三鷹電車区に見学に行った話 (1988/12/26)

1988/12/26
当時、例の同僚の姉が三鷹に住んでいて、極々たまに遊びに行っていた。それから数年後に自分が鉄道趣味に目覚め、やがて三鷹に電車区(車庫)があることを知った。
それからしばらく経った冬のある日、みんなで集まってクリスマスパーティをしようよという話になり、3家族がその三鷹の家に集まった。不思議な縁とでもいうのか、その3家族とも片親で子供が1人という家族構 ...
’88埼玉県民の日 (1988/11/14)

1988/11/14
11月14日は埼玉県民の日である。この日は県内の小中学校は全て休校となる。そのうえ大手鉄道各社が、県内乗り降り自由のフリー切符を子供200円未満という格安料金で発売していたので、電車が空いている平日に安価に遠出ができるまたとないチャンスである。県内の鉄道キッズにとって、この日は待ち望んだ特別な日なのだ。
ということでフリー切符を入手して撮り鉄の旅 ...
箱根の鉄路巡り (1988/08/14~08/15)

1988/08/14
お盆休みに父と例の同僚(とその娘)とで箱根の温泉宿に泊まりに行くことになり、2家族4人で父の車に乗って箱根へと向かった。
宿泊先は強羅駅の近くにある紀伊国屋旅館という宿だった。芦之湯にきのくにやという旅館があるがそこではない。どうも既に廃業されているようだ。
行きは宿に直行。宿の詳細は既に記憶に残っていないが、宿から歩いて1分くらいの ...
川越の車庫を見に行った話 (1988/08頃)

1988/08/xx(多分)
JR埼京線・川越線の車両が留置されている川越電車区という車庫が南古谷駅の近くにある。ここもまた事前の電話連絡で見学対応してくれる車庫だったので、これまで2、3度ほど見学させてもらっている。
この時何回目の訪問だったかは忘れたが、夏休みの自由研究で鉄道車両の仕組みみたいなものを発表しようと思い立ち、その取材のために訪問したのだった。 ...
撮り鉄でやっちまった話【2】(1988/07/29~07/30)

大船駅から乗るのはもちろん湘南モノレール。
湘南モノレールは懸垂式のモノレールである。その名のとおりガイドレールの下に車両をぶら下げて走る方式のモノレールで、その乗り心地がどんなものか興味があって、湘南江の島駅まで乗り通して往復した。乗り慣れないタイプの揺れだったせいか、大船駅に戻る途中で軽く酔った。
そのせいかは覚えていないが、途中駅でいったん下車したようだ。看板に ...
撮り鉄でやっちまった話【1】(1988/07/29)

1988/07/29
夏休みになって、撮影の旅に行きたい欲がMAXに達していた。とにかく撮りたかったのは鶴見線のクモハ12という電車である。鶴見線は神奈川県にあるので、埼玉に住む自分にとって気軽に行ける場所ではなかったが、夏休みの有り余る時間を活用して思い切って撮影しに行ってみることにした。
神奈川県には沢山の鉄道路線があるが、あまりフォローできていなかったので、つい ...
さいたま博覧会(1988/05/22)

1988/05/22
この年、埼玉県はさいたま博覧会の開催に全県が沸いていた。85年のつくば万博辺りから毎年のようにどこかで地方博が開催されていて、88年についに埼玉での開催となったのだった。
博覧会の目玉はなんといってもリニアモーターカー。そりゃ乗りたいでしょ、ってことでチケットを手に入れてさいたま博に行ってきた時の話である。
さいたま博の会場は熊谷市で ...
瀬戸大橋を渡って四国初上陸 (1988/05/03~05/04)

1988/05/03
3月に大阪に連れて行ってもらって以来、自分の鉄道熱は最高潮に達していた。この旅行以降3年くらいの間は暇があればひたすら鉄道写真を撮り歩いていた。といっても全部が全部掲載するとキリがないので、当サイトで紹介するものは印象深かったものに限定している。
で、あれからまだ2カ月しか経っていないのに父から再び大阪への同行のお誘いがあった。時期はGW、もちろ ...
JR1周年スタンプラリー (1988/03/29)

1988/03/29
当時通っていた小学校に鉄道とライオンズをこよなく愛するOという先生がいた。この先生は非常に毒舌で、特に鉄道に関する辛口すぎる評価が面白かった。ともかく口は悪いのだが授業そっちのけで面白い無駄話をするので子どもたちには人気の先生だったが、その辛口の評価が特に面白くて、鉄道好きの子どもたちからは教祖のように崇められていた。
その面白い無駄話の中には鉄 ...
大阪の地下鉄巡り (1988/03/20)

1988/03/20
当時父は、自分の会社の支店を大阪にも出していて月に1度くらい大阪へ行っていた。その流れで前年夏に初めて父に大阪に連れて行ってもらい、大阪観光をしたり地下鉄の写真の撮影に付き合ってもらったりした。当時はまだ今ほど気軽に旅行に行けるような時代ではなく、また関東のメディアにおいて関西地方が取り上げられることも多くなかったので、大阪というのは知識として知っていても具 ...
北海道初上陸【10】(1999/09/02~09/04)

食事が済んだら再び小樽駅に戻り、札幌行きの電車に乗る。
そして札幌駅。ここで何枚か列車の撮影をしたあと市内観光という流れだった。
確か先に土産物を買いに駅前のデパートを散策した気がする。
その後日本三大がっかり名所のトップという不名誉な名所として名高い札幌時計台を訪ねた。
時計台は古い木造建築で、何となく広い原っぱの真ん中みたいなと ...
北海道初上陸【9】(1999/09/02)

1999/09/02
ホテルからの眺めをビデオに撮っていた。
この時に宿泊したホテルがどこだったのかずっと忘れていたのだが、ビデオで撮影していた風景から、東横インに泊まっていたことがはっきりした。やっぱり何かしら記録は残しておくものだなと痛感する。
このエントリは旅行から10数年を経て書いている。当時はこうした旅行記をWEBで公開することを全く考えて ...
北海道初上陸【8】(1999/09/01)

札幌への道中、あまり寄り道をする時間はなかったが道すがらにある阿寒湖には立ち寄った。
阿寒湖といえばマリモ。と言っても事前学習をしていないので、そのマリモはどこで見られるのかさっぱりわからない。現地に着けば分かるだろうと思い、土産物屋が建ち並ぶ所に車を置いた。
そこはアイヌコタンという場所だった。当時の自分 ...
北海道初上陸【7】(1999/09/01)

1999/09/01
起床してまずは昨日からの計画どおり摩周湖を見に行ってみることにした。
摩周湖はかつて「霧の摩周湖」という歌がヒットしたので、どんなところかは知らなくても名前を聞いたことはあるという人もいるかもしれない。「マシューコ」という日本らしくない響きの名前と相まってそこがどんな神秘的な場所なのか、昔から一度見に行ってみたいと思っていた。 ...
北海道初上陸【6】(1999/08/31)

既に夕方に片足を突っ込んだ時間である。ここから何かを観光しようとしても日没まであと2時間ほどしかないので行ける所が限られてしまう。ちょっと寄り道しすぎたか。
網走と言えば監獄、網走番外地。そのくらい網走の刑務所は有名だ。あまり興味のある対象ではなかったが、このまま何ら観光をしないまま網走を立ち去るわけにもいかず博物館 網走監獄に行ってみることにした。
この博 ...
北海道初上陸【5】(1999/08/31)

1999/08/31
民宿のような宿でこれと言った設備はなかったが寝るだけなのだから何の問題もなかった。2日ぶりに足を伸ばして眠ることができて目覚めもすっきり。
7時くらいに起床し、出発の準備を済ませてロビーに降りていったら、女将から、こんな時間まで寝てたら観光できないよ!と呆れ顔で言われてしまった。7時起きって自分にとっては結構頑張った方なのだ ...
北海道初上陸【4】(1999/08/30)

ということで昼過ぎに洞爺湖を出発して富良野を目指す。富良野に近づくにつれ、道路から見える景色がだんだんと自分が思い描く北の大地のイメージにマッチするようになってきた。
それでちょいちょい車を停めて景色を見たりしていたら、富良野に着く頃には夕方になってしまった。時間的に今から畑を探すのも難儀しそうだし、見つかったとしても薄暗い中で見て楽しめる気がしなかったので結局畑を見るのは諦 ...
北海道初上陸【3】(1999/08/29~08/30)

ロープウェイによって山頂に運ばれ、順路に従って山頂広場に立つ。眼下には日本三大夜景のひとつとされる煌びやかな夜景が広がっていた。
函館の市街は沖合に浮かんでいた函館山と北海道本土との間の海が砂によって埋められたトンボロと呼ばれる場所の上に作られている。
両側を海に囲まれた狭い陸地に光がぎっしりと詰まっている。それによって暗い中で見ても陸と海の境がはっきりとしている ...
北海道初上陸【2】(1999/08/29)

ついに北海道上陸である。今日は1日かけて函館市街を散策することにしている。
持参したガイドブックを片手にどこへ行こうか検討しつつ、フェリーターミナルから五稜郭へ向かった。
初めて上陸する北海道の地、しかも自分がハンドルを握って運転している。その事実だけでテンション爆上げである。本土では見られない景色が広がっていることを期待していたのだが、函館は江戸時代から日 ...
北海道初上陸【1】(1999/08/28~08/29)

北海道・・・北の見果てぬ大地。
北海道にはいつか行ってみたいと思っていたのだが、親類もなく縁もないので関東に住まう学生時代の自分にとっては果てしなく遠い場所であり行く機会もなかった。
社会人になり自分のことは自分で決められるようになったので決断さえすればどこへでも行けるようにはなったが、北海道に上陸してみたいという思いはくすぶりつつもなかなかタイミングに恵まれなかった ...