岩手へ【6】(2006/03/19)
2006/03/19
流石に真っ暗な部屋でコワイコワイヒィなんて言いながら寝るような年ごろではない。それはもうがっつりと熟睡した。
カミさんはいつの間にか一足先に起床して、朝食の準備を手伝っていた。
朝食が出来上がったと声がかかってようやく目を覚まし、ノコノコと応接間に降りたら、食卓には昔ながらの品数沢山の料理が所狭しと並べられていた。 ...
岩手へ【5】(2006/03/18)
一関には厳美渓と並ぶ代表的な観光地として猊鼻(げいび)渓と言うものもある。名前が似通っているので、どちらがどっちなのか混乱しがちだが、それぞれは離れた場所にある。
一関は市の中央を南流する北上川と東進する磐井川が合流する地点に発展した街で、厳美渓は市の西側に、猊鼻渓は東側にそれぞれ位置している。
その名のとおりこちらも渓谷美を堪能できる観光スポットなのだが、その様相は大き ...
岩手へ【4】(2006/03/18)
2006/03/18
昨晩軽く飲酒をしたせいか、思いのほか朝までぐっすりだった。
今日は一関にいるじいちゃん、ばあちゃんに会いに行くことになっている。一関にはじいちゃん、ばあちゃんの他、お袋のお姉さん(以下、伯母さん)一家や、じいちゃん、ばあちゃんの親戚も多く暮らしており、恐らくそうした親戚一同に通り一遍ご挨拶することになるのだろうと思うが、細かいことは聞かされて ...
岩手へ【3】(2006/03/17)
気が付けば昼を回っていた。そろそろどこかで昼食を取りたいところだが、いかんせん店がない。困ったな、と思いつつ車を走らせていくと、道の駅いわいずみ があった。道の駅の少し手前から路肩に当地のブランド牛である岩手短角牛をおススメするのぼりがはためいていて、道の駅のレストランで食べられるというのを見ていたので、ここで昼食をとることに。
岩手短角牛というのは初めて聞く品種である。迷わず短 ...
岩手へ【2】(2006/03/17)
2006/03/17
2人を乗せたあけぼの号は7時少し前に秋田駅に到着。このあと秋田新幹線で盛岡駅へと向かうのだが、乗り継ぎの時間があまりないので駅の外に出ることはできなかった。なので秋田の地に降り立った実感はゼロである。
ぼちぼち朝食の時間なので、新幹線ホームへと続く通路の途中にあった売店で駅弁を購入。新幹線ホームに上がると、我々が乗車するこまち号は既に ...
岩手へ【1】(2006/03/16)
2月に金沢にいる弟一家を訪ねて我々の入籍報告とカミさんの紹介に行ってきたのだが、その際、お袋から岩手のみんなにも挨拶してきなさい、と言われた。
岩手はお袋の実家で、じいちゃんばあちゃんや親戚、従弟などが暮らしている。自分も両親が離婚する前までは帰省で年に1度か2度訪問していたのだが、両親が離婚したときに自分は父に引き取られることとなったため、以降は疎遠となっていた。最後に行ったの ...