伊豆大島上陸【2】(2014/03/07)

2014/03/07

出発日まで仕事のはけが悪くて毎日帰りが遅かったが、少ない時間をフルに使って何とか準備は間に合わせることができた。7日の金曜日は半ば無理やり仕事を定時で上がり、家で風呂を済ませてから出発。

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竹芝桟橋のターミナルには21時に到着。窓口に行くとチケットの発行と同時に「旅客運賃補助申請書」という書類を渡され、記入後2番の窓口に提出するよう言われる。

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これが前述の復興支援キャッシュバックの申請書。
必要事項を記入して窓口へ提出することで、1人当たり片道1500円、合計6000円ものキャッシュバックが受けられるのだ。

2等船室の場合、料金が4780円なので実に3割引。2人で6000円もの余裕ができたら島内で結構遊べるだろう。バカにできない金額だ。
ちなみに飛行機を使った場合も2500円のキャッシュバックが得られるそうだ。全日空の便が8000円程度(当時)だったのでキャッシュバック利用で5000円ちょっとになる。

東京都は流石太っ腹だなぁ。。。
※この記事をアップしている頃にはとっくにキャンペーン終了となっているハズなのでご注意のほど。


出港時間まで待合所で時間をつぶしていると、伊豆大島から先、利島、新島、式根島、神津島の各島はすべて条件付出港となるとのアナウンスが流れてきた。明日の天気は晴れ時々曇りと予報されているが、昨日まで日本の北に割と強力な低気圧が居座っていたので、海が荒れる事は覚悟してきたものの、あまり聞きたくないアナウンスだ。。。

ちなみに、条件付出港とは予定通り出港するものの、島の近くまで行って入港の条件が整わなければ接岸せず通過という、ある意味無慈悲なシステムだ。
流石に下船できなければ代金は返却されるが、下船できなかった時のがっかり感と再び竹芝の地を踏んだときの脱力感を想像すると切なさを感じずにはいられない。。。w

もっとも、そう考えるのは旅行者くらいなもので、行けるか分からないなら行ってほしいと考える乗客も多いだろうからこれは仕方がないだろう。

前向きに考えれば各島を眺める一日がかりのクルーズを無料で楽しめたと思えば、ある意味贅沢だし、少しは慰められる、かな?
ちなみに、伊豆大島が条件付に含まれない理由は後ほど。

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乗船時間に合わせて乗船口へ。
今回伊豆大島へ我々を運んでくれるのは「かめりあ丸」という船だ。
乗船時に席が決まるおがさわら丸とは異なり、東海汽船の航路は事前に座席が指定されている。

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チケットに記載された場所はおがさわら丸の時と同様、通路沿いの端っこでまずまず快適に過ごせそうだ。小笠原の時は席を間違えてしまったので、今回は2度確認して場所が間違えていないことをしつこくチェックしてから荷物を下ろした。

それからすぐにデッキへでて夜のウォーターフロント(って最近あまり言わないなw)を堪能することに。
程なく大きな銅鑼の音がして、22時丁度にゆっくりと出港。

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3月上旬の東京はまだまだ肌寒く、最初のうちは楽しみながら夜景を見ていたものの、手はどんどんかじかんで来るし、顔も寒さのあまりひきつって来るしで、レインボーブリッジを潜ったのを見送って退散。。。

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凍えた体を暖めるべく、晩御飯、というか夜食としゃれこむことに。
船内には食堂もあるが今回は持ち込みで。

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と言っても、カップめんだが。。。
食堂の給湯器を拝借してお湯を入れ、待つこと3分。

・・・温かさが身に染みるぜぇw

食事を済ませて再び部屋に戻ると、程なく心地よい眠気が。睡眠不足気味だったので、明日以降に響かないよう早々に就寝することにした。
周囲に酒盛りをする中高年のグループやトランプに興じる児童がいて、騒がしくならないか気がかりだったが、体の疲れは最高の睡眠薬ということで、いつの間にかがっつり熟睡してしまった。

ちなみに2等船室には、我々が滞在する「和室」(と言っても絨毯敷きなのだが)と「座席」の2種類がある。
やはり体は横たえて休みたいと思う人が多いのか和室の方が人気があるらしいのだが、逆に言うと座席は比較的空いていて、静かで広々使えるということで、あえて指名する人も多いそうだ。

Posted by gen_charly