南東北の旅 - 2(2012/08/11)

— 喜多方ラーメンを食べるつもりが。。。 —

次の目的地は会津若松。
といっても、余りのんびりする時間は取れなさそうなので、昼食として喜多方ラーメンを食べるためだけの立ち寄りですが。

20120811_112439

丁度昼前、11時半ごろに会津若松駅に到着しました。
折角来たので、会津鉄道の写真でも撮ろうかな、と思ったのですが、次の列車は一時間半後ということで、結局撮れたのは磐越西線の719系のみ。

20120811_113108

早々に諦めて昼食にするべく喜多方へ移動しようと思っていたところ、原付が駅で撮影中にカミさんが観光案内所でこの辺のラーメン屋を調べておいてくれて、それによるとこの辺りでは会津ラーメンというのが近年有名になっているらしく、名店もあるとのことなのでそちらを訪ねてみることになりました。

教えてもらったのはめでたいや という店。
駅からは車で5分ほど。
店の周囲の駐車場には既に沢山の車が止まっていて、結構にぎわっている様子。

幸い開いているところを見つけて駐車できたので、早速店内に入ってみると店内は外から見るよりも大きな店で、沢山のテーブル並んでいるのですが、それぞれのテーブルには昼前にも拘らず既に沢山のお客さんがいました。

20120811_120025

それでも待たされることなく席に通され、メニューを見てみると、この辺りでは会津ラーメンの他にソースカツ丼が名物とのことで、原付は味噌ラーメンのソースカツ丼セットを、カミさんはシンプルに醤油ラーメンをそれぞれ注文。

20120811_121041

暫くすると料理が運ばれてきました。
どんぶりひたひたの味噌ラーメンの傍らに、とてもハーフとは思えないカツ丼がセットされ、思いがけないドカ盛りに思わずたじろいでしまいました。

もっともカツ丼はカミさんと半分こにするつもりなので、何とか攻略できそうです。
ソースカツ丼は、数ヶ月前に小鹿野で食べたわらじカツ丼と味付けは似ているものの、肉厚で下に敷かれたキャベツが良い箸休めになります。

箸休めといえば、付け合せに大根とにんじんの漬物ときゅうりのお新香と沢庵の乗った小皿が付けられていましたが、全体的に味付けが濃く、既に味噌ラーメンとカツ丼で口の中でしょっぱくなっていたので、こちらは箸が進みませんでした。

20120811_120953

カミさんの醤油ラーメンは、いりこだしベースのシンプルなもので、味噌を食べた後に食べると一瞬物足りなさを感じるのですが、スープ自体はしっかりとしていて、こちらの方が食べやすい感じです。

上述の通り、全体的に味付けが濃く食べ進めていくうちに若干飽きてしまいましたが、漬物以外は完食。
何しろボリューム満点でまんまと満腹にさせられたた腹を抱えて店を出ました。

さて、携帯をスマホに変えたので、どうせなら今回の旅行をGPSでロギングしておこうと思って準備してきたのですが、ダッシュボード上に放置すると熱ですぐにスマホがメッセージを出すので、少しでも涼しいところにおけるようエアコンの噴出し口に設置するホルダーを入手することにしました。

駅近くのオートバックスに立ち寄ると、店の前を通る線路に見覚えのある列車が停まっていたので慌てて撮影してきました。

20120811_125951

快速あいづライナーの485系でした。
この車両は元々新宿から日光へ向かっていた特急日光号に使われていたものです。
先程の719系同様、会津の赤べごのマスコットキャラクターあかべぇ が運転席横に貼られていましたが、塗装はそのまま東武鉄道のスペーシアカラーなので、そこはかとない違和感を感じました。

— 結局。。。 —

それはさておき、携帯ホルダーも無事入手して、いよいよ山形県に向けて出発となったわけですが、時間的に山形のB級グルメを食べたりした上で山寺へ行くには少し時間が足りなさそうです。

流石にちょっと詰め込みすぎたか。。。

無理して駆け足で見てもしょうがないので予定を変更して今日は山形市内で一泊して、一関へは明日向かうスケジュールに急遽変更、おばさんにはその旨の連絡を入れておきました。

ラーメンがしょっぱかったせいか、無性にアイスが食べたくなり、走り出して間もなく丁度通りかかった道の駅 喜多の郷に寄ってみました。

20120811_143117

しかし、シャーベット系のアイスで口をさっぱりさせたかったのに、なぜか売られているのはソフトクリームばかり。
併設されている温泉のロビーまで上がりこんで探しても見つからなかったので、結局ここでは買わずにその先で見つけたコンビニで無事確保。。。

山形へ向かう国道は渋滞もなく快適そのもの。
途中山形鉄道の車両を撮ろうと思って赤湯駅に寄りましたが列車は暫く来ないようなので残念ながら今回はスルー。

道は快適なものの山形までの道のりは予想以上に遠く、途中休憩を挟みつつ山形の市内に着いた時には既に夕方になっていました。
一日で回れると思っていた見通しの甘さを痛感させられました。。。

夕方なので、今更山寺に行くわけに行かず、結局山寺は明日早朝に攻める事になりました。
で、それならばと、まずは汗を流してしまうことにしたわけですが、目的地はもう決めていて、それは例のカミさんのバイブルに出ていた山辺温泉保養センター
市内を抜けて暫く走ると到着。

20120811_200614

ここは入浴料が300円と良心的で、サラッとしたお湯に温泉らしさは余り感じないのですが、体は芯まで暖まり、汗も流せてすっかりさっぱりしました。

晩御飯は当初スーパーで食材を手配して車中で食べるつもりで居たのですが、閉店間際に入ったせいか惣菜が殆ど残っていなかったので、結局困った時のすき家頼みということで、すき家で済ませました。

食事を済ませたところで時間はまだ21時台を指していたのですが、明日早朝からの勝負に備えて、ぼちぼち寝床を探すことにしました。
山寺からもっとも近い場所にある道の駅として天童温泉 が検索されたので、そこへ向かうことに。

30分ほどで道の駅に到着。
流石にこの時期だけに駐車場には車中泊を決め込む面々で混雑していましたが、幸い空いている場所を見つけられたので、そこに車を突っ込んで早々に就寝。

Posted by gen_charly