箱根散歩　-　４（2010/06/20）

バス停に降り立つと道の反対側に三嶋大社の鳥居がそびえ、その奥に参道が続いています。

本日二度目の神社参拝ですが、再度お祈りを済ませてきました。

さて、丁度昼時でお腹も減ってきたので、ここらでお昼を食べようという話になりました。
三島といえばうなぎという事で、ケータイでうなぎ屋を探してみると、何軒かヒットしましたが、どこも敷居が高そうな感じだったのと、カミさん的にはやっぱり沼津まで行ってから新鮮な刺身を食べたいというので、結局少し我慢して沼津に向かうことに。

ちょっと歩くと伊豆箱根鉄道の三島田町駅に着きます。
駅前にスーパーがあったので、なにか地のものが無いか物色してみると、静岡名物の黒はんぺんがあったのでゲット。

それと緑茶コーラなるものが売られていたのでそれもゲット。

駅から電車に乗り込み、２駅で三島駅に到着。ここから東海道線に乗り換え、沼津駅へ。
沼津までは一駅なので、５分ちょっと位で到着。
駅からはバスに乗り込んで港までやってきました。

沼津港は沢山の魚種が水揚げされる港で、色々な店が集合しているので、テレビにも時折登場する港です。

原付夫妻も駅で貰ったマップをみてどの店で食べるか思案していたのですが、結局ぶらぶらしながら見つけた「どんむす」 という店で食べる事にしました。

原付は沼津丼、カミさんは海鮮丼を注文。

若干混んでいたので、料理が出されるまで３０分近く待たされましたが、運ばれてきた料理はなかなかのボリューム。

腹も満腹になって、ブラブラとしながら、干物を調達。
余り沢山買い込んでも夫婦二人では食べきれないので、ホッケとアジの干物をそれぞれゲットです。

そろそろ戻りのコースに入らないと帰りのロマンスカーに間に合わなくなってしまうので、もう少しじっくりと見たい気もしましたが、とりあえず引き上げる事に。

バス停に戻ってくると、程なくしてバスがやってきました。
沼津駅まで戻り、ここから三島に戻って再度バスに乗れば、無料で箱根湯本まで戻れるのですが、時間的に厳しいので、そのまま東海道線で小田原まで戻ってそこから湯元へ戻るコースで行きます。

程なくしてやってきた列車に乗り込むと、これは熱海止まりで、そこから先は乗換えだそうです。
それでも３０分くらいで小田原まで戻り、そこから登山電車で箱根湯本へ行かなければならないのですが、２０分ほど待ち時間が有ったので、小田原駅前のみやげ物屋を散策。

小田原は１０年近く前に来た事があったのですが、当時と駅前はがらりと変わってちょっとびっくりしました。
駅前のみやげ物屋を冷やかしているとすぐに電車の時間になったので、箱根湯本へ。

箱根湯本では４分の乗り継ぎで、折り返しのはこね号に乗車します。

あえて触れないでいたのですが、今回予約した席は一番最後部の展望席。
カミさんにも内緒にしていたので、びっくり顔しています。

本当は先頭車の展望席を取りたかったのですが、予約した日が少し遅くて、この時間帯の先頭車は全て埋まっていたので、まぁ、仕方がありません。
後ろ向きの展望席もなかなか悪くないものです。
（昔一度乗った事が有ったので。。。）

着席して程なくすると、列車は静かに出発。
箱根湯本から小田原までの区間は、カーブが多く後ろ向きでの乗車は若干不快な感じもしましたが、小田原を過ぎると、列車は快調にスピードを上げて、相模野を快走していきます。

途中富士山が見え隠れしたりして、帰り道としては最後部車両ならではの景色を堪能する事が出来ました。

一時間程で夜の帳が静かに下りたころ、列車は無事新宿駅に到着。

新宿を降りると、急に現実に引き戻されたような感覚になって、うら寂しい感情が沸き上がってきますが、久々の箱根もなかなかよい旅になりました。

（おわり）