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寝台特急はやぶさ号 後半戦:

2008/11/25

寝台列車の旅というのは他では得られない特別な旅情に満ちている。座席ではなく寝台なので好きな時にゴロゴロできるし、過ぎゆく景色を見ながら遠くへ向かっている気分に浸るのもよい。だから寝台列車の旅は好きなのだが、自分の場合駅などで停車する都度目が覚めてしまうという致命的な欠点がある。

浅い眠りしか得られないので列車を降りた時 ...

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門司駅と下関駅での機関車付け替え:

さて門司駅に到着である。この駅で大分から走って来た寝台特急富士の客車が連結される。そしてそれをけん引する機関車も関門トンネル専用機に付け替えられる。その付け替えシーンを一目見ようと駅に到着する前からマニアっぽい人がソワソワし始めていて、駅に到着するなり足早に先頭車両の方へと向かって行った。

折角なので、自分も見に行っておくかと列車を降りた。カミさ ...

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はやぶさ号の車内紹介:

というわけで日本最長の定期寝台列車の旅が始まった。我々の席は開放式B寝台。2段式のベッドが向かい合わせになって1区画になっている。今回は上下で寝台を取ったので向かい側には別の男性客が乗っていた。

今回は手荷物に大き目のスーツケーズがあるのだが、いざ座席に着いたらこれを置く場所がないことに気づいた。通路に置くと邪魔になるので、とりあえず寝台の上に上げておくこと ...

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熊本市電:

さて、今回の旅もいよいよ終盤戦。旅の締めくくりはこの旅のタイトルでもある寝台特急はやぶさ号の乗車だ。
はやぶさは15:57に熊本駅を発車する。寝台列車なのに昼間のうちに出発するというのはなんだか妙な感じだが、熊本から東京まで18時間かかるのでこの時間に出発しても東京駅到着は朝10時。どんな旅になるだろうか。

で、今の時間はというと既に13時を回っている。この後レ ...

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西鉄貝塚線:

2008/11/24

昨晩、無駄に海の中道方面へ足を延ばしたりしたせいでまた就寝が遅くなってしまった。結果起床したのは9時半。
今日は九州滞在最終日。熊本駅16時発のはやぶさで東京へ戻ることになっている。夜までゆっくり滞在できないので今日の行程は出来るだけ早くスタートしたいと思っていたのだが結局この体たらくでして。。。

 

そ ...

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稲佐山展望台:

平和公園の駐車場から稲佐山展望台へ向かった。ナビの案内に従って進んでいくと、展望台への山道の入口にある公園の所に車止めがありそこより先に進めないようになっていた。ここから先は徒歩で登るか専用の乗り合いタクシーで行く必要があるとのことだ。寒いしのんびり散策できる時間もあまりないので乗り合いタクシーを使っちゃおう、と言って駐車場に車を停めた後、乗り場に移動したら20人くらいの人が並 ...

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平和公園:

ということでグラバー園を流し見したあと今度は平和公園に行ってみることに。が、長崎駅から平和公園への道はがっつり混んでいてなかなか進まなかった。長崎は山がちな街で平地が少ないので多くの道路が海岸に沿っている。その道を背骨に見立てた場合、肋骨にあたる背骨と直交する道が少ないのでどこへ移動するにも一度長崎の中心部まで出てそこからさらに別の街へ向かうようなルートを取らざるを得ない場合が多く ...

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大浦天主堂:

そこからグラバー園の方へと進み、最寄りの駐車場に車を置いて散策開始。まずは大浦天主堂へ行ってみる。先ほどから時折小雨がパラつき始めた。本降りにはならないと思うが一応傘を忍ばせておく。

そこからしばし歩いていくと大浦天主堂だ。大浦天主堂は幕末の1864年に竣工した日本最古のカトリック教会である。
その後1879年に大幅な増改築が行われ現在の姿になった。 ...

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島鉄フェリー:

車を車両甲板に停めてデッキに上がった時には、船は既に出港していて港から離れつつあった。間に合ってくれて良かった。

このフェリーは島原鉄道が運営している島鉄フェリーで、対岸に位置する島原半島の口之津港へ向かう。乗船時間は30分ほど。
気温はやや肌寒いが凌げないほどでもないのでデッキ上で過ごすことにした。乗船している間に昼食を済ませることに。

さっき ...

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天草ドライブ:

2008/11/23

昨晩は道の駅宇土マリーナまで辿り着いた所で力尽きてしまった。ここは海岸沿いの道の駅であるせいか夜の冷え込みがそれほどでもなく、朝まで熟睡できた。
起床は8時だったが店がまだ開いていなかった。8時に店が開いていない道の駅はちょっと珍しい気がする。店が見られないなら長居する理由もないということでとりあえず出発。

 

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トンネルの駅:

さて、高千穂まで足を延ばしたからにはもう1か所ぜひとも立ち寄りたい場所がある。一旦阿蘇の方へ戻るように進むと峠越えの直前にトンネルの駅という施設がある。

阿蘇周辺の鉄道地図を見ると、今日午前中に訪ねた南阿蘇鉄道とさっき訪ねた高千穂鉄道の路線がそれぞれが東西から県境に向け線路を伸ばし、どちらも県境の手前で途切れていることに気づくと思う。元々この両線は豊肥本線立野駅と日 ...

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高千穂鉄道 高千穂駅:

国道218号線を東に進んでいくとやがて峠を越えて宮崎県五ケ瀬町に入る。宮崎と言えばフェニックス並木のイメージが強い、本土随一の南国ムードあふれる県であるが、この辺りは山深い山村で南国ムードは一切感じられない。

そして更にもうひと山超えると次の目的地となる高千穂町に入る。高千穂は神話の里として名高いが、自分的にはそれよりも先に見に行きたいものがある。高千穂鉄道 ...

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高森駅:

続いてやってきたのが南阿蘇鉄道の高森駅。ようやく鉄分補給タイムだ。
南阿蘇鉄道はかつて国鉄高森線だった路線で昭和の終わり頃に第三セクター化されたものだ。

ここの駅前にはかつて高森線を走っていたC12が保存展示されていた。まぁ、SLはあまり興味がないので記念撮影のみ。自分のお目当てはこの駅に隣接する車庫の撮影である。

という訳でまずは駅で入場券を買い求め ...

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阿蘇カルデラの散策:

起床が遅かったこともあり車でのんびり朝食をとる時間が勿体なかったので、買ってきた団子類は走りながらパクついた。

道の駅正面の交差点の向こうに木々の生えない山がそびえたっている。往生岳というそうだ。
目の前の道を直進し、まず初めに米塚と草千里を見に行ってみることにする。

直進の道は阿蘇パノラマラインという名前が付いている。どんどん高度を上げて ...

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新幹線で一路博多へ:

2008/11/21

出発は職場の業務後。カミさんと合流して東京駅へと向かう。ホームに上がる前にエキナカ(GranSta)に寄って駅弁を購入してから新幹線に乗り込んだ。

我々が乗車する列車は18:50発のぞみ53号博多行き。座席に着くと列車は程なく出発。博多には23:57到着なので5時間7分の列車の旅。流石に遠いな。

出発して早々に夕食 ...

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この年の10月ごろ、東京と九州を結ぶ寝台特急「はやぶさ」「富士」が来年3月のダイヤ改正を持って廃止されるというニュースが飛び込んできた。

これらは、はやぶさが東京ー熊本間、富士が東京ー大分間をそれぞれ結んでおり、東京から門司までの間は両列車が併結されて1本の列車として進み、門司で切り離しが行われてそれぞれの目的地へとめざす運用になっている。

かつては東京や大阪などから ...