九州初日の出 - 6(2013/01/01)

— 宮崎グルメ? —

青島神社を参拝した後は島をぐるりと一周したあと、来たときに通った橋を渡って、今度は真っ直ぐ進んでいくと、JR青島駅から続くみやげ物やが軒を連ねるメインストリートで、入り込んですぐの所にあった青島屋という土産物屋をまずはひやかしてみる事に。

この辺りの店では、青島ういろうとチーズ饅頭をプッシュしていて、今回はチーズ饅頭を食べてみる事に。

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店内では製造元の異なる2種類のチーズ饅頭が売られていて、食べ比べの為に両方買ってみたのですが、あいにく製造元をメモし忘れてしまいました。

なので、ここではその比較はコメントしません。
まぁ、どちらも半解凍状態で売られていて、冬の食べ歩きには余り向いていない感じではあったものの、味の方は双方とも濃厚なチーズが口の中で広がってなかなかウマかったです。

それでお腹が刺激されたわけではありませんが、程なく夕方になろうかという時間だったので、宮崎グルメを求めて宮崎駅方面へ繰り出してみる事にしました。

宮崎グルメといえばすぐに思い浮かぶのがチキン南蛮宮崎地鶏肉巻きおにぎり
まず宮崎駅近くの駐車場に車を置いてその辺を散策してみましたが、流石に元旦のせいかそこいら中の店という店が軒並み休み。。。

それならばスーパーへ行って見ようと思いナビで近隣のスーパーを検索してまず見つけたのが「イズミヤ」というスーパー。
東京では余り聞かないスーパーなので地元ローカルのお店かと思ったのですが、関西方面ではそこそこ店舗数のあるお店とのこと。
余談ですがお店のロゴマークがかつて原付の地元にあった「忠実屋(後にダイエーに吸収合併)」の看板にそっくりで、もしや生き残り?と思っていたのですが、資本関係などは特に無いようです。。。

若干くたびれた感じのある駐車場に車を置いて、店内をぶらついてみましたが、あいにくお土産以外のすぐ食べられる宮崎グルメは一切なし。
カミさんが店員に尋ねてみたら、今日の入荷が無く、在庫は売り切れてしまったとのこと。

まぁ、元旦ですからねぇ。。。

フードコート、というよりはどちらかというと軽食コーナーと呼んだほうがしっくり来そうな一画へ行ってみると、脇に若干の昭和テイストを感じるちょっとしたレストランが併設されていて、そこのメニューに長崎ちゃんぽんがあるのを発見。

この際ちゃんぽんでもいいかな、と一瞬なびいてしまったのですが、ちゃんぽんはこの後長崎に行くのだからここで食べる理由は有りません。

道すがらにもう一箇所ダイエーの看板が見えたので、そこにも行ってみる事にしました。
南宮崎の駅に近いせいか、はたまたバスセンターを併設しているせいかこちらはなかなか盛況です。

が、ここでも肉巻きおにぎりは売り切れとの事。
質問した店員さんが店内のほかの売り場で取り扱っていないか調べてくれたのですが、あいにくお土産用以外の取り扱いがないとのこと。

ということで、肉巻きおにぎりはとうとう食べられずじまい。。。
全然見つからないので、もしや地元では言うほどの人気ではないのかな、と考えたのですが、後に肉巻き本舗として知られていたTORIAEZU社が破産したことがニュースになり、自分がだいぶブームに乗り遅れていたことを知りました。

一方のカミさんは「どうせ味は想像できるし、作れるし」と冷めたコメントをしています。

実際、まかないから始まった料理だけに調理法に難しい所も無く、ブームの終焉だけでなく同業他社が増えた事も業績悪化の要因になっていたとの事。

それはさておき。。。
それならばせめてチキン南蛮くらいは、と思い惣菜コーナーを探したら見つけることが出来たのでご飯と一緒に入手。

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車内に戻って早速食べてみました。
チキン南蛮は関東でも既に割とメジャーな料理で、コンビニやファミレスでも目にする機会が多く、実際、何度も食べているし目新しさはないな、と思いながら食べてみたら、これが意外や意外、甘酢風のソースが非常に特徴的で、おなじみのタルタルソースとの相性もよく、肉はふっくら柔らかでスーパーの惣菜とは思えない美味しさ。

二人であっという間に食べてしまいました。
ちなみに炭焼地鶏だと思って一緒に買ったパックに入っていたのが、実は鳥のレバーでかなりショックだった事はここで軽く触れておきたいと思います。
いや、レバーはレバーでとても美味しかったのですが。

それと後で知ったのですが、イオンモール宮崎という結構大規模なショッピングモールがそう遠くないところに有ったようで、初めからそっちへ行っておけば良かったかな?と思ってみたところで後の祭り。。。

まぁ、それなりに堪能できたのでひとまずヨシとしましょう。
すっかり日も暮れて夕方になってしまったので、ぼちぼち出発。

— エクストリーム・サウナ —

明日は本土最南端の佐多岬まで行って、夜には伊佐のカミさんの親戚の家にお邪魔するつもりなので、今日のうちにできるだけ佐多岬の近くまで行っておきたいところ。

助手席のカミさんに、この先で遅くまで開いている日帰り温泉を調べてもらいながら、取りあえず鹿屋方面へ。
暫くの後に都城に評判の良い温泉があるという報告があり調べてみると、丁度経路の途中のようです。

高速を経由して一時間ちょっとで都城温泉へ到着。
想像していたイメージとは若干異なり、大きな駐車場の片隅に建つ建物はプレハブです。

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営業時間は24時までとのことで、まだまだゆっくりと入浴できそうです。
入浴料は400円とリーズナブル。

1時間後に待ち合わせ時間を設定。
浴室の中は大きな湯船が一つと水風呂とサウナ。
泉質は重曹泉とのことで、お湯はかなりぬめりのある感触です。

循環式らしいのですが、2時間で全て入れ替わる量の源泉を入れていると浴室内の看板に記載されていました。
割と人気が有るようで、絶え間なく人が入ってくるので、写真は撮れませんでした。。。

サウナも少し入ってみましたが、こちらは一般的なサウナといった所。
常連さんが一人先に入っていて、後から原付が入ったのですが、それからほどなく店のスタッフが敷物を交換しに入ってきました。

失礼しまーす、とスタッフの女性が入った瞬間、その常連さんが勢いよく立ち上がり、テキパキとそこいら中のタオルをかき集め始めました。
原付も何もしないで見ているのもなんだったので、面食らいつつも回収を手伝って、またスタッフが渡した新しいタオルを敷き詰めるのを手伝うハメに。。。

サウナで体を動かしたらそりゃのぼせるわけで、程なく退散。
浴室内から外に出られる引き戸があって、露天風呂でもありそうな感じなのですが、明かりがなくて様子が分からず誰も出て行かないので暫く様子を見ていたところ、一人老人が外に出て行った後、暫く戻ってこなかったので、やっぱり何かありそうだと外に出てみる事に。

引き戸から外に出ると、小さなベンチがあり、さっきの老人はそこで横になっていました。
それ以外に湯船らしいものも無く、一瞬こりゃやっちまったか、と思ったのですが、良く見ると横に木のドアの付いた小さな建物があって、中に入れそうだったので入ってみると、そこにあったのは蒸し風呂でした。

蒸し風呂はこれがまた実に程よい温度で、長居するのに丁度良く、気が付いたら15分くらいまったりとしてしまいました。
後で調べた所によると、この蒸し風呂は温泉の湯気をそのまま用いているとのこと。

蒸し風呂で長湯したせいで、待ち合わせ時間を過ぎてしまい、待合所に戻ったらカミさんが既に待ちぼうけしてました。
ということでうわさに違わぬいい湯でした。

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撮影した写真を見返していたら、看板にちゃんと「天然むし風呂」と謳われているじゃないですか。
最初にちゃんと見ていたら迷わず外に出たのに。。。

さて、ここからはひたすら南下していくことになるわけですが、調べてみると大隈半島最南端に割と近い、根占(ねじめ)という町に道の駅根占 が有るようだったので、そこを本日の最終目的地に設定。

ひたすら走って走って、ようやく到着したときには日付が変わってました。
疲れてしまったので適当に寝床を作ってすぐに就寝。

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↑原付が窓の目隠しの設置で悪戦苦闘しているさなか、さっさと寝袋に納まって熟睡しているカミさんの図。。。

Posted by gen_charly