新島・式根島・神津島上陸【31】(2014/05/05)
このページで歩いたルートのGPSログ
途中、那智堂という矢印が出ていたが、なんかもうどうでもいい感じがして素通りしてしまった。
いや、なんというか、こんな天気の時ではなくちゃんと晴れた時に見てみたいと思ったのだ。
またここに来る機会があるかどうかは今のところ分からないけど、じっくりとできない中で慌てて見ても仕方が無い気がするし、再び訪れることが出来ないとしたらそれも巡り合わせかなと。。。
脇目も振らずに下山したせいか、15分かからない位で舗装された道路に出た。
ここが、本来の白島登山口ということだ。
この先も相変わらず急坂で折から降り続く雨が川のようになって坂道を流れ下っている。
ここを下りて行けばやがてダムがあるらしいのだが。。。
ダムはダムだけどこれは砂防ダム。。。まさか、これじゃないよね?ということで更に降りていくと、やがて神津本道に出てしまった。
あれ?ダムは??
言っていたのは、やっぱりあの砂防ダムのことだったのかな?と思いつつ、もうここまで来たら集落までもうすぐなので、ここまでわざわざちょこっと迎えに来て貰うのもなんだし、このまま店まで直接出向いてしまおうと言うことになった。
その方が先方も面倒ではないだろうし。
ということで、そのまま神津本道を集落方向に歩き始めた。
が、集落にたどり着いたものの、一向にそれらしき建物が見えない。。。
これはちょっと困ったことになったかも。。。
歩いているうちにちとせやという商店を見つけたので、そこでレンタカー屋の場所を聞いてみることにした。
「すみません、佐々木レンタカーさんを探しているのですが?」
「佐々木?あれどこだったっけ?・・・ああ、8百いくつ(番地のことだと思われる)の方かな?・・・ここからだと結構離れているというかね、ちょっと分かりづらいかもしれない。。。レンタカー屋に電話してちとせやに居るっていえばきっとわかるから、迎えに来てもらいなよ。雨が降ってるから、ここで雨宿りしていきなさいよ。」
再び電話を入れ状況を知らせると、場所は分かってもらえたようで、すぐ行きますとのこと。
それまで主人のご厚意に甘えて雨宿りさせてもらうことに。
今回歩いた全ルートのGPSログ
店内をぶらぶらとしていたら、まっちゃーれセンターでも見かけた地元産の豆腐を見つけたので、お礼というわけでもないが、晩御飯のおかずに一つ買うことにした。
程なく軽自動車が店の前に横付けされ、降りてきた女性がこちらを見つけて軽く会釈をした。
店の人にお礼を言って、ようやく佐々木レンタカーの人と合流できた。
車に乗り込み、手続きをするためにいったん店に向かうことになったが、その道中、ダムってもしかして砂防ダムのことでした?と質問すると、
「そうですよ・・・ああ!説明不足でしたね・・・、島でダムっていうとあの砂防ダムのことなんですよ~。」
店を切り盛りしていると思しき女性が運転席でそういいながら陽気に笑った。連絡がうまくいかず、何度も手間を取らせてしまったことを詫びるうち、店に到着。
店は自分が想定していた場所と全然違い、神津本道を多幸湾へ向かう途中にあった。
最初から場所を知っていたら、直接店に出向こうなどとは絶対に言わないような場所だった。
今回借りたのはホンダライフの2代目だった。
この車もかなり年季の入ったモデルだが、新島のレンタカーの印象があまりにも強烈で、これでも真新しく感じたほどだw
船の時間を考慮して明日の14時まで借りることにしたが、丸一日に少し満たないからと、ちょっとだけサービスしてくれた。あんなに振り回してしまったのに申し訳ないことです。。。
車を受け取り、ようやくプライベートな空間が確保できたので、やっとひと心地付けることができた。
まずは、ぐちょぐちょになってしまった靴を早く脱ぎたかったので、サンダルを買うことに。レンタカー屋の近くにキャン・ドゥ(100円ショップ)があったのを見かけたので、行ってみることに。
島では数少ないチェーン店だ。しかし、こんな離島にまで進出して商魂たくましいものだ。
そういえば、まっちゃーれセンターでバスの時刻表を見せてもらった時に「キャンドゥ前」というバス停があって、あの100円ショップのことか?と疑問に思っていたのだが、確かに店の前のバス停はキャンドゥ前だった。
最初に見たときは100円ショップ進出に対する島の人の期待の高さの現れなのかと思っていたのだが、後で調べたらここには以前スーパーがあって、その頃は「スーパー前」という停留場名だったため、単純に店の名前が変わったから合わせて変えただけのようだった。
それはさておき、サンダルは何種類かのゴムサンダルが売られていたのだが、カミさん的には気に入ったものがないらしい。100円ショップ相手に何を言っているんだか。。。w
それと、街歩きを始めてレインコートが案外煩わしいことに気が付いた。今回の旅行ではレインコートがあるからと傘は持って来なかったのだが、想定が甘かったようだ。
ということで、ここでビニ傘を買おうと思ったら、見た目が案外まともな折り畳み傘が売られているのを見つけた。
案外まとも、といっても所詮は100円クオリティ、骨が異様に華奢で下手に風を受けたらすぐに壊れてしまいそうだ。ただ、その分重さが非常に軽くて持ち歩いても重荷にならなさそうだったので一本購入することにした。
カミさんは他の店も見てから決めたいと言って、店員に聞いて近所でサンダルを売っている店ということで、松村商店という店を教えて貰った。