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— 思うに任せない石垣積み —

割と古い建物なので、今回の地震であちこち壊れているのではないかと思っていましたが、建物自体はさほど影響ないようです。
ただ、よく見ると、入り口のガラス戸が傾いているのが分かります。

建物が若干ゆがんでいる様子です。。。
岩手に来る前に聞いていた、庭の石垣もだいぶ派手に崩れていました。

それよりも、少 ...

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— そういえば小沢一郎 —

5月4日。

原付はいつもどおり?9時ごろに起床。
赤ちゃんが夜泣きしていたようですが、原付は全く気づかないまま爆睡していました。。。

従弟はあの後4時過ぎまで起きていたらしく、ウトウトしかかった時に赤ちゃんが夜泣きし始めてしまい、殆ど眠れなかったそうです。

朝食を済ませて一関に向かって出発。

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更に少し進んだところに、雇用促進住宅が2棟立ち並んでいるのが見えました。

見ると、建物の4階部分までは一様にベランダの手すりも窓のサッシもなくなっていて、最上階の5階部分のみがかろうじて原型をとどめています。
その姿に言葉を失うと同時に、失礼ながら軍艦島や松尾鉱山に立つ廃墟を想像してしまいました。

どのくらいの高さの波が襲い掛かったのか、これを見ると一目瞭然で ...

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— 陸前高田-2 —

行ってみよう、と車を走らせたのは良いのですが、少し前に書いたとおり、気仙川を渡る橋は、気仙大橋、姉歯橋が共に流失してしまっているので、どこまで行けば対岸に渡れる橋が残っているのか分からないまま上流方向に進んでいきました。

さっき折り返した地点も通過し、更に上流へ進むと、大船渡線の落橋した鉄橋が見え、 そこの少し先に車が通行している橋が見 ...

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道は先にも通じているのですが、全ての車がここで右折していくところを見るとこの先は抜けられないようです。
そこで、敢えて直進して、すぐ先のアパートの脇に車を寄せて再び車を降りてみることにしました。
通行する車が殆どないので、ここならさほど通行の邪魔をせずに済みそうです。

よく見ると、そのアパートの駐車場にタクシーが止まって誰かを待っているようでした。

土 ...

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— 陸前高田-1 —

陸前高田は、岩手県内で一番大きな被害が出た場所です。
通行制限が行われている可能性があり、制限が行われていなかったとしてもひどい渋滞が発生している可能性が高く、状況によっては引き返すことになるのを覚悟して国道45号を進みます。

よって、もしかしたら戻ってこなければならないことも考えながら国道45号を進みます。

途中、 ...

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— 沿岸部の被災地へ —

5月3日。

またしても寝坊して9時ごろに起床。
朝食の時に昨夜の地震の話をすると、みんな覚えていないと言っています。
震度2くらいの地震は気づかなくなってしまっていたと言う話しは本当なのかも知れません。
(あるいは酔っ払って爆睡していたか。。。)

従弟は生まれたばかりの赤ちゃんの世話が済んでから来 ...

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— 再び祭畤大橋へ —

その後、昨日に引き続きもう一度祭畤大橋を見に行ってみようと思い、県道42号に出て進んでいくと、途中に「行者の滝」 の看板が見えました。

駐車場に植えられた桜が丁度満開になっていたので、少し観光してみようと立ち寄ると、駐車場からすぐ行者の滝を見渡せる展望台がありました。

雪解けで水量が増えた行者の滝は、なかなかの迫力。

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— 栗駒へ再訪 —

馬面電車を見学して車に戻ると、13時過ぎです。
まだ半日くらい時間があるので、天気も良いことだし、再度栗駒と祭畤の辺りに行ってもう少し詳しく見て回ることにしました。
ほぼ行って来いのコースになってしまい、ちょっと無駄足な感じになってしまったのが残念なところです。

一時間半ほどで昨日ガスで見えなかった崩落地に到着。

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— 廃墟スーパー —

5月2日。

従弟も今日は出勤日だというので、適当にぶらぶらするつもりです。
細かいスケジュールは何も決めていなかったので、9時ごろに起床。
1Fに降りておばさんに作ってもらった朝食を食べていると、
「そこの冷蔵庫も傾いているんだぞ。」
と、後ろを指したので振り向くと、冷蔵庫と背後に見え

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— 小さい地震は気が付かない —

夕方頃におばさん宅に到着。
従弟は建物には大して問題がなかったようなことを言っていましたが、到着してみると確かに見た目は昔のままで、特に大きな被害は出ていないように見えました。

従弟一家も揃っていて、荷物を降ろしておばさんの淹れてくれたお茶で一服。
コストコで入手した支援物資を渡すと、幸い喜んでもらえました。 ...

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道路わき出ている看板に従って駐車場に車を止めると、ちょっとした盛り土の上に展望台が設けられていました。

展望台に上がると、紙細工のようにひしゃげた祭畤大橋を見ることが出来ます。
秋田県側の橋脚2本分の橋を残し、残りは撤去されていますが、にわかに信じがたい光景です。

今日は天気も悪く、通行する車もGWとは思えないほど少なく人気がないので、だんだん不安になってきま ...

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三本木PAはトイレしかないので、とりあえず出発して、次の長者原SAで朝食を済ませることに。

牛タン丼が復興支援メニューと銘打たれて割引になっていたので頼んで見ました。
混雑していて結構待たされましたが、SAのメニューにしては案外ちゃんとしていてなかなか美味かったです。

車は栗原市に入りました。
栗原市は宮城県の一番北部に位置し、おばさんの家がある一関の ...

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— 4月16日 岩手に行くことを決める —

この日、甥っ子、姪っ子と花見をするために千葉に行ったのですが、途中で地震があり、ニュースを見た岩手の従弟から安否確認の連絡を受けてました。
その時は何の被害もなかった旨だけ伝えて電話を切ったのですが、その後の岩手の様子を聞きたくなったので、カミさんの実家に戻ったあと、一息入れてから再度連絡。
あれから変わったこ ...

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— 2日目 —

布団はそこそこ厚みのある布団だったせいか、布団が暖まってきたらそれ以降はまぁまぁ快適に眠れました。

朝食は下の食堂で、ということなので、準備を済ませて食堂へ。
メニューについては特にコメントなし。普通の朝食です。

それから、カミさんがチェックアウト前にもう一度お風呂に入りたいというので、二人して露天風呂へ再訪。
相 ...

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時計を見ると16時過ぎを指していました。
いくら雪は降っていないと言っても、3月の北陸で車中泊は流石に寒そうだなと思ったので、どこか安宿で一泊しない?とカミさんに提案すると、最初はあまり乗り気ではなかったのですが、次第にまぁ、いいか、と消極的に賛成してくれました。

女湯の隣には「山中座」という山中節の公演が見れるという演舞場があり、その一画に観光案内所があったので、そこで ...

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— しらさぎ号との再会 —

最後にもう一ヶ所、北陸鉄道の保存車両が置かれている道の駅「山中温泉ゆけむり健康村」 へも行ってみることに。
粟津公園からは30分ほどで到着。

ここに保存されている車両は北陸鉄道のモハ6011形。
「しらさぎ号」という愛称のついた車両です。

道の駅の駐車場の奥に車両が展示されているのが見えます。 ...

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3・11の発生とその後続いた混乱で滅入ってしまい、少し息抜きでもしたいなぁ、などと思ったものの、世間はなんとなく自粛ムードに包まれ、そんな中遊びに出かけるのはやや不謹慎かな、という気持ちもあったのですが、結局堪えきれずに3月19日からの三連休を使って弟の住む金沢へ行くことにしました。

当時は雰囲気的にこの旅行を旅行記として掲載するのは憚られたので、3・11前後の記録の記事の中で軽 ...

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— 3月19日 少し息抜き —

ニュースは相変わらず気が重くなるような話題ばかりで、それなら見なければいいのに、見なければ見ないで不安になってきて、ついつい見てしまい、そうするとまたなんだか不安になってくる。。。の繰り返しで、気分が滅入ってくるので、自粛ムードの中若干後ろめたい気持ちも抱えつつ、週末の3連休は気分転換を兼ねて弟の住む金沢に遊びに行くことにしました。

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— 3月12日、13日 計画停電 —

翌日は週末ですが、なんとなくだるい体を積極的に動かそうという気にならず、結局終日テレビとネットにかぶりついたままで終わってしまいました。

地震のマグニチュードが日本での観測史上最高(世界で4番目の大きさの)の9.0になったこと、東北地方の沿岸部の津波の影響が甚大で救助がままならないこと、福島の原発が爆発(水蒸気爆発)を起 ...