— 佐世保バーガー食べ較べ —
佐世保バーガーは10年位前から脚光を浴び始めた佐世保のソウルフードで、2006年に来た時はたまたま見つけた店で1個980円もして、いくらなんでも高すぎると思って食べなかったのですが、今回はガイドブックでちゃんと下調べしてきました。
ガイドブックには5つの店が載っていたのですが、その中から値段がお手ごろでなおかつ評判の良さそうなお店を2箇所選んで、それぞれ一つずつ買って食べ比べをしてみることにしました。
どちらも人気店で、混雑時には待ち時間が一時間以上になる事もあるから、予約の電話を入れたところ、どちらも希望時間に作ってくれるとの事です。
という事でまず最初に向かったのが「ミサロッソ」 という店で、佐世保市役所の近所に有ります。
展海峰からは距離的に20分くらいなのですが、道が若干渋滞していて30分ちょっとかかって到着。
まだ正月早々だからか夕食の時間帯にも関わらず客の姿は少なく、待ち時間無く入手できました。
それから、もう一店が「スタミナ本舗kaya」 という店。
こちらは佐世保市の郊外にあって、ミサロッソから20分くらいの場所にあります。
いざ到着するころにはすっかり日も沈み、晩御飯に丁度良い時間になっていました。
店舗はラジエター工場の一画にプレハブで建てられていて、副業としてやっているのかも知れません。
ここでも名前を名乗ると既に出来上がっていたので、すぐに受け取る事が出来ました。
具合の良い事に、kayaの道向かいにはイオンがあって、そこの駐車場が佐世保バーガー食べ較べ会場となりました。
という事で、まずはミサロッソで購入したダブルミサバーガー(470円)。
ミサロッソの人気No.1メニューとのこと。
オーソドックスなハンバーガーと言った感じですが、ハンバーガーは肉厚のものが挟まっていて、食べ応え充分。
バンズがとっても香ばしくカミさんが特に感動していました。
続いてスタミナ本舗kayaのチキンかつれつバーガー。
ご覧の通り結構な巨大サイズにも関わらず、お値段は450円と非常にリーズナブル。
予約した時に切り分けてもらいました。
その半分ですら普通のハンバーガーショップのハンバーガー一個分よりもボリュームが有って、非常に食べ応えが有ります。
具のチキンかつは胸肉とは思えないほどジューシーで柔らかく仕上げてあってこれまた驚きです。
さて、カミさんが食事中からkayaの隣の「直売」と書かれた看板に興味を惹かれていて、食後の散歩をかねて覗いてみる事にしました。
遠くから見たときはそこが何の直売をしているのか分からなかったのですが、やまと製菓という地元の製菓メーカーの直売所で、中に入ると店員が申し訳なさそうな声で、もうレジを締めてしまったのでレシートを出せないけどそれでよいか、と聞いてきました。
まぁ、何かあっても返品できる距離でもないし、別にいいですよと答えて少し店内を見させてもらうことに。
ここで売られていたのが「味カレー」というカレー味のスナック。
試食が出ていたので食べてみると、このメーカーのものか分からないのですが、小さい頃にどこかの駄菓子屋で買って食べたことがあるような味です。
この小袋が30袋入って380円で売られていました。
ネタに一袋購入。
それから、このメーカーも一口香を販売しているようなのですが、さっき買ったものと異なり、こちらは膨らんでおらず、食感も少しやわらかめの感じです。
食べ比べをするつもりでこれも一つ購入。
親戚や甥っ子とかに配るのにちょうどいいかな、と思った次第。
思いのほかかさばってしまったので、一旦車においてから、イオンの店内を覗きに行って見ました。
今日の晩に高速道路に入ったら後は東京までずっと高速なので、三食分の食料の調達です。
お菓子のコーナーで「麻花兒(まふぁーる)」というお菓子を発見。
これは別名「よりより」といわれるお菓子で、何よりも特徴的なのがその固さ。
味は揚げパンみたいな香ばしい味で、何しろ固いので長持ちです。
食料の調達も無事完了し、後は東京に向けてひたすらドライブ・・・なのですが、折角なのでお風呂にも入っておきたい所。
佐世保の近くには余りこれといった温泉がなかったよなぁと思いつつネットで検索してみたら、大村湾のほとりに川棚温泉という温泉があるのを見つけました。
佐世保市街からは30分少々で到着。
途中、国道から川棚温泉へ向かう道が暗くて場所が良く分からなかったのですが、どうにかたどり着きました。
正しくは「川棚温泉しおさいの湯」 という名前で、見た目は第三セクターっぽい小奇麗な感じです。
入浴料は500円。
内湯と露天の風呂とサウナがあって、比較的オーソドックスな構成です。
汗も流せてさっぱりとした所で、今度こそ帰路に着きたいと思います。
体が温まったので眠くなりそうだなぁ、とつぶやいたら、カミさんが運転してくれるというので、原付は助手席でしばし快適ドライブを堪能する事に。
カミさんは運転に心配な所があるから、と言っていたので起きていようと思ったのですが、高速に入って少ししたらいつの間にか落ちていました。。。
次に気が付いた時には既に福岡県内まで進んでいて、カミさんもいい加減疲れたというので、古賀SAで選手交代。
それから今度は原付が運転して山口の下松SAまで走って仮眠を取ることにしました。