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広く立派になった道を、ようやく回復した天気に気をよくしながら走らせてゆくと、道すがらに「三浦湾展望台」という展望台があった。

足元の湾が三浦湾だ。
岬を一つ隔てて奥に広がる湾を多幸湾といい、フェリーの発着場も同じ名前になっているのだが、発着場に隣接する漁港は三浦港と呼ばれていてなんとも紛らわしい。

天気が回復したことで天上山の姿も輪郭をはっきりと拝むことが出来 ...

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案内の看板に従って進んでいくと、「ジュリア終焉の地」の十字架が見えてくる。
ジュリアとは、3月の伊豆大島の記事をチェックしていただいた人はピンと来るかもしれないが、伊豆大島では「オタイネ」と呼ばれていた、島流しに遭ったクリスチャンのことで、この島では「おたあ」と呼ばれていたらしい。

最初は伊豆大島に島流しにされ、それでも改心しなかったため、新島、神津島と流され、ここでその ...

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2014/05/06

久しぶりにゆっくり寝ているつもりだったが、雨音で4時過ぎに目が覚めてしまった。またテントの収納が面倒だなぁ、とか考えながら雨音を聞いていたらまた眠ってしまった。
その後6時前に再び目が覚めてしまい、結局そのまま起床。

連日の早寝早起きが癖付いたのかもしれない。

外を見ると既に雨は上がったようだが、いつまた降り出してもおかしくな ...

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雨の中、カミさんのサンダルを求めて集落内の松村商店を目指す。集落の道は軽自動車でもすれ違いが不自由なほど狭く、恐る恐る入っていくと松村商店は見つかったが、車を停めて置けそうな場所がない。
途中のスーパーに駐車場があったので、そこから歩こうと思ったのだが、道が一方通行で戻ることができず、のろくさと進んでいったら神津沢の方に抜けてしまった。

一旦前浜の方まで降りて集落を大回り ...

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途中、那智堂という矢印が出ていたが、なんかもうどうでもいい感じがして素通りしてしまった。
いや、なんというか、こんな天気の時ではなくちゃんと晴れた時に見てみたいと思ったのだ。
またここに来る機会があるかどうかは今のところ分からないけど、じっくりとできない中で慌てて見ても仕方が無い気がするし、再び訪れることが出来ないとしたらそれ ...

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なんだかんだあったが、神津島の最高地点である天上山の山頂に到達した。
山頂を示す標識のてっぺんになぜか龍のオブジェが付いていた。
相変わらず景色は開けず、達成感があるような無いような微妙な感じだったが、やや無理やり達成感を味わってさっさと下山。

この分岐を過ぎると、富士山の大沢崩れのように大きくえぐれた神津沢のふち ...

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進み始めてすぐに分岐があり、左に進むと黒島展望山というピークに行くことができるのだが、この際景色はどうでもよいので、ここは直進。

すると程なくまた分岐があり、これを右に行くと千代池に至る。
ちなみに千代池も展望山もそれぞれを経由して再びこの遊歩道に戻ってこられる。

池なら間近で見ることができそうなので、ちょっと ...

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登山道は階段状に丸太が組まれていて、山登りというよりは階段をひたすら登っているような印象だ。

登り始めて5分もしないうちに一合目の柱が見えてきた。山頂が十合目になっているらしいので、ざっと250mを10で割ると一合あたり25mだ。
そう考えるとなんか楽勝な気がしてきたw

風は今のところ穏やかで、雨もレインコート ...

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現在位置がよくわからなくなってしまい、勘を頼りに歩いていくと、やがて「←天上山黒島登山口」という看板を見つけた。レンタカー手配の時に登山口が二つあると書いたが、それぞれ「黒島登山口」と「白島登山口」という名前が付いている。

港から神津沢を右手に見ながら進み、途中の天神橋の手前を左に行けば白島、右に行けば黒島の登山道にそれぞれ至るの ...

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神津島に着いてからとんとん拍子に物事が進んで、テントの設営場所もレンタカーの手配も非常にスムーズな形で完了することができた。
テントの設営を終わらせて、天上山登山をするために港に戻って来た。

そういえば、沢尻湾と長浜のキャンプ場は事前に観光案内所で使用許可の手続きをしなければならないのだが、すっかり忘れていたことに気づき、カミさんにすぐ脇のよっちゃーれセンターに先に行って ...

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色々不安が払拭できていないけど、なにはともあれ島旅83番目の島、神津島に降り立ったぞー!!
神津島は、東京から178km、下田から55kmに位置する島で、人口はおよそ2000人。伊豆諸島内においては実に中庸な島だ。
なお、神津島と周辺の無人島で神津島村を構成している。

この港は一般に神津島港と呼ばれているが、東海汽船的には新島同様、前浜港と呼んでいる。 ...

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これまで立ち寄った各島であらかたの人数を降ろしており、またGWも後半に入って今から神津へ向かう人も少ないようで、客室はガラガラだった。

今回は、座席はどんな感じなのかチェックしておきたいと思い、あえて2等の座席を予約してみた。
万が一失敗だったとしても短時間で下船するので、試すにはちょうど良いと思ったのだ。

シートはグレードの高い高速バスのような感じで、シート ...

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2014/05/05

4時ごろ、テントに打ち付ける雨の音で目が覚めた。
あれ?今日は降らないと聞いていたのになぁ。。。テント畳むときに面倒くさいなぁ。。。などと思いながら様子を見ていたら5分くらいで止んだので、もう一眠りすることにした。

次に気が付いたのは5時ごろ。
また雨が降り始めたようで、テントの天井からぱらぱらという音が聞こえてくる。
カ ...

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↑そんなに睨むなよ。。。w

行きの船もそうだったが、帰りの船はさらに外国人の姿が目立った。というか日本人よりも外国人の方が多いほどで一瞬自分がどこの国にいるのかわからなくなるw

また10分ちょっとの乗船で半日ぶりに新島に戻ってきた。
昨日初めて降り立った場所で、しかも半日しか離れていなかったのに、なんだかもう懐かしい場所に戻ってきたような気がするのはなぜだ ...

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再び遊歩道へと戻り、「唐人津城(または唐人ヅシロ)」と呼ばれる場所へ向かった。

遊歩道は細くなったり整備された道になったりを繰り返し、やがて石畳が敷かれた十字路に着いた。

ここを左に進むと、程なく隈の井と同じように突然開けた景色になる。

どういう用途を想定しているのか、広くウッドデッキが敷かれている。

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前の通りを真っ直ぐ進んで5つ目の路地を左に行けば近道、と地図を頭に叩き込んだつもりだったのに、様子がおかしいことに気付いて地図を見直したらやっぱり違うところに進んでいた。。。
無意識のうちにメインストリートの方へ右折してしまったようだ。
出来るだけ色々な道を通りたいと思っていたのだが、ここまできて戻るのも何なのでそのまま大回りで行くことにしたのだが、その途中で、「焼きたてパン ...

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地鉈温泉で起こったちょっとしたトラブルで入り損ねてしまった二人は、島のもう一つの自然に湧いている温泉である、足付温泉を探して自転車を漕いだのだが、地図に書かれている辺りを散策しても入口が見当たらず、集落に戻ってきてしまった。

行ったり来たりしているうちにみやとらのところまで戻ってきてしまい、その辺を歩いていた散歩中だというおじさんに道を聞いてみた。
おじさん、というか初老 ...

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地鉈(ぢなた)温泉のお湯の加減がこの穴で確かめられるようになっているらしい。
手を穴の中に突っ込んでみると、確かにじんわりと温かさを感じた。

後述するが、これから向かう地鉈温泉は崖の下にあるため、わざわざそこまで行かなくてもここで湯加減を確認してから温泉へ行くことができるようになっているそうだ。
恐らく地面の近くに温泉の水脈があるのだと思うが、かなり地熱が高いこと ...

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デッキにも鈴なりの人を乗せて定時に出港。船は高速船と言うだけあって港外に出ると全速力で海面を蹴り始めた。
昨日の風の影響がまだ残っているのか海上はうねりがあって、それを超えるたびに船は大きくアップダウンを繰り返すので、どこかに捕まっていないと転落してしまいそうだ。。。

確かにこれはジェットコースターっぽい。

盛大に揺れて盛大にしぶきを撒き散らすデッキの上から地 ...

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2014/05/04

昨晩早寝をしたせいか、5時には目が覚めてしまった。なんて健康的なんだw
遅くまでバカ騒ぎしていた連中はさぞ熟睡しているのだろうと思ったら、既に行動を開始している人もちらほら見かけた。
みんな元気だね。。。

陽気がいい時期だったせいか、暑くも寒くもないのが幸いだった。また、銀マット+ヒトガタマット+寝袋の組み合わせは最強で、家で寝る ...