停まって客待ちをしているタクシーの運転手が「ちゃんと地元に金落とせよ。」と言っているような気がして視線がやや痛いですが、ちゃんと地元で買ったので勘弁してください。。。
食事を済ませると丁度時間となったので、ホームへ上がると程なく列車がやってきました。
ちょうど入線してきたのは、ナガラ1形と、
ナガラ300形。
不細工なフロントマスクで有名なナガラ200形は流石に来なかったか。 。。
ということで、鉄分(笑)も充分に補給できたところで、いよいよ本日も締めくくりのタオル活動へ。
藤橋の道の駅で教えてもらった道の駅「古今伝授の里やまと」 はここから延々北上することになるのですが、 高速が通っているので一気に向かいました。
そして道の駅に到着。
道の駅併設の施設だけにお風呂はスーパー銭湯系の小奇麗な建物です。
まずは内湯に浸かり、暫くのんびりしていると、あとから入ってきた人の手にはスマホが。。。
おい!、何か間違っているぞ!と突っ込みを入れるまもなく、ザブンと湯船に浸かっておもむろにWEBの閲覧をしはじめました。
その衝撃的な光景に一瞬戸惑いを覚えましたが、よくよく考えてみれば、最近のスマホは防水を謳っておりそういう使い方も可能といえば可能なので、思わず膝を打ってしまいました。
ま、真似はしませんが。。。w
それから、体を洗ってから露天風呂に出てみると、なんとちびっ子向けの滑り台を設えられたプールが。
そんなものを見たちびっ子が大人しく入浴している訳もなく、永久機関のごとくというか、疲れを知らない子供のように(というか子供だけど)はしゃいでいましたが、20時を過ぎた頃には概ねみんな上がっていって、やっと落ち着きました。
そんな感じで色々と衝撃的なお風呂でしたが、お湯自体は建物に似合わず前評判どおりのいいお湯で充分温まることができました。
風呂から上がりカミさんにその話をすると女湯には滑り台は無かったそうです。
時間はまだ20時半を過ぎたところで、いつもの旅行ならまだまだもう一箇所くらい見学をしたりするのですが、今日は珍しくここで宿を張ることにしました。
というのも、カミさんの実家にいる時に携帯を買い変えることになって、原付もカミさんも揃ってスマートフォンにしたのですが、 キャリアは変わるし、使い方もまだ良く分からないし、過去のデータは上手く移行されていないしで、軽くパニック状態になっていました。
どちらにしても早いところ関係各位に機種変更のお知らせを送っておかないと二人揃って行方不明と洒落にならない事態になりかねなかったので、格闘する時間にしたという次第。
それでも22時過ぎくらいにはひと段落したので、早めに就寝することにしました。