気球に乗ってきた話【1】(2023/05/20)

千葉県の北西の端に野田という町がある。千葉県民は自分の住んでいる場所をチーバくんの体の位置で例えることよくあるのだが、それでいうと丁度鼻の部分である。そこで野田スカイスポーツ振興会という団体が年数回、無料で熱気球に体験搭乗出来るイベントを開催している。
かねてから気球に乗ってみたいと思っていて、何度か申し込みを行っていたのだが、このイベントは人気が高いらしく毎度抽選になってしまっ ...
紀伊御坊と伊勢の鉄道【3】(2009/10/25)

2009/10/25
起床後、明るい所で北勢線の車両の撮影がしたくなって阿下喜駅を再訪した。
早朝なのでまだ辺りが薄暗い。この写真は露出を高くして撮影したが、
実際はこんなに暗い。まだ6時過ぎである。こんな早朝から活動を開始した理由は忘れてしまった。
駅前に停まっていたモニ226ももう一度撮影。荷物室が付いた車両なので側面の扉が3つある。
紀伊御坊と伊勢の鉄道【2】(2009/10/24)

で、向かったのは三岐鉄道であった。この路線もこれまであまりちゃんと撮影が出来ていないので訪ねてみた次第。
三岐線の終点の西藤原駅に機関車が保存展示されているということなので行ってみることにした。
・・・のだが、到着は18時近くなってしまった。途中で何してたのか、あるいは寄り道せず直行してこの時間になったのかもはや記憶にないが、10月の下旬なので既に辺りは真っ暗だった。
紀伊御坊と伊勢の鉄道【1】(2009/10/24)

2007年あたりから高校以来封印していた撮り鉄趣味が再燃していた。
以前は鉄道に関する情報を調べるためには、鉄道雑誌や時刻表を見るか、同好会などに参加して情報交換をするか、自らの足で現地に足を運んで現状を確認する以外になかったが、自分は同好会の類には参加しなかったので、雑誌や時刻表が情報収集の主力だった。
だが、これだけだと情報が限られてしまう。近所なら再挑戦も容易である ...
千住界隈(2009/07/11)

2009年の7月に皆既日食を観測するために奄美大島まで行ってきたのだが、その旅行に先立ち職場の同僚と旅の話をしていたら、一眼レフ貸すから写真撮って来てよ、と頼まれた。
借りたカメラはニコンのD70というデジタル一眼だった。こんな高級機を扱うのは初めてなので壊してしまわないか不安だった。その不安もそうだが、そもそもカメラを使いこなせるのだろうかという不安もあった。現地に行って使い方 ...
鹿児島へ【9】(2006/08/15)

さて、しまなみ海道も通り終えてとうとう四国に上陸。
四国に上陸したあと今治から鳴門までの間にどこに立ち寄るかはまだ決めていなかった。少し前に車内でひとしきり相談した結果、まずは道後温泉に行ってみたいとなった。
方向的には一旦反対方向へと進むことになるが、道後温泉は誰を連れて来ても外さない定番スポットなのでまぁいいか。
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鹿児島へ【8】(2006/08/15)

2006/08/15
お義父さんの運転で結構夜遅い時間まで走り通して、気が付いたら尾道最寄りのパーキングに停まっていた。
再び自分がドライバーになりまずは尾道駅に行ってみた。尾道城が駅名看板の脇にマスコットのごとく写っているが、実際には丘の上にある大きな城だ。というか正しくは資料館だった建物だ。
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鹿児島へ【7】(2006/08/14)

黒神神社の鳥居を見学し終えたとき、女性陣からこの辺りに温泉があったら入りたいとリクエストがあった。これだけカッカした山があるのだから良い温泉もありそうだ。ということで鹿児島市街へのフェリーターミナルがある方へと向かいつつ、いい感じの温泉があったら立ち寄ろうと車を走らせたら、しばらく進んだ先に古里温泉という看板を見つけた。ちょっとした温泉街になっていて、その中のひとつ古里観光ホ ...
鹿児島へ【6】(2006/08/14)

これと言って観光らしいことをした訳ではないが大口観光はここまで。両親が同行しているのであまり自分本位な行動が出来ないうえ、その両親が大口や県内の観光地をレコメンドしてくれないので、どこへ行くのが良いのかもイマイチよく分からない。そんなわけでどうしても足早な観光とならざるを得なかった。
さて、いよいよ桜島に向けて出発だ。大口の辺りは高速が通っていないので、車で小1時間ほど走っ ...
鹿児島へ【5】(2006/08/14)

2006/08/14
大口は標高があるせいか夜になるとグッと気温が下がってだいぶ凌ぎやすかった。おかげで朝までぐっすりである。
7時半くらいにカミさんに起こされぼんやりと起床すると既に他のみんなは起きていた。また自分が一番の寝坊助となってしまった。まぁこれはいつもの事なんだが。休みの日は昼近くまで布団でウダウダしているのが通常なのでそう言う意味では7時半起床も ...
鹿児島へ【4】(2006/08/13)

2006/08/13
今日は今回の旅のメインイベントである、鹿児島の親戚一同へのお披露目会である。お義母さん側の親族も集まるため市内の割烹の宴会場を押さえてあるとのこと。
いわゆる結婚式場ではないので着付け等々はセルフサービス。なのでまずはカミさんのメイクをしてもらいに予約しておいた市内の美容室に向かう。自分は1人で家に残っててもしょうがないのでカミさんを店 ...
鹿児島へ【3】(2006/08/12)

思いがけない鉄分補給に満足して家に戻ると、伯母さんから長旅で疲れているだろうから少し休みなさいと促された。
道中まぁまぁ眠ってはいるのだがすっきりしているというほどでもない。だが初めて上がる家で1人眠るのも気が引ける。カミさんの顔を見たら私は寝ないから寝ておいでと言われた。それならばということで少し仮眠を取らせてもらうことに。
奥の和室の開け放たれた窓 ...
鹿児島へ【2】(2006/08/12)

2006/08/12
「オイコラっ!窓開けんかーっ!!」
何時頃だろうか、突然そんな怒鳴り声が聞こえて目を覚ました。窓の外を見るとトラックドライバーっぽい兄ちゃんが物凄い剣幕でお義父さんに詰め寄っていた。何事!?
運転席でその剣幕が聞こえていないかのような顔で押し黙っているお義父さん。助手席に座っていたお義母さんは恐怖にひきつっ ...
鹿児島へ【1】(2006/08/11)

この年カミさんと入籍を無事果たしたことは金沢へのエントリで触れたが、結婚式は半年ほど後の6月となった。
結婚式と言えば近所の結婚式場やホテルのチャペルでやる人が多いのではないかと思うが、我が家の場合はちょっと一波乱あった。いや、親戚が揉めたとか、挙式の内容を巡って夫婦に亀裂が入ったとか、と言ったことではない。
これまでいくつかのエントリで触れてきたが、自分の実家はちょっと ...
大阪出張2009【3】(2009/04/12)

こちらは前ページのキハ101と雰囲気の似たデザインの車両だが、車体が一回り大きい。形式はキハユニ51という。
キハユニは、キハはまぁいいとして、ユが郵便室を備えたもの、ニが荷物室を備えたもの、と言うことである。つまり乗客と郵便と小荷物が乗せられる車両と言うことだ。
普通の客室の奥に仕切り扉があり、その向こう側は郵便室と荷物室になっている。
昔は鉄道車両に郵便局 ...
大阪出張2009【2】(2009/04/12)

さて、神戸界隈で撮りたいと思っていた車両は概ねゲットできたが、まだ日が沈むまでに時間がある。もう一声、普段気軽に行けなさそうな場所にある鉄道を、と言うことで白羽の矢が立ったのは加悦鉄道(かやてつどう)である。
地元の人か古くからの鉄道ファンでもない限り聞き馴染のない名前の鉄道ではないかと思うが、かつて京都の日本海側に位置する与謝野町を走っていた鉄道だ。そもそも与謝野ってどこや?と ...
大阪出張2009【1】(2009/04/12)

職場で大阪への出張を命じられた。今回は事務所移転の立ち合いである。作業は4月11日の土曜日。それなら日曜はどこかに撮影に出かけようと考えてレンタカーを手配。
11日の移転は無事に完了させることが出来たので、晴れて12日はフリーとなった。予定どおり12日にレンタカーを借りて出発。
2009/04/12
最初は阪堺電気軌道のシーラカン ...
仙台出張【4】(2023/05/16~05/18)

人工地盤になっている車庫の敷地を回り込むように進んでいくと車庫への入口がある。地図上では仙台市電保存館はこの辺りと表示されているのだが、車庫の敷地内にあるのか分かっておらず、ここを入ってよいものか一瞬躊躇した。だが目を凝らすと奥の守衛の建物に仙台市電保存館と書かれた看板が見えた。
守衛に会釈して保存館に入る。
流石に平日の午前中ということもあり、来訪者は誰 ...
仙台出張【3】(2023/05/15)

その日の晩、再び風呂に入りに出かけた。と言っても駒の湯はもう勘弁である。ネットで近隣の入浴施設を検索したが仙台市内には銭湯ないし温泉施設というのはあまりないようである。そうした中数少ない温泉施設のひとつが東西線の六丁の目という駅の近くにあるらしいことが分かった。
その施設はサンピアの湯という日帰り入浴施設なのだが、仙台から六丁の目までは電車で15分ほどかかる。なんか ...
仙台出張【2】(2023/05/15)

2023/05/15
この日は前述のとおりホテルの部屋で終日リモートワークとなっていた。
起床後、業務開始時間まで少しくらい散歩しておこうと、フラっとホテルを出た。
ホテルを出て西に進み、東北大の所から広瀬川を渡る。ここは霊屋下という広瀬川が蛇行して半島状になった場所にある住宅地である。
当初はこの辺まで見たら戻ろうと思っていたのだが、意外 ...