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おがさわら丸の夕食:

とうとう父島を離れてしまった。長いこと憧れていた島に上陸が叶ったのは得がたいラッキーだった。と言っても今回はお試しセット的に島の魅力のかけらをつまみ食いしたに過ぎない。そのくらいに慌ただしい旅であった。やはり時間が圧倒的に足りない。でもまたこの地を踏むことはかなりの困難を伴うことだろう。他にも見てみたい所は沢山あって、それらを差し置いてまで見に来られるかというと難しい気が ...

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Eデッキ:

宿のワゴンはあっと言う間にフェリーターミナルに着いた。色々お世話になったことのお礼と面倒をおかけしてしまったことのお詫びをして車を降りた。

乗船券は既に入手済みなのでそのまま乗船口へ向かう。竹芝と違い完全に到着した順での乗船であった。既に乗船も始まっていて船の出入口から列が続いていた。その列に並んで順番に乗船していくと入口で係員からご一緒ですか?と聞かれた。ハイと返答す ...

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丸丈:

さっと出てくるものと言えば島寿司だろうか。アクアで食べた島寿司が絶品だったのでもう1度ちゃんと食べたいなと思った。大村のメインストリートをウロウロしながらあれこれ店を物色。自分らは優柔不断なのでこういう時の店探しに時間がかかりがちだ。だが今回はそうした迷いが自分らの首を絞めることに直結するので案外早くターゲットを定めた。

立ち止まったのは丸丈という店の前。とりあえずのれんは ...

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小笠原村役場:

郵便局のすぐ近くにあるのが小笠原村役場。村域が2000キロ近くにも及ぶ日本一大きい村の中心である。と言っても建物は2階建てで小ぢんまりとしたものである。殆どの島は無人島なので行政的な部分での仕事はそれほど多くないのかもしれない。

役場の庭先には有名なこの看板がある。自分はこれが見たくてここに来た。村役場からそれぞれの島までの距離と方角が書かれている。
南硫黄 ...

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小笠原海洋センター:

次に向かったのが小笠原海洋センター。場所は奥村から扇浦に向けて進んだ時に一番最初に通過する父島第一トンネル手前のわき道を入った所にある、と地図に書かれている。その脇道はトンネルに沿って反対出口側で合流している感じだったので、多分トンネルが掘られる前まで使われていた旧道なのだろう。

で、我々は逆に扇浦から奥村に向けて進んでいるので、扇浦側の分岐を目指して進むこと ...

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小港海岸:

下山は圧倒的に早く10分ちょっとで降りてしまった。借りた杖を元の場所に返却して小港海岸を見に行ってみた。小港海岸は一昨日のナイトツアーでも訪れた場所だが、あのときは真っ暗で夜光虫とカニの印象しかない。明るい時に一度見ておこうと思った。

カメラのアングルがどうにもイケてないが小港海岸はこんな場所だ。扇浦と異なり綺麗な白砂のビーチが奥の方まで続いている。周囲の石灰岩質の地層 ...

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中山峠:

2008/09/16

ジョンジニに行くなら夜明け前の起床がマストだったのだが、女将からのアドバイスを受けてあっさりと撤回。なので朝も少しゆっくり目に6時半起床となった。

今日は小笠原滞在の最終日。気が付けば竹芝を出発してから5日が経過している。そう考えると長い感じがするが、滞在中ずっとあちこちほっつき歩いていたのでそれほどの時間が経過した感じがしない。むしろま ...

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トラブル発生 その3:

さて、ツアー代金受け渡しの目処がついたので夕食後の時間が暇になった。当初は母島の宿で会ったおじさんと飲みに行ってもいいかなと思ったのだが、連絡先を交換していないので直接連絡を取ることが出来ない。一応宿泊先は伝えてあるのでもし宿まで来てくれるなら、とは考えていたのだが来てくれる様子はなかった。向こうも疲れているのかもしれない。じゃあ無理に会わなくてもいいかという結論に落ち ...

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お土産を買いに:

ツアー解散後、一旦宿に戻った。部屋に入って時計を見ると15時を回っていた。今日の予定はこれで全て終わったので、あとの時間は特に予定なし。過ごし方は特に決めていなかったのだが、明日は朝から出港時刻までジョンジニを目指して山登りをしている筈なので、お土産を買いに行く時間がないことに気が付いた。ということで、まず郵便局に行きCome・クルーズに支払うツアー代金を下ろしてから、お土産 ...

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ドルフィンスイム:

暫しボートを進めていくと後方を見ていた女の子たちが、いた!と叫んだ。それを聞いて照一さんがすかさずボートを旋回させる。

彼女たちが目撃したという方角にさらに進んでいくと、海面に背びれがちょこちょこと2つ見えた。写真だと分かりづらいがほぼ中央の辺りにその背びれが見えている。

見えているのが2頭なのでさっき話題に出ていた巽島付近で目撃された個体かもしれな ...

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ドルフィンスイム - 準備運動:

南島を出港したあと一旦二見港の方へと戻るように進んで、南島と父島の間の岩礁が沢山あるエリアにやって来た。

その途中でカミさんが、あの岩カエル岩っていうんだよ。と指さして教えてくれた。あ、そうなの?と思いながらその岩を見ると確かにカエルっぽいと言えばカエルっぽい。だがカエル岩なんてガイドに出てたっけか。そんな情報どこで仕入れたのだろうか、なんて思って ...

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南島散策 - 扇池:

さて、1エントリ分勿体ぶったのでそろそろ本題に行きますかw

これが南島を訪れる人を魅了してやまない扇池の姿だ。海蝕洞となっていた場所がやがて尾根を貫通し、内側の盆地まで海水が入り込むようになった場所である。まぁ、下地島にある通り池の変形バージョンみたいなものだがともかく風光明媚である。ここは本当に日本の地なのだろうかと思わずため息が出る。

この奇跡 ...

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南島散策 - 上陸:

という訳でついに上陸。自分の島旅52番目の島は南島となった。南島は父島の南西に位置する無人島である。島の全域が石灰岩で構成されている。この島とその周辺海域は沈水カルスト地形が発達している場所として知られている。沈水カルスト地形は耳慣れない単語だが、当初海面下にあった地盤が海水面の低下によって陸上となり、その状態で浸食を受けた後、再び沈下して海面下に没した地形を指す言葉だそ ...

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南島へ・2:

扇浦を過ぎたあたりで島影が見えてきた。南島だ。

この辺りで海の色がにわかにアクアブルーに変化した。上の写真と比較して海の色が全然違うことが分かると思う。
小笠原の島々は深い海から立ち上がる山の山頂部分のみが陸上に頭を出したものである。なので島の周囲はすぐ水深が深くなりリーフが発達しない。そのため白い石灰岩があまり供給されず周囲の海底は島の火山噴出物に由来する安 ...

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シーサイドインアクアの朝食その1:

2008/09/15

小笠原滞在3日目の朝を迎えた。もう3日目か。
今日は今回の旅行のメインイベントである南島上陸&ドルフィンスイムツアーの日である。
とりわけ南島への上陸は自分にとって今回の旅行の中で最も重要なイベントである。一昨日から2日連続で海況が悪く上陸を断念したという話を聞いているが、今日が3度目の正直になるのか、2度あ ...

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グリーンペペ:

暫くみんなで口をあんぐり開けながら上の方を観察していたら、程なく声がかかって今度は下の方の観察に移ることになった。小笠原にはグリーンペペというちょっと響きがアレな感じのキノコがある。このキノコは自ら発光するキノコとして知られている。闇夜を照らすキノコなんてぜひとも見てみたいじゃないか。

一行は一旦駐車場に戻った。グリーンペペは森の中で見られるらしい。するとそのとき到 ...

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ブルースカイビッグホースのジャングルナイトツアー:

食事が済んだらぼちぼちナイトツアーの時間が近づいてきたので再び宿を出発。
ナイトツアーの集合場所は父島ビューホテルで近所らしいので腹ごなしの散歩を兼ねて歩いて向かった。

ホテル前の広場に受付があったので予約の旨を伝えて代金の支払いを済ませる。そのあと出発まで広場で待機といことだったので適当な椅子に腰かけてその時間を待った。 ...

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父島散策 - ウェザーステーション:

旭山を過ぎた後は島の北岸の崖っぷちにへばりつくように一気に高度を下げていく。狭い海峡を挟んだ向こう側に横たわっている陸地は兄島だ。こうしてみると渡し舟かなんかで数分で行けそうなほどの近さだが、向こう側に暮らす住人はいない。島は自然保護区域になっているので基本上陸禁止だが、島に渡るツアーを催行している業者がない訳ではないようなので、 ...

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父島散策 - 中央山:

珍しいものが見れた幸運に気分を良くして山を登り詰めていくと中央山への登山口がある。

登山口と言っても既に結構な標高を稼いでいるので山頂はすぐそこにある。歩いても5分位だ。せっかくなので山頂まで往復することにした。

ちなみに写真に写っている2台が我々が借りたスクーターである。母島で借りたバイクより丸みを帯びたデザインになっていてより近代的な雰囲気だ ...

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父島散策 - 和紙っ魚ギャラリー:

案の定避難が済んだあと1分もしないうちに本降りとなった。危なかった。

雨宿り中はやることがないので道路の写真を写してみた。父島の道路は母島とは異なりアスファルトで舗装されている。綺麗な2車線の道路と良く整備された法面を見ていると、遠く離れた離島にいる感じがしない。なんなら多摩とか八王子あたりのニュータウンの裏手あたりにこんな道がありそうな気すらし ...