伊豆急行の写真を撮りに - 4(2012/01/29)

小径を抜けて4本目の橋(桂橋)を渡って旅館の裏手の小路を抜けると、独鈷の湯の手前でメインストリートに合流して、修禅寺の前に戻ってきました。

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「独鈷の湯」は無料の足湯なのですが、河原の中に岩で組まれた東屋がぽつんとこしらえられていて、木橋を渡って行くことができるようになっていました。

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丁度散策して足も冷えてきたことだし、ということでちょっと体験していくことにしました。
湯船?は結構広く10人くらいは一度に入ることが出来そうです。

深さも膝下くらいあって、入ろうと思えば全身浸かることも出来そうなほどです。
お湯はやや熱め(43度位か?)で、足が冷えているせいで最初のうちはやたら熱く感じましたが、慣れてくるとこれがまた極楽で。

10分ちょっと楽しんで上がると、足はぽっかぽか、歩いてきた疲れも取れて軽やかになりました。
ということで、もう一箇所、日枝神社を訪ねてみることにしました。

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修禅寺の二つ隣が日枝神社で、鳥居の奥には参道が続いています。
参道を登ると見えてくる本殿は比較的こぢんまりとしていました。

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お参りを済ませて、ふと境内を見渡すと横に見える杉の木が特長的な形をしていました。

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「子宝の杉」と名づけられたその杉は、根が一つですぐに幹が二つに分かれて、並行したまま空へ向かって一直線に伸びている杉です。
厳密に言うと、二つの木の幹が合体してしまったものらしいです。

両方の木の間は階段が設けられて通り抜けられるようになっていて、通り抜けると子宝に恵まれるというご利益があるのだとか。

それから日枝神社をあとにして、ぼちぼち今回のドライブも終盤戦。
夕方までに会社に寄らなければならなかったので、渋滞の心配を考えてあと少しで東京へ戻る事にしました。

車を停めている駐車場へ戻る道の途中に筥(はこ)湯と呼ばれる共同浴場があります。
折角なので一風呂浴びて帰ることに。

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この筥湯はかつて当地にあった9つの外湯のうちの一つで、一度はそれらの湯は殆どが廃れたものの、近年復活させたものだそうです。

入浴料は350円。
待合所などはないものの建物はまだ新しく小奇麗です。

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料金を払って浴室に入ると、なんと先客なし。
思わぬ貸しきり状態だったので、携帯のカメラで湯船を写してみましたが、湯気が凄かったのも有るのですが、最近携帯のカメラが絶不調で、良く分からない写真になってしまいました。。。

30分ほどお湯を楽しみましたが、その間ずっと貸し切り。
思いのほか堪能できて満足です。

散歩して、風呂に入れば、お腹も空きます。
車に戻ってさっき修善寺駅で買ったお寿司でお昼ご飯にすることにしました。

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まずは「あじ寿司」

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蓋を開けると一面に厚切りのアジの刺身が敷き詰められていて、酢飯と相まってとても美味。
寿司なので冷めていても美味しく食べられます。

見た目は少なく見えるのですが、思ったよりも食べ応えがあって、結構満足できました。

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続いて「わさびいなり」
これはいなり寿司のシャリにほのかにわさびの風味が楽しめるもので、原付は昔どこかで食べたことのある味でした。
程よい辛味がいなりの甘さを中和して結構飽きずに食べられました。

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そして最後が「いなかちらし」
地元のしいたけやたけのこなどがふんだんにちりばめられたちらし寿司で、プラスチックの容器に入っていますが、量は思った以上に多くコストパフォーマンスは最高です。

素朴な味ながら、あじ寿司だけでは物足りないという人がお替りするのに丁度よさそうな感じです。
ここの舞寿しには他にも「わさびシャモ飯」「い寿司(いずし≠伊豆市)」 など興味をそそる駅弁があって、また来ることがあったらそれも食べてみたいものです。

そんなわけで、今回の伊豆旅行はおしまい。
帰りは箱根を経由して帰ったら混雑に巻き込まれること無く、会社にたどり着いたのですが、一時間程度で終わる予定だった作業はまさかのトラブル発生で22時ごろまでかかってしまい、家に着いたのは日付が変わる少し前でした。。。

(おわり)

Posted by gen_charly