新島・式根島・神津島上陸【15】(2014/05/03)

ということで一日の観光を終え、キャンプ場に戻ってきた。
先ほどから吹き荒れている風でテントが飛ばされていないか心配だったが、ちゃんと元の場所でお行儀よく留守番をしていた。どうやら背後にそびえる宮塚山が風を遮ってくれるようで、キャンプ場の辺りは時折そよ風が吹く程度でなかなか快適。
コンロを囲み盛大に肉を焼いて酒を酌み交わすキャンパーたちがそこかしこでめいめい盛り上がっていて ...
新島・式根島・神津島上陸【14】(2014/05/03)

無事、大三様のお参りを済ませたので、今度は前浜のどん詰まりまで行ってみることにした。
いや、理由なんてないのだが、ただなんとなく。。。
どん詰まりに何があるのだろうとワクワクしながら進んでいったが、これといって何もなく道は宮塚山の崖に阻まれてぷっつり途切れていた。周辺には新島村博物館があるらしいのだが、ゆっくり見ている時間がなさそうだったので寄れなかった。
前 ...
新島・式根島・神津島上陸【13】(2014/05/03)

カミさんが行きたがっている”コーガ石の美術館”というのは、「新島ガラスアートミュージアム」という施設のことで、グラス制作の体験などもできるらしい。
店の中に入ると見渡す限りオリーブグリーンの独特な色合いを持つ新島ガラスの作品が所狭しと並べられており、りんごなどのオブジェや皿、花瓶などどれもがつややかでカミさんが横でうっとりとしたため息を漏らしている。
暫く作品を見なが ...
新島・式根島・神津島上陸【12】(2014/05/03)

羽伏浦の辺りで昼を回り、それからあちこち寄り道ばっかりしていたら、14時を過ぎてしまった。いい加減空腹も限界に達しつつあり、車の中でパンの袋を開けてしまいたい衝動に駆られたりもしたが、そこはグッと我慢。気持ちだけ急ぎ足で大峰展望台へ向かった。
鈍足プレオはエンジンを盛大に唸らせながら林道を登り、ようやく明るく開けた場所に出た。どうやら展望台に着いたようだ。
これは見事 ...
新島・式根島・神津島上陸【11】(2014/05/03)

件のガイドマップにはシークレットに続いて「謎のスポット」とだけ記された場所があり、いよいよ意味が分からない。ぜひともこの目で確かめて置こうと思い、それらしき場所へ車を走らせた。延々と畑の中を抜ける道を進んでいくと急に視界が開けた。
ここは教習所の跡地だそうだ。かつて合宿免許などでここで免許を取得した人もいるかもしれない。
隣は空港で、先ほど到着したプロペラ機が羽を休めてい ...
新島・式根島・神津島上陸【10】(2014/05/03)

程なくゲートに道を阻まれる。ここから先、さっき旗城の御洞に行こうとして突き当たった反対側のゲートまでの区間が通行止めとなっている。手前に羽伏浦港へ行くための分岐が左に延びていて、そちらへ進むと少し先で再びゲートに封鎖された道が右に分岐していた。
この道は件の地震で崩壊した場所を避けて生き残った旧新島トンネルへショートカットするために設置された仮設道路だそうで、仮設だけに恐ろしく急 ...
新島・式根島・神津島上陸【9】(2014/05/03)

淡井浦海岸の少し手前に神社の鳥居が見えたので行ってみることにした。淡井姫神社というかわいらしい名前の神社で、比較的長い参道を登って行くと小ぢんまりとした本堂が鎮座していた。
お参りを済ませて次は若郷渡浮根展望台に行ってみることにした。。。のだが、ガイドマップに出ている道を進んでいくと、漁港のどん詰まりになって展望台らしき広場が見つからない。
地図とにらめっこしつつ枝道 ...
新島・式根島・神津島上陸【8】(2014/05/03)

今歩いてきた都道211号線、またの名を「新島本道」という。
なぜか若郷側が道の始点になっている。
ちなみに、他の大島支庁の島々に作られた都道も島の名前+本道という名称がついている。
それはさておき、食べ歩きをするつもりが思わず島寿司を手に入れてしまい、流石に食べ歩きと言うわけにもいくまい、ということで、海岸の堤防にでも腰かけて食べようと思いつつ、小学校まで戻ってき ...
新島・式根島・神津島上陸【7】(2014/05/03)

オンボロプレオに乗って島内観光に繰り出した。
まずは、島の北にある若郷集落に行ってみることにした。キャンプ場の前を通る都道を北進すると「平成新島トンネル」という長いトンネルあり、坂を下ってもう一つ「若郷トンネル」をくぐると若郷の集落となる。
島の外れの集落ということで小ぢんまりとした集落をイメージしていたが、建物が沢山立ち並んでいて、思ったよりも大きい集落だと思った。とはいえ ...
新島・式根島・神津島上陸【6】(2014/05/03)

ナカダサイクルから少し歩くと、島で一つ目の信号となるT字路があり、その正面にある店が梅仁レンタカーだ。
正面の方はシャッターが下りていて、看板も特に出ていなかったので最初は気が付かずに通り過ぎそうになってしまったが、左の路地に外人の集団が自転車を囲んでなにやらワイワイ騒いでいるのが見えたので、そちらの方へ進んでみたらシャッターが開けられた入口を見つけることができた。
主人 ...
新島・式根島・神津島上陸【5】(2014/05/03)

ついに新島に降り立ったぞー!
新島は伊豆諸島では大島、八丈島、三宅島に次ぐ面積を持つ島で、東京から南に160キロ、伊豆半島の下田から南東に35キロの場所に位置する島だ。島はほぼ南北に細長い形状で、南北にそびえる二つの山の間の平地に本村(ほんそん)、北端に若郷(わかごう)の二つの集落が存在する。
この新島と、明日行く予定の式根島、その他周辺の無人島を合わせて新島村を構成して ...
新島・式根島・神津島上陸【4】(2014/05/03)

2014/05/03
あれから2か月。ここに再び立つ日がこんなに早く訪れるとは。。。
まずは窓口でチケットの発券手続きを済ませることに。
今回の秘密兵器はこれ。
株主優待券。
チケットショップやネットなどで1枚1000円前後で売られており、オークションで10枚つづりのものを1冊落札した。
これは正規運賃が35%引き(7~8月は25% ...
新島・式根島・神津島上陸【3】(2014/05)

前フリが長くなってきたが、もう暫く辛抱願いたい。
うっかり予約の手配に失敗し、一度は中止した伊豆諸島めぐりの旅だったが、とあるサイトの情報によって、出発一週間前になって奇跡的にチケットが入手できてしまった。
前述の通り宿の手配をしていなかったので、カミさんの希望通りテント泊にチャレンジしてみることにした。
そんなわけで、急遽テントを買うことになったのだが、船の ...
新島・式根島・神津島上陸【2】(2014/05)

大まかなコースや日程は無事に決まり、船の予約も何とかなりそうだったので、他に予約が必要になりそうな島内の移動手段や宿についても検討してみることに。
まずは島内の移動手段について。それぞれの島にレンタカー、レンタバイク、レンタサイクルなどがあるらしいのだが、それぞれの島の規模感が分からず、何を借りればよいのかイメージがわかない。
「くらべ地図」という非常に便利なサイトをみつ ...
新島・式根島・神津島上陸【1】(2014/05)

例年、ゴールデンウィークというとたいてい事務所移転やシステムの大規模メンテナンスなどが入ってつぶれてしまうのだが、今年はそういった予定が入ることもなく、久しぶりに丸々休みになった。
今年(2014年)のGWは5月の4連休以外が飛び石になっている。
バンドのメンバーにメーカー勤務の人がいるのだが、聞くところによると4月26日から5月6日まで11連休だという。休みが多いという ...
伊豆大島上陸【21】(2014/03/09)

土日をお世話になった大島がゆっくりと離れ始めた。流石に小笠原を去る時のようなセンチメンタルな気分にはならなかったが、長年あこがれていた伊豆諸島の島々にようやく第一歩を記すことができて感無量だ。
このフェリーがもう少し遅い時間に来れば、もう少し滞在時間が延びて余裕が出るのだが、そういう人は飛行機かジェット船に乗れということか。
帰りも和室だったので、席について横になったらあ ...
伊豆大島上陸【20】(2014/03/09)

店内は道の駅にありそうな作りで色々な地物の野菜が並べられていた。
その中にはアシタバもあったのだが、すでにしこたま採集した後なのでカミさんは目もくれないw
そんな中見つけたのが青唐辛子味噌。
島の名産の青唐辛子を甘辛い田楽味噌に練りこんだものだそうで、珍しかったのでお土産にした。
奥の仕切られたスペースでは、アイスクリームが食べられるイートインコーナーにな ...
伊豆大島上陸【19】(2014/03/09)

アシタバを探しながら下山する途中、「割れ目火口」という看板が出ているのを見かけ、ちょっと寄り道。
割れ目火口へと続く道は、もはや廃道と言っても差し支えないほど舗装が荒れていて、所々大きくえぐれたところもあって、それを避けるために右へ左へ大忙しだった。
そんな道を暫く降りていくと道は行き止まり、そこから遊歩道が延びているのが見えている。
車を止めたところの周囲が ...
伊豆大島上陸【18】(2014/03/09)

話がひと段落したところで、カミさんが、
「島に来てアシタバが食べたいと思っているんですけど、まだ食べれていないんです。スーパーで買って帰ろうかなと思ったんですけど、店に売ってなくて。。。島の人はお店で買っているんですか?」
となかなかチャレンジングな方向転換をかました。しかしおばちゃんもそれを見事拾い上げて、
「あ~本当?今日ちょう
伊豆大島上陸【17】(2014/03/09)

その建物は、「富士箱根伊豆国立公園 展望避難休憩舎」というなんだか全部入りみたいな名前が付いていた。何かパンフレットでも置いていないかと思い中に入ってみると、三原山の大きな展示パネルのある部屋があり、その中で係員らしきおばちゃんがプロジェクターのセッティングをしている最中だった。
挨拶をして、見ていいですか?と聞くと、どうぞ、とのことなので、少し見学させてもらうことに。