北陸ドライブ - 8(2012/10/07)

— 8番らーめん —

金沢の弟の家には昼過ぎに到着するように向かうと伝えているので、ぼちぼち寄り道せずに金沢を目指さなければならない時間ですが、とりあえず昼飯を食べておこうという話になりました。

富山といえば、「きときと」という形容詞が知られている通り新鮮な魚類が豊富なので寿司を食べるか、かねてより何度か金沢を訪れるたびに行こうと思って行きそびれていた 8番らーめん に行くかで迷ってしまいました。

8番らーめんは北陸地方では関東で言う所のくるまやラーメンとかラーメンショップ並にどこにでもある店なので、いつでも食べられるといえばいつでも食べられるのですが、そう言って今までずっと行く事が出来ずにいたので、一度くらいは行ってみたい所です。

二人して考えあぐねながら走って行くうちに魚津の市内に入りました。
市街地を走っていると、二人の迷いを察したかのように、8番らーめんと回転寿司チェーンのきときと寿司 が向かい合わせに建っているのを見つけました。

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じゃあ、店の様子を見てから決めようという話になって、車を駐車場に停め、先にきときと寿司を覗いてみると、数人の順番待ちがあったので、じゃあ8番ラーメンの方はと行ってみると、こちらは順番待ち無しで通されました。

ということで成り行き上、そのままここで食べる事となりましたw

という事で、カミさんが頼んだのが「唐麺」というもので、原付は「野菜坦々麺」 を頼んでみる事に。
程なく運ばれて来ました。

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野菜坦々麺は、まぁ見た目そのままという感じですが、少し麺が柔らかめでスープも思ったよりも薄味のものでした。

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カミさんの唐麺なるものは、いわば油そばというか汁無しラーメンといった風情のメニューで、油そばほど油っぽさはないものの、タレは太めの麺にしっかり絡まってなかなかのウマさ。

ただこちらも麺が若干柔らかい感じだったのが、好みとは少し違うなという感じでした。
そんな訳で、初8番ラーメンでしたが、最初の期待が大きすぎたのか、思ったのとはちょっと違った、というのが正直な所でした。

腹ごしらえが済んだところで金沢へ向けて出発。
一時間とちょっとでようやく弟宅に到着です。

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次男坊はまだ生まれて二週間という事で本当にちっちゃくて、赤ちゃんという言葉どおり顔を真っ赤にして泣く様子はとても微笑ましいものでした。
長男は丸一日かかったらしいのですが、次男は4時間ほどで生まれてきたそうで、親思いの子に育ってくれるかもしれませんw

新潟で買った梨を切ってもらい、みんなで食べたら、なかなか評判がよかったので安心しました。

実は弟には数日前に釣り行への同行を打診していて、同行する事になっていたので、開始の時間と子供の食事の時間の兼ね合いで5時ぐらいから食べるとのこと。

それまでの間、原付は釣りの仕掛けを準備しておく事に。
晩御飯は食卓で焼肉パーティ。
盛大に振舞われて第二子の誕生と久々の再会と祝いました。

食事が済んで程よい頃に、いよいよ釣りに出発。
北陸での釣りは初めてなので、何がかかるか楽しみです。
が、今回はカミさんに許可を貰うために2時間の時間制限を設けたので、一発勝負的な不安も残ります。

場所は金沢港
通称中州と呼ばれる港入口の島が有名なファミリーフィッシングポイントになっているということで、足慣らしの意味も兼ねてそこへ行ってみる事にしました。

途中の釣具屋でエサを調達して、到着したのが大体8時少し前くらい。
明け方の雨を嫌ったのか釣り人は少なく、ポツポツいる釣り人の様子を見ると余り釣果は上がっていなさそうな感じです。。。
まぁ、まずめ時を過ぎているせいもあるのかもしれませんが。

暗いので写真は撮れなかったのですが、島の先端部分にある桟橋にポイントを定めました。
釣り物は、アジ、ヒラメ、キス、アオリイカなどと、色々な釣りが楽しめるそうです。

しかし、あろうことか道具をばらばらと出している時に、ヘッドライトを忘れてきてしまった事に気が付きました。。。
これは何たるミステイク。

ランタンは持ってきていたのでそれでどうにか凌ぐ事にしたのですが、やはり手許がよく見えず仕掛けの場所を手探りで探すハメに。。。

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どうにか仕掛けを取り付けてとりあえず投げと浮きで参戦。
弟は釣りはほぼ初心者とのことで、とりあえず投げ釣りの竿を渡しました。
えさの付け方と竿のキャストの仕方を簡単に教えて原付は浮き釣りで様子を見る事に。

しかし、河口だけに水の流れがあるのか浮きはどんどん流されてしまい、余り良い感じではありません。。。

少し探っている間に弟が、「おっ!なんだ!!」と素っ頓狂な声を上げたので振り向くと早速本日一匹目を釣り上げました。

が、小さなクサフグで、どうにもならずすぐにリリース。
それでも手ごたえを感じたようで、テンションが上がったまま第二投。

一方の原付は全く反応ナシ。。。
ちょっと目を放した隙に堤防のヘリまで仕掛けが流れてしまうので、浮き釣りは中止。

堤防の上には所々にアオリイカの墨が点々と付いていたので、物は試しにエギに挑戦。

・・・こちらも泣かず飛ばず。。。

仕方ないので弟と同様に投げにもチャレンジ。。。
色々浮気するのは良くないのは分かっているのですが、そんな原付をあざ笑うかのように手ごたえは全くナシ。。。

何度か仕掛けを回収するうちにふと足元に青白い光が見えました。
最初は堤防の明かりに反射したごみかと思ったのですが、近づいてみるとそれは夜光虫でした。
多分海草にくっついて来たのでしょう。

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手でちょっかいを出すとひときわ明るく光るので、思わず写真を撮ってしまいました。
携帯で撮ったのでピントが合わずぼやけた写真になってしまいましたが、青色LEDのような綺麗な青色はちょっと感動的でした。

原付が夜光虫にテンションを上げている間も弟はもくもくと仕掛けを送り込んでいるのですが、クサフグを上げてからというもの音沙汰ナシの様子。

そうこうしているうちにタイムリミットを迎え、あえなく納竿。。。
再訪を誓い撤収。

もう少しよい時間帯に来る事ができれば様子は違ったのかもしれませんが、それでも釣果は別としてなかなか有意義な時間でした。
弟は釣りの楽しさが少し分かったようで、またやりたいとのこと。

それから家に戻って、風呂に入ったり一頻りまったりとしてから就寝。

Posted by gen_charly