奄美大島上陸【11】(2007/09/22)
2007/09/22
昨晩の車中泊は恐ろしく寝苦しくほとんど眠れなかった。夜半過ぎから降り続いた雨は明け方には小降りになり、目を覚ます頃には時折青空が見えるくらいまでに回復した。といっても唐突にパラパラっと降ってきたりする辺り南国っぽい。
それはさておき、狭い車内での仮眠ですっかり体が凝り固まってしまったので、ストレッチを兼ねて車外に出てみた。
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奄美大島上陸【10】(2007/09/21)
ぼちぼち戻りのフェリーの時間が近づいてきたので瀬相港へ戻ることに。実久にまだ行けていないが諸鈍から結構距離があり、今から訪問したらフェリーの最終便に間に合わなくなってしまうので訪問は諦めざるを得なかった。
行きにかかった時間を考慮して諸鈍を出発。だが戻り道はダンプと全くすれ違わないまますんなりと瀬相港に着いてしまい、逆に30分ほど時間ができてしまった。港の周囲にはこれと ...
奄美大島上陸【9】(2007/09/21)
とりあえず諸鈍へ向けて車を走らせた。道は大和村や宇検村辺りの県道よりもさらに一回り狭い。ほぼ一車線しかない道が海岸と山肌に沿って続いている。しかもそこかしこで補修工事が行われていて何度も足止めを食らう。そしてその現場を行き来するダンプも多い。細い道のカーブの向こうからダンプがぬっと現れると流石にドキドキする。神経をすり減らしながらの走行だった。
で、どうにか生間に到着。 ...
奄美大島上陸【8】(2007/09/21)
それはさておき、ここまでどこか海に入れそうなところがないかチェックしながら進んできたのだが、遠浅でひと気がなさそうな海岸というのが案外見つからず、ズルズルと宇検村まで来てしまった。助手席のカミさんも早く入りたくてウズウズしていたが、なかなか海に行かないのでもはや諦めかけている。
地図で見るとこの半島の北端に船越海岸という所があるようなので、そこに行ってみてダメなら今日は ...
奄美大島上陸【7】(2007/09/21)
2007/09/21
奄美大島3日目。昨日までは様々なアクティビティを終日詰め込んでいたが、今日から残りの日程は気ままに島内散策などをして楽しむことにしている。カミさんがどこかでスノーケリングをやりたいと言っているので、よさげな海岸があったらそこで少し海と戯れる時間も取りたいと思う。
準備を済ませたらレンタカーに乗って出発。奄美大島は北東→南西に長い島だ ...
奄美大島上陸【6】(2007/09/20)
鶏飯に舌鼓を打って満腹になったところで午後のアクティビティだ。
午後は金作原(きんさくばる)と呼ばれる原生林の中をMTBで走るツアー。腹ごなしに丁度よさそうである。
自分は昔から自転車に乗るのは好きだったので(と言ってもサイクリング部に所属するようなレベルではないが)、島で自転車に乗れるうえ、自分ではまず入り込まないような山道を走るというのだから興奮し ...
奄美大島上陸【5】(2007/09/20)
2007/09/20
奄美大島2日目の朝を迎えた。今日はMTB&マングローブカヌーのツアーを申し込んでいる。このツアーはアイランドサービスという業者がやっているツアーなのだが、西表島で体験して以来もう一度カヌーを漕いでみたいというカミさんの希望と、奄美の山中をMTB(マウンテンバイク)で駆け抜けてみたいという自分の希望を両方ともいっぺんに叶えら ...
奄美大島上陸【4】(2007/09/19)
今日は夜にもうひとつアクティビティを詰め込んでいる。夜の野生生物の観察ツアーなるツアーである。奄美と言えば天然記念物のアマミノクロウサギ。運が良ければこれが見られるというツアーだ。
車で一旦宿まで戻りそこからツアー会社の事務所まで歩いて向かったのだが、泥染め体験の時間が思った以上に押してしまい、集合時間に遅れそうな状勢である。店に連絡して5分くらい遅れる旨を伝えたら ...
奄美大島上陸【3】(2007/09/19)
今日は午後から肥後染色というところで泥染め体験の予約をしている。ここはカミさんがネットで見つけてきた業者で3000円で泥染めの体験ができるらしく、今回の旅行の中でカミさんが最も楽しみにしているアクティビティのひとつである。
この業者は泥染めの他に藍染めの体験もやっていて、そちらは2000円と言うことだったので一緒に申し込んでみた。
染める対象は自ら持ち込みする ...
奄美大島上陸【2】(2007/09/19)
島旅47番目の島として奄美大島に降り立った。
奄美大島空港も南国ムードあふれる空気感を漂わせていた。ただし那覇とは違ってここは町外れなので空港周辺は長閑な田園風景が広がっている。その点どこかの小離島に降り立ったような印象があった。
奄美大島は鹿児島と沖縄のちょうど中間付近にあり1市2町2村の自治体が存在する。大島の名は伊達ではなく島の面積は日本で3番目の大きさ ...
奄美大島上陸【1】(2007/09/19)
このところ新婚旅行だとか毎年開催される社員旅行だとか出張だとか、何かと飛行機に乗る用事が続いたせいで、JALのマイレージがいつの間にか夫婦揃って9000マイル以上溜まっていた。9000マイル溜めると国内便の往復航空券との交換ができるのだが有効期限がある。
調べてみると今年いっぱいで期限切れとなるマイルがあって、それが消失するとまた9000マイルを下回ってしまうことが分かったので、急遽 ...
紀伊半島と浜松のドライブ【9】(2023/07/26)
そして、次が今回の旅行の最後の見どころ。同じ浜松市内にある楽器博物館の見学である。自分もチビも音楽に縁のある日々を送っている。なので一度見てみたいと思っていたのだ。で、
・・・休館日だった。なんてことでしょう。そう言えばこちらの博物館は休館日を調べるのをすっかり忘れてしまっていた。とはいえよりによって休 ...
紀伊半島と浜松のドライブ【8】(2023/07/26)
この歴史館にはスズキの名車が多数展示されている。いずれもこうして展示されているだけあってその車種の開発に秘められたエピソードや、車両としてのエポックメイキングな特徴など語れることは多いのだが、全て網羅したら紙面がいくらあっても足りないので、自分の思い出に残っている車種に絞って紹介しようと思う。まぁ、実際に足を運んで見学してもらうに越したことはない。
まず ...
紀伊半島と浜松のドライブ【7】(2023/07/26)
2023/07/26
カミさんとチビはいつもどおり6時過ぎには起床して散歩に出かけて行った。自分はもうひと眠り。だが周囲の騒音と暑さで寝ていられなかった。
おもむろに起床して車を片付けていたら2人が戻ってきた。道の駅周辺の農地にいたヤギと戯れたり、その先の海岸に出たりしていたそうだ。
今日は13時にスズキ歴史館の入館予約をしている ...
紀伊半島と浜松のドライブ【6】(2023/07/25)
さて次に向かうは賢島である。カミさんが少し前にピアスを紛失してしまい、今度は真珠のピアスが欲しいなと言っていたので、真珠と言えば賢島、というわけである。この辺りは日本の真珠養殖発祥の地なのだ。
移動している間、カミさんとチビはリアシートで食後のシエスタを決め込んでいた。
30分ほどで賢島駅に到着。2人が起きないのでちょっと駅を見学に行ったら、
紀伊半島と浜松のドライブ【5】(2023/07/25)
2023/07/25
午前7時起床。自分が寝苦しさで目を覚ましたとき、珍しく2人はまだ就寝中だった。程なく2人も起きてきたのでカミさんが朝食の準備をしている間に、自分がチビの朝散歩に付き合うことになった。と言っても小さなPAなので大して行くところもないのだが。
片隅の園地のようなところを散策していたらチビがバッタを捕まえた。こういうのに全く物怖じせずに触 ...
紀伊半島と浜松のドライブ【4】(2023/07/24)
橋杭岩は紀伊半島の南端にある串本町の市街地北端の辺りにある。ここは2005年の年明けに一度来たことがあるのだが、あの当時はまだこうした観光地を粗い解像度でしか捉えていなかったので、すでに記憶が曖昧となっている。海岸沿いに岩が列をなして起立している様子は覚えているが、周辺にどのようなものがあって、どこを散策したのかなどは記憶の彼方である。
だが、車窓から橋杭岩が見えてきたら ...
紀伊半島と浜松のドライブ【3】(2023/07/24)
見学するうちに今度は11:30のイルカショーの時間になったので再び会場へ移動。イルカショーはクジラのショーとは別のプールで開催される。
このプールにいるのはカマイルカ、スジイルカ、バンドウイルカの3種。そういえばバンドウイルカは最近はもっぱらこのように呼ばれているが、以前はハ(濁点が付かない)ンドウイルカと呼ばれていたような気がする。どちらが正しいのか気になって調 ...
紀伊半島と浜松のドライブ【2】(2023/07/24)
朝食を済ませたらすぐに出発する予定だったが、由緒ある神社の散策に殊の外時間を取られてしまった。と言っても元から9:30のショーには間に合わない見込みだったのでそれほど急ぐ必要もない。かといってダラダラしていてもしょうがないので、ぼちぼち出発。
道の駅から先の国道も相変わらずすこぶる順調に流れていた。順調に時間が繰り上がって、この分なら初回のショーにも間に合い ...
紀伊半島と浜松のドライブ【1】(2023/07/23~07/24)
自分の職場は夏休みが定められていない。ここ数年は親戚周りに呼び出されることもあったので、もっぱらお盆の時期に合わせて休暇を取っていたのだが、今年は父の新盆が控えていてお盆の予定が埋まっていたこともあり、時期をずらして久しぶりに家族で水入らずのドライブに出かけることにした。
コロナ禍が収束しつつある今日この頃、GWの旅行では随分酷い目にあったので夏季の行楽シーズンを避けて7月の最終 ...