四国初日の出2012 - 3(2012/01/01)
それから帰りの順路になっている方へ歩いていくと絵馬を奉納する場所の裏手に潜水艦のような船が展示された四阿(あずまや)がありました。
展示されている船はアルミ缶をリサイクルしたソーラーボートで、堀江謙一さんが太平洋横断の際に使ったものだそうです。
船の名前は「モルツマーメイド号」。
「モルツ」を冠しているくらいだから、サントリーモルツのアルミ缶を使ったのだろうかと思って調べてみたのですが、結局モルツのアルミ缶を使ったかどうかは分からなかったものの、サントリーの協力があったのは間違いなさそうです。
ちなみに後になって分かったのですが、上で四阿、と書いた場所は実は絵馬殿という絵馬が奉納されている場所で、モルツマーメイド号も奉納されたものだそうです。
言われてみれば、色々な船舶や海運会社が絵馬や写真を奉納していました。
それを眺めてから戻りの順路を通って山を下っていくことに。
途中人だかりが出来ていたので、なんだろうと寄って見ると、水がめに溜まった水の上に大量の一円玉が浮いていました。
周りの人が話しているのに聞き耳を立てると、どうやら水面に一円玉を落として上手く浮かべられるかの運試しをしているようです。
見ていると結構失敗して一円玉を沈ませてしまっている人も多く、要はいかに静かに着水させるかなんだと思います。
早速カミさんが試してみたら上手く落として見事に浮かばせることが出来ました。
原付のことは聞かないでくださいw
途中登りのときにも見た旭社の前を通り過ぎます。
このあたりはのぼりの順路とくだりの順路が分けられていて、目の前の階段は行き来が出来ないようロープが張られていました。
登るときはあんなにヒーコラいいながら登ってきたのに、降りるとあっという間。
途中登るときに見た籠屋がお年寄りをかごに乗せて登ってくるのに遭遇しました。
かついている人は二人一組でなぜか若者とやや年配のひとが組みになって担いでいましたが、その表情はとてつもなく苦しそうで、なんだかいたたまれない雰囲気を感じました。
行くときに興味のあったお土産屋を冷やかしたりしつつ、あらかた参道を降りたところで、陸軍中野、じゃなかった中野うどん学校といううどん教室が運営している?らしい、「中野亭」といううどん屋を見つけ、結構いい感じに人が入っていたので一杯すすっていくことにしました。
素うどんにじゃこ天とちくわをトッピングしてみました。
カミさんはしょうがを多めに落としていました。
うどんは余りコシの無い柔らかめの麺でしたが、そのつゆの旨いこと。
軽食といった程度の量なので一瞬で食べ終わってしまいました。
帰り際に軒先でうどんつゆが売られていて、買おうか少し悩んでいたところ、隣に置かれていたゆず七味に目が行きました。
以前馬路村で買ったゆず七味が丁度切らしてしまったところだったので、買って帰ることにしました。
灸まんや讃岐うどんはお土産に買おうと思っていたのですが、土産物屋よりも近所のスーパーの方がお手ごろ価格で手に入りそうだということで、土産物屋では市場調査だけです。
そんなこんなで無事に参道入り口まで戻ってきました。
来る時に琴電琴平駅で琴電を見ることが出来なかったので、念のため帰りも立ち寄ってみると、その読みどおり丁度列車が入線していました。
ホームに止まっていたのは1200形と1070形のコンビ。
1200形は旧京浜急行700形、1070形は旧京浜急行2代目600形で京浜急行コンビです。
しかも、1200形は「しあわせこんぴら」号でした。
しかし、1200形は4扉、1070形は2扉で扉の間隔がずいぶんアンバランスな感じになってしまっています。。。
これらも無事にカメラに収めて、駐車場に戻り杖を返却して出発。
駐車場を出て少し行った所にマルナカという地元スーパーを見つけたので、立ち寄ってみると予想通り灸まんは置いてありました。
が値段はさほど変わらず。。。
そのほか今晩のおかずなどを調達して出発。