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えこ・あぐりまーとは、この後訪ねる八丈島地熱館の地熱を利用した温室が設けられている。
店内は野菜のみならず、手作りのパウンドケーキやラスク菓子、植物の苗なども売られていたが、品ぞろえはさほど多くなく、広い店内を持て余している感じだった。

併設された温室には巨大な葉を茂らせるバナナの木が有ったりして南国ムードにあふれている。
写真では分かり辛いが、写真に写っているバ ...

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待合所は最近できたようで、建物内はモダンで明るい空間が広がっていた。

カミさんと合流し、折角なので自分も案内所のおじさんに釣り場の情報を聞いてみることにした。
それによると、底土(そこど)、神湊(かみなと)、八重根(やえね)の3か所でムロアジが上がっているそうだ。特に神湊辺りではシンアジというムロアジのいくらか小ぶりな奴が上がっているそうで、シンアジの方が刺身などで食べる ...

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2014/09/20

4時40分ごろに三宅島入港のアナウンスが流れて目が覚めた。
カミさんもお義母さんも起きる雰囲気がなかったので、一人でデッキに出てみたらまだ夜も明けておらず、三宅島の島影は道路の街灯がぽつぽつ灯っているのが見えるだけだった。

その後接岸し、荷降ろしと下船が始まった。
デッキにいるとかすかに硫黄の匂い、まだ噴火が完全に収束していないこ ...

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2014/09/19

21時、今年3回目の竹芝桟橋だ。
カミさんに乗船手続きをして貰っている間、掲示板で出港の状況を確認。

三宅、八丈は入港できるようだが、御蔵島は条件付きらしい 。

初めて竹芝桟橋にやって来たというお義母さんを東京愛らんどなどに案内していると、待合所の一画に人だかりができているのが見えた。

なんだべか、と近づいてみると ...

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前回、新島・式根島・神津島(以下、新式神)を周遊した時に10枚つづりの株主優待券を入手し、新式神で4枚使った。
それでいま手元に6枚が残っているのだが、この優待券には有効期限があって9月末までに使い切らなくてはならず、6枚をどうやって使おうかと言う話になった。というのも、例えばもう一度どこかの島に2人で出かけると4枚使うことになるので、2枚が余ってしまう。カミさんを置いて1人で行く訳 ...

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暫くすると船の入港を知らせるアナウンスが流れたので、岸壁のほうへ移動。
満席というだけあって、人の列がぞろぞろと長く続いている。
ほんと、こいつらはいったい島のどこにいたというのだ?

やがて入港してきたジェット船。セブンアイランド号と言い、「夢」と言うサブネームが付いている。

何とも奇抜な塗装だ。
夢に出てくる、という意味の「夢」だろうか? ...

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さて、残された時間はもう一時間しかない。少し急ぎ足で見て行こう。
少し戻ると、長浜キャンプ場がある。

写真は綺麗に干されたテングサに惹かれて撮ったものだ。
浜にテントを張っても咎められることはないようだが、道の反対側にもテントサイトが設けられている。

ここも沢尻湾キャンプ場同様無料で利用できるが、車なしでここまで来るのは相当大変そうだ。しかも、ここを拠 ...

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途中マルハンに寄ってお昼のお弁当の調達。折角来たのだから、一度くらいどこか飲食店で食べたらどうなんだ?という声が聞こえてきそうだが、お昼を過ぎるとあと2時間ほどでレンタカーを返却しなければならず、残念ながら出港まで残されている時間があまりない。

まだ見どころはいくつもあるし、悠長にランチを楽しんでいる余裕はないのだw
さて、島の西岸の探索だが、基本的に一本道の途中に転々と ...

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広く立派になった道を、ようやく回復した天気に気をよくしながら走らせてゆくと、道すがらに「三浦湾展望台」という展望台があった。

足元の湾が三浦湾だ。
岬を一つ隔てて奥に広がる湾を多幸湾といい、フェリーの発着場も同じ名前になっているのだが、発着場に隣接する漁港は三浦港と呼ばれていてなんとも紛らわしい。

天気が回復したことで天上山の姿も輪郭をはっきりと拝むことが出来 ...

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案内の看板に従って進んでいくと、「ジュリア終焉の地」の十字架が見えてくる。
ジュリアとは、3月の伊豆大島の記事をチェックしていただいた人はピンと来るかもしれないが、伊豆大島では「オタイネ」と呼ばれていた、島流しに遭ったクリスチャンのことで、この島では「おたあ」と呼ばれていたらしい。

最初は伊豆大島に島流しにされ、それでも改心しなかったため、新島、神津島と流され、ここでその ...

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2014/05/06

久しぶりにゆっくり寝ているつもりだったが、雨音で4時過ぎに目が覚めてしまった。またテントの収納が面倒だなぁ、とか考えながら雨音を聞いていたらまた眠ってしまった。
その後6時前に再び目が覚めてしまい、結局そのまま起床。

連日の早寝早起きが癖付いたのかもしれない。

外を見ると既に雨は上がったようだが、いつまた降り出してもおかしくな ...

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雨の中、カミさんのサンダルを求めて集落内の松村商店を目指す。集落の道は軽自動車でもすれ違いが不自由なほど狭く、恐る恐る入っていくと松村商店は見つかったが、車を停めて置けそうな場所がない。
途中のスーパーに駐車場があったので、そこから歩こうと思ったのだが、道が一方通行で戻ることができず、のろくさと進んでいったら神津沢の方に抜けてしまった。

一旦前浜の方まで降りて集落を大回り ...

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途中、那智堂という矢印が出ていたが、なんかもうどうでもいい感じがして素通りしてしまった。
いや、なんというか、こんな天気の時ではなくちゃんと晴れた時に見てみたいと思ったのだ。
またここに来る機会があるかどうかは今のところ分からないけど、じっくりとできない中で慌てて見ても仕方が無い気がするし、再び訪れることが出来ないとしたらそれ ...

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なんだかんだあったが、神津島の最高地点である天上山の山頂に到達した。
山頂を示す標識のてっぺんになぜか龍のオブジェが付いていた。
相変わらず景色は開けず、達成感があるような無いような微妙な感じだったが、やや無理やり達成感を味わってさっさと下山。

この分岐を過ぎると、富士山の大沢崩れのように大きくえぐれた神津沢のふち ...

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進み始めてすぐに分岐があり、左に進むと黒島展望山というピークに行くことができるのだが、この際景色はどうでもよいので、ここは直進。

すると程なくまた分岐があり、これを右に行くと千代池に至る。
ちなみに千代池も展望山もそれぞれを経由して再びこの遊歩道に戻ってこられる。

池なら間近で見ることができそうなので、ちょっと ...

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登山道は階段状に丸太が組まれていて、山登りというよりは階段をひたすら登っているような印象だ。

登り始めて5分もしないうちに一合目の柱が見えてきた。山頂が十合目になっているらしいので、ざっと250mを10で割ると一合あたり25mだ。
そう考えるとなんか楽勝な気がしてきたw

風は今のところ穏やかで、雨もレインコート ...

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現在位置がよくわからなくなってしまい、勘を頼りに歩いていくと、やがて「←天上山黒島登山口」という看板を見つけた。レンタカー手配の時に登山口が二つあると書いたが、それぞれ「黒島登山口」と「白島登山口」という名前が付いている。

港から神津沢を右手に見ながら進み、途中の天神橋の手前を左に行けば白島、右に行けば黒島の登山道にそれぞれ至るの ...

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神津島に着いてからとんとん拍子に物事が進んで、テントの設営場所もレンタカーの手配も非常にスムーズな形で完了することができた。
テントの設営を終わらせて、天上山登山をするために港に戻って来た。

そういえば、沢尻湾と長浜のキャンプ場は事前に観光案内所で使用許可の手続きをしなければならないのだが、すっかり忘れていたことに気づき、カミさんにすぐ脇のよっちゃーれセンターに先に行って ...

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色々不安が払拭できていないけど、なにはともあれ島旅83番目の島、神津島に降り立ったぞー!!
神津島は、東京から178km、下田から55kmに位置する島で、人口はおよそ2000人。伊豆諸島内においては実に中庸な島だ。
なお、神津島と周辺の無人島で神津島村を構成している。

この港は一般に神津島港と呼ばれているが、東海汽船的には新島同様、前浜港と呼んでいる。 ...

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これまで立ち寄った各島であらかたの人数を降ろしており、またGWも後半に入って今から神津へ向かう人も少ないようで、客室はガラガラだった。

今回は、座席はどんな感じなのかチェックしておきたいと思い、あえて2等の座席を予約してみた。
万が一失敗だったとしても短時間で下船するので、試すにはちょうど良いと思ったのだ。

シートはグレードの高い高速バスのような感じで、シート ...