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サンライズ出雲初乗車:

それから徒歩で松江駅まで戻ったら出発の1時間くらい前になった。駅近くの飲食店で夕食を済ませてからホームに上がると既に列車は到着していた。

自分の手配した部屋に入る。

やっと一息。

さてサンライズ出雲である。この列車は前にも触れたが珍しく電車寝台となっている。電車寝台と言えばかつて581/583系というのがあったが設計を欲張りすぎたせい ...

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一畑電気鉄道:

2000/09/22

今回のあてどないぶらり旅もいよいよ佳境、本日が最終日である。
夜ここを出発するサンライズ出雲に乗って東京へ凱旋するのでそれまでが自由時間。

朝起きて窓を開けたらなんか微妙な天気。これはちょっと降られるかもしれない。
まぁそうはいっても、チェックアウトの時間には部屋を追い出されてしまう。そうぐずぐずとはしていられない。 ...

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松江へ:

さて、ここから先は特急を乗り継いで一気に松江へと向かう。

まずは岡山駅まで特急しおかぜに乗る。岡山駅までは2時間半の旅路だ。

この車両はJR四国の8000系という。どことなく中国辺りで走っていそうな雰囲気のデザインだ。実は昨日今治駅から松山駅まで乗車したのもこの車両だったので新鮮さはない。

この列車は瀬戸大橋を渡り岡山駅まで走る。瀬戸大橋の鉄道での ...

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道後温泉:

伊予鉄道は松山市内で鉄道線と軌道線を運行している鉄道会社である。開業は古く夏目漱石の坊ちゃんにも登場した由緒ある鉄道だ。

最近は当時の列車を再現した坊ちゃん列車なるSL風の列車を走らせていることで知られているが、自分的には国内では珍しい鉄道同士の平面交差がある鉄道会社というイメージが強い。その平面交差の場所は時間があれば見に行きたいと思う。

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多々羅大橋を渡り大三島へ:

更に黙々と進んでいくと視界に巨大な斜張橋が見えてきた。あれがお隣の大三島へと渡る多々羅大橋だ。
生口島に上陸して2時間あまり、ようやく島を半周した訳だ。

もはや生口島に思い残すことはない(訳じゃないけどこの時の気分はそうだった)。
島の通り抜けに成功したウイニングロードは橋へのアプローチ道路だ。最後の最後まで頑張らされるわけね。。。

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生口島:

そうして橋を渡り切り生口島に上陸。島旅8番目の島となった。
当時のしまなみ海道は生口島内の道路の整備が完了しておらず自動車は一旦一般道に降りる必要があった。もちろん自転車用の通路も橋を渡った先で自動的にアプローチ道路へ誘導されグネグネとした道を下っていく。下り坂なのでブレーキの操作だけで降りて行ける。この瞬間のために坂道を登るんだよなぁ、と爽快感を味わっていたがあっという間に ...

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思い付きで自転車を借りる:

土生港のターミナルを覗くと多くの乗客が船の到着を待っていた。殆どが年配の方である。まぁ時間的にそんなもんか。
ターミナルの一角に案内所があったのでそこで島の見どころを質問してみた。すると島の観光ガイドマップを広げてサイクリングをおススメされた。

なんでもしまなみ海道は自転車でも通行することが出来るらしく、道が通っている島々の各所でレンタサイクルが ...

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因島へ:

2000/09/20

尾道の朝だ。ホテルの窓から尾道市街の北西の方角を写した。

しかしグーグルマップの衛星写真は偉大である。このときの旅行で宿泊したホテルをメモしていなかったので、撮影してから数年もしたらもうどこに宿泊したのかとか、この写真がどこを写した景色なのかとか、さっぱり分からなくなってしまっていたが、衛星写真によって泊まったホテルやどの方角を見ているの ...

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本山支線のクモハ42:

そんなことつゆ知らずな自分は、そのままJRに乗車して九州を離れてしまった。
初の九州上陸は1日に満たない時間しか滞在できなかった。やっぱり札幌に行ったのは蛇足だったかも。。。

まぁ、とりあえず福岡に到着した時点で設定していた今回の旅のマストタスクのうちのひとつであるクモハ42の撮影のため、引き続き小野田線の雀田駅へと向かう。

ということで ...

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西鉄で甘木へ:

2000/09/19

というわけで今回の放浪旅はここからが本番。前述のとおり今日は鉄道に乗って広島の辺りを目指すことにしている。
自分にとって初めての九州である。初上陸の地なので見るもの全てがお初である。もちろん鉄道もだ。

九州にも多くの鉄道路線があり、全部見ようと思ったら何日もかかる。だが自分にとって九州のみならず中国、四国地方を含めた西日本全 ...

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そして福岡へ:

2000/09/18

この日は平日。S君は早々に仕事出かけて行った。自分が乗る飛行機は14時台なのでそれまでゆっくりしてって良いよと言って貰えたのだが、S君のいない家でご家族に油を売ってもしょうがないので荷物発送の手配だけして、9時だったか10時だったかそのくらいにS君の家を出発した。

 

ここまでは自分にとっての趣味の時間。ここか ...

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一昨年、昨年と、このところ毎年のように札幌のS君と会っている。毎年会っているのにお互い話が尽きないので、いつも最後は物足りなさを感じつつの解散となる。

そんなS君は作曲も手掛けていて、先日自主製作のミニアルバムを送ってくれた。アルバムの中に収められている曲はTーSQUAREのようなポップなフュージョンの雰囲気を持ちつつ、ゲームミュージックの世界の流行も取り入れたようなドラマティッ ...