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多々羅大橋を渡り大三島へ:

更に黙々と進んでいくと視界に巨大な斜張橋が見えてきた。あれがお隣の大三島へと渡る多々羅大橋だ。
生口島に上陸して2時間あまり、ようやく島を半周した訳だ。

もはや生口島に思い残すことはない(訳じゃないけどこの時の気分はそうだった)。
島の通り抜けに成功したウイニングロードは橋へのアプローチ道路だ。最後の最後まで頑張らされるわけね。。。

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生口島:

そうして橋を渡り切り生口島に上陸。島旅8番目の島となった。
当時のしまなみ海道は生口島内の道路の整備が完了しておらず自動車は一旦一般道に降りる必要があった。もちろん自転車用の通路も橋を渡った先で自動的にアプローチ道路へ誘導されグネグネとした道を下っていく。下り坂なのでブレーキの操作だけで降りて行ける。この瞬間のために坂道を登るんだよなぁ、と爽快感を味わっていたがあっという間に ...

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思い付きで自転車を借りる:

土生港のターミナルを覗くと多くの乗客が船の到着を待っていた。殆どが年配の方である。まぁ時間的にそんなもんか。
ターミナルの一角に案内所があったのでそこで島の見どころを質問してみた。すると島の観光ガイドマップを広げてサイクリングをおススメされた。

なんでもしまなみ海道は自転車でも通行することが出来るらしく、道が通っている島々の各所でレンタサイクルが ...

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因島へ:

2000/09/20

尾道の朝だ。ホテルの窓から尾道市街の北西の方角を写した。

しかしグーグルマップの衛星写真は偉大である。このときの旅行で宿泊したホテルをメモしていなかったので、撮影してから数年もしたらもうどこに宿泊したのかとか、この写真がどこを写した景色なのかとか、さっぱり分からなくなってしまっていたが、衛星写真によって泊まったホテルやどの方角を見ているの ...

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本山支線のクモハ42:

そんなことつゆ知らずな自分は、そのままJRに乗車して九州を離れてしまった。
初の九州上陸は1日に満たない時間しか滞在できなかった。やっぱり札幌に行ったのは蛇足だったかも。。。

まぁ、とりあえず福岡に到着した時点で設定していた今回の旅のマストタスクのうちのひとつであるクモハ42の撮影のため、引き続き小野田線の雀田駅へと向かう。

ということで ...

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西鉄で甘木へ:

2000/09/19

というわけで今回の放浪旅はここからが本番。前述のとおり今日は鉄道に乗って広島の辺りを目指すことにしている。
自分にとって初めての九州である。初上陸の地なので見るもの全てがお初である。もちろん鉄道もだ。

九州にも多くの鉄道路線があり、全部見ようと思ったら何日もかかる。だが自分にとって九州のみならず中国、四国地方を含めた西日本全 ...

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そして福岡へ:

2000/09/18

この日は平日。S君は早々に仕事出かけて行った。自分が乗る飛行機は14時台なのでそれまでゆっくりしてって良いよと言って貰えたのだが、S君のいない家でご家族に油を売ってもしょうがないので荷物発送の手配だけして、9時だったか10時だったかそのくらいにS君の家を出発した。

 

ここまでは自分にとっての趣味の時間。ここか ...

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一昨年、昨年と、このところ毎年のように札幌のS君と会っている。毎年会っているのにお互い話が尽きないので、いつも最後は物足りなさを感じつつの解散となる。

そんなS君は作曲も手掛けていて、先日自主製作のミニアルバムを送ってくれた。アルバムの中に収められている曲はTーSQUAREのようなポップなフュージョンの雰囲気を持ちつつ、ゲームミュージックの世界の流行も取り入れたようなドラマティッ ...

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1990/01/20

前日は関東地方では珍しくドカ雪が降った。だが翌日にはあらかた溶けてしまった。
この日は土曜日で、当時はまだ半日学校に行かなければならなかった。学校から帰ってきて雪が解けているのをいいことにI田と的場に出かけることにした。I田は国鉄車両のNゲージに特に興味を持っていて、的場にNゲージを売っている模型店(名前は忘れた)があったので、市場調査に行こう、とい ...

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駅に戻ると、彼はお土産の物色が終わって待ち合わせ場所に佇んでいた。合流前にとりあえず記念入場券だけ購入。

それから中央線で小淵沢まで行き、小海線に乗り換え。

ぐんぐんと標高をあげていくキハ52に感動しながらローカル線の旅を堪能する。

途中、八ヶ岳が綺麗に見える場所があった。この写真はこの記事でも掲載させてもらった。

小海線は単線のローカル線なの ...

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1990/01/05

JRには165系電車を改造した、パノラマエクスプレスアルプスという長い名前のジョイフルトレインがあった。
その車両は小田急ロマンスカーや名鉄パノラマカーと同じような構造になっていて、運転席を屋根上に移動して、最前面を展望室とした列車だった。

前面展望が一番のウリだったが、列車内には個室やラウンジも設けられて、ゆったりと寛ぎながら鉄道の旅を ...

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1989/05/04

中学生になり学校で新たな友達となったK君。彼もまた鉄道が好きだったので、意気投合してつるむようになった。
今回は箱根へ行ってきたのだが、そのきっかけは特急踊り子号用の185系で運転されるという普通列車に乗りたいと思ったことだった。

各駅停車ではあるが、普段、別料金を払わないと乗れない電車に特急料金を払わずに乗れる、というのは、何ともお得感 ...

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1989/04/02

どうにも地味な印象がぬぐえない我らが東武東上線であるが、1987年に大きなイベントがあった。地下鉄有楽町線が和光市まで延伸されて、東武東上線と直通運転を開始したのだ。これにより都心部まで乗り換えなしで行けるようになったのだが、当初直通する列車は各駅停車だけだったので、座れるけど時間のかかってしょうがない列車なうえ、殆どが川越市どまりだったので、川越市以遠の利 ...

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1988/12/26

当時、父の会社の例の同僚の姉が三鷹に住んでいて、極々たまに遊びに行っていた。
それから数年後に自分が鉄の道を歩み始め、その折に三鷹に電車区(車庫)があることを知った。

で、それから暫く経った冬のある日、みんなで集まってクリスマスパーティをしようよ、という話になって3家族がその三鷹の家に集まった。
不思議な縁とでもいうのか、その3家 ...

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1988/11/14

11月14日は埼玉県民の日である。

この日は県内の小中学校は全て休校日であり、しかも県内を走る大手鉄道各社が子供200円未満の料金で県内乗り降り自由のフリー切符を発売していたので、電車が空いている平日に安価に遠出ができるまたとないチャンス。

ということでフリー切符を入手して撮り鉄の旅に出ることにした。

ただ、惜しいのは各社 ...

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1988/08/14

お盆休みに父と例の同僚(とその娘)とで箱根の温泉宿に泊まりに行くことになり、2家族4人で父の車に乗って箱根へと向かった。
宿は強羅駅の近くにある紀伊国屋旅館、という所だった。芦之湯にきのくにやという旅館があるがそこではない。どうも既に廃業されているようだ。

行きは宿に直行、宿の詳細は既に記憶に残っていないが、宿から歩いて1分くらいのところ ...

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1988/08/xx(多分)

JR埼京線・川越線の車両が留置されている川越電車区という車庫が南古谷駅の近くにある。ここもまた事前の電話連絡で見学対応してくれる車庫だったので、これまで2,3度見学させてもらっている。

この時何回目の訪問だったかは忘れたが、夏休みの自由研究で鉄道車両の仕組みみたいなものを発表しようと思いたち、その取材のために訪問したのだった。

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大船駅から乗るのはもちろん湘南モノレール。
湘南モノレールは懸垂式のモノレールである。その名の通りガイドレールの下に車両をぶら下げて走る方式のモノレールで、その乗り心地がどんなものか興味があって、湘南江の島駅まで乗り通して往復した。乗り慣れないタイプの揺れだったせいか、大船駅に戻る途中で軽く酔った。

そのせいかは覚えていないが、途中駅でいったん下車したようだ。看板に片瀬山 ...

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1988/07/29

夏休みになって、撮影の旅に行きたい欲がMAXに達していた。
とにかく撮りたかったのは鶴見線のクモハ12という電車である。鶴見線は神奈川県にあるので、気軽に行ける場所じゃなかったが、夏休みに入って時間はあるので、他の神奈川県方面の車両の撮影も兼ねて行ってみることにした。
ざっくりとコースを検討して出発したのだが。。。

目的地が神奈川 ...

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1988/05/22

この年、埼玉県はさいたま博覧会の開催に全県が沸いていた。85年のつくば万博辺りから毎年のようにどこかで地方博が開催されていて、88年についに埼玉での開催となったのだった。
目玉はなんといってもリニアモーターカー。そりゃ乗りたいでしょ、ってことでチケットを手に入れてさいたま博に行ってきた時の話である。