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社会人になってからも鉄道ファン属性はあまり人前では出さないようにしていた。カミさんと結婚してからもそのスタンスは変えておらず、ほとんど鉄道車両の撮影はしていない。旅先でたまたま出会った車両を撮ったりする程度で、腰を据えた撮影旅行はとんとご無沙汰だった。
そんな中でも鉄道関連の情報はチマチマチェックし続けていたのだが、ある時、鹿島鉄道が廃止になるというニュースを見つけた。

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3月のとある休日、やることがなく暇だったので、夜半過ぎからデルソルでドライブに出かけることにした。

今まで茨城方面にあまり行ったことがなかったので、目的地を定めないままとりあえず国道6号を北上した。行ってみて面白そうなところがあったら立ち寄ってみようと言う感じのドライブだった。

デルソルはホンダのオープンカーである。屋根をオープンにして真夜中の国道6号を流す。寒くない ...

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この頃、父が保有していたエプソンのCP600というデジカメをもらい受けて、これが自分にとって初めて所有するデジカメとなった。

父が要らないというようなものだけに、性能的には当時の主力級デジカメと比べたらかなり時代遅れなシロモノだったが、そんな物でも自分のお金では買えないものだったので、もらってからは嬉しくて頻繁に撮影に持ち出していた。

始めのうちは近所を散歩している時 ...

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名古屋の恐怖体験:

2005/01/03

名古屋市内のどこかしらの駐車場で夜を明かすつもりだったのだが、市内には無料の駐車場でかつ落ち着いて眠れそうなところがなかなか見つからなかった。あてどなく探しているうち湾岸地区に出た。と、だだっ広い公園が見えてきてその駐車場が開放されていた。停められている車も少なくここならゆっくり眠れそうだ、と言うことで寝床を展開してすぐ布団に入った。

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奇絶峡:

温泉を堪能し終えて再び先の道のりを進む。途中奇絶峡(きぜっきょう)(※)という、変わった名前の渓谷を案内する看板があったので、立ち寄ってみることに。
(※)リライト時に改めて検索したら「きぜつきょう」となっていた。確か当時の調べでは「きぜっきょう」と書かれていた気がするのだが。。。

奇絶峡は田辺市の山間にあり国道から数キロほど奥に進んだ所にあった。

残 ...

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三段壁:

2005/01/02

宿の部屋は小ぢんまりとしていて、設備なども街中のビジネスホテルと比較したらシンプルだったが、温かいベッドで足を伸ばして眠れただけで御の字だ。ぐっすり眠って疲れも回復。

この宿は朝食付きだったので出発前に朝食も済ませられた。


さて、本日の旅程を開始する。まず向かうのは白浜にある三段壁 ...

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橋杭岩:

車が停車する音に気付いて目が覚めたら橋杭岩と言う所にいた。
そこは目的地より手前だったが、カミさんが運転中に見かけて興味を持って立ち寄ることにしたらしい。果たしてどんなものかと車を降りて橋杭岩の方へ歩いていくと、そこには異様な光景が広がっていた。

海岸に沿うように10メートルほどの高さで起立する岩が列をなしている。なんだこれ、初めて見る景色にしばし見入ってしまった ...

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初日の出:

2005/01/01

6時半ぐらいに目を覚ました。窓越しにまわりを見たら空はもう白々としており、東の空は朝焼けの色になっていた。もう間もなく日の出の時間を迎えそうなので着替えて海岸の方へ歩いて行ってみた。

天気は概ね快晴。ただし東の海上は水平線近くに雲が沸いていて、水平線から登る朝日を遥拝することは期待できなさそう。

波穏やかな海岸で東の方を向き ...

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これまで旅行記エントリとしては公開していないが、社会人になって以来年末年始は毎年のようにどこかに出かけていて、自宅で新年を迎えるということがほとんどなかった。と言っても行先は房総とか伊豆とか、某バンドの年越しライブとかそんな感じである。あまり遠出をしていないのは当時まだ長距離のドライブに不安があったからだ。知らない道を走っていてトラブルに遭遇した時に上手く対処できる自信がなかったのだ。特に雪 ...

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長話

部屋の片隅にレジカウンターがあり、そこに立つおじさんが、館内を見学していた若いカップルと会話していた。
カップルは良い景色を求めてここへ来たらしく、おススメの撮影スポットをおじさんに聞いていた。おじさんは傍らの地図を指さしながら熱心に付近の撮影スポットを彼らに説明していて、レジに並ぼうにも、なんか邪魔するような気がして気兼ねしてしまった。

暫く展示物を眺めながら時間つ ...

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冠山峠道路

前回は麓にある道の駅星のふる里ふじはしに立ち寄った際に、徳山ダム方面へのマイカー通行規制を告知されて、途中の藤橋城からバスに乗って徳山ダムを見学しに行った。
ただし、マイカー規制されていたのは徳山ダム堤体のみで、それより上流へ進むことについては規制されていなかったので、ダム見学の後マイカーで上流方面を流してみたのだが、これと言って得られるものもなくそのまま途中で引き返してき ...

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根尾谷断層

根尾谷断層は、明治24(1891) 年に発生した濃尾地震の際に動いた断層である。濃尾地震の規模はマグニチュード8.0であり、記録に残る内陸型地震としては日本最大の規模の地震であった。岐阜県本巣市にこの地震によって生じた高さ6mもある断層崖の露頭があり、天然記念物に指定されている。

その断層崖もこの後見に行くが、先に中という地区にある横ずれ断層の痕跡から見ることにする。

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久しぶりに名古屋への出張が決まった。作業日は4月15日の土曜日ということなので、仕事を終えたらそのまま宿泊して、日曜日に少し観光しようと考え、レンタカーや宿泊先は手配したのだが、肝心の行きたいところが決まらなかった。

自分的に興味をそそられるようなスポットで、かつ1日で見て回れるような場所というのが名古屋の辺りには案外少ない。行きたいところがないなら名古屋駅で撮り鉄でもしようか、 ...

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1996/09/17

昨日の一件の後は、なんだかんだいってがっつり熟睡した。結局眠かったのだろう。

さて、今日は1日久々に撮り鉄を解禁しようと思っている。というか、四日市には日本でも数少なくなったナローゲージ路線の、近鉄北勢線(現:三岐鉄道)と、内部(うつべ)・八王子線(現:四日市あすなろう鉄道)がある。これがいつ無くなるか分からない。下津井電鉄と同じ轍を踏まぬよう、 ...

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ある日、中学校時代の同級生から電話がかかってきた。

そいつとは中学時代には付き合いがなかったが、高校生になってから別の友達経由でつるむようになり、たまに遊んでいたやつだったのだが、高校を卒業してからは再び没交渉になっていた。

で、久しぶりに電話がかかってきたと思ったら、開口一番、お前、ポルシェ乗りたくね?ときた。

個人的にはポルシェには全く興味がなかったの ...

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タコの刺身:

釜山駅。ソウル駅と比べると近代的な印象である。
で、この後、釜山の観光をしたのだが、どこへどんな順序で行ったのかははっきりと記憶がない。ネガを紛失してしまったので写真の並びが分からなくなってしまったのだ。なので前後関係は曖昧だが、行ったところと思い出を紹介する。

食事は港の方にある店で食べたような気がする。
Bさんから「タコの刺身を食べてみるか?」と聞 ...

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セマウル号

1990/12/24(多分)

この日は自分にとっての今回の旅行におけるメインイベントの日である。
Bさんは特急セマウル号で釜山へ行き、観光をした後、寝台列車で戻るプランでチケットを手配しておいてくれた。

ソウルと釜山の間はおよそ500キロ。日本で言えば概ね東京から大阪の距離に相当する。当時韓国には新幹線のような高速鉄道がなかったので、そこを日帰りで往 ...

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再びソウルへ:

1990/12/23(多分)

今回は飛行機で窓際の席だったので上空からの景色を撮影してみた。冬本番な時期だけに空気が澄んでいて、機内の窓から絶景が撮影できた。

房総半島と三浦半島。房総の山々は300~400mほどの標高があるが、この高度から見たらほぼ平板にしか見えない。

伊豆半島と山中湖、富士山。富士山は流石に立体的に見える。この角度から見て ...

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1989/08頃

以前、どこかの記事で父が新事業の展開のために海外へしょっちゅう出かけている、という話を書いたが、具体的に言うと香港や韓国などのアジア諸国で洋服などを作らせて、それをインポートして販売するという事業だった。

その打ち合わせや業者への発注のために、父は月に1、2回それらの国へと渡航していた。その出張中は自分にとって羽を大いに伸ばせる時間だったので、友達を ...

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水上バスと大阪城:

2004/05/04

行き当たりばったりな旅路も今日が最終日。夜には再びムーンライトながらで東京へ戻ることになっている。
三都物語のうち兵庫と京都の散策は無事?に終えたので残るは大阪の散策である。と言っても正直大阪で観光といってどこに行けばよいかあまりピンときていなかった。

とりあえずホテルをチェックアウトして、まずは水の都大阪をのんびりと巡 ...