2013/08/14~08/17 道南散歩
本州と北海道を結ぶ青函トンネルという日本最長のトンネルがある。そのトンネルの中に駅が2つ設けられているのだが、一般に開放されたものではない為、そこに行くには見学ツアーに参加する必要がある。
トンネルの開業当初からそんな駅に一度行って見たいと思っていたのだが、なかなか機会に恵まれなかった。
北海道新幹線の建設が進むと、青函トンネルも新幹線のトンネルとして生まれ変わるので、そのうち見学ツアーが終わってしまうのではないかと考え、お盆に青函トンネルの見学ツアーに参加してきた。
わざわざ北海道まで行ってトンネルだけ見て帰って来るのでは、カミさんも納得しないだろうということで、有珠山の2000年に噴火した際に出来た火口周辺に巡らされている、フットパスという遊歩道を歩いてきた。
生々しい火口や隆起による破壊など、大地の息吹を間近に感じられて、実に興奮した。
2022/05/05 リライトしました。
道南散歩【1】(2013/08)
2022/05/05 リライトしました。 今年のお盆は10年ぶりに北海道の地を踏んだ。きっかけは、昨年の暮れに「そういえば北海道新幹線の開通ってぼちぼちだよな」と思い出したことに遡る。 本州と北海道を結ぶ青函トンネル。北 […]
道南散歩【2】(2013/08/14)
2013/08/14 頑張って7時前に起床。寝不足はフェリーでリカバリーする。 船内で食べる昼食を調達するため、青森に着いた後、ターミナル周辺をウロウロしていたらマエダストアという地元資本っぽいスーパーを発見。昼食とお土 […]
道南散歩【3】(2013/08/14)
大沼公園は函館から40分ほど。車の手配などで手間取ってしまい、時間はすでに16時半を回っている。夏真っ盛りの時期とはいえ、北海道は日が暮れるのが早いので、辺りは既に薄暗くなり始めており、散策を終えて戻ってくる観光客が目立 […]
道南散歩【4】(2013/08/15)
2013/08/15 東京の連日の熱帯夜に比べたらまさに天国。多少変則的な寝方も気になることなく、がっつり熟睡して6時に起床。 昨晩の疲れが残っているのか、カミさんはすぐに起きなかったので、起きるまで車の記事用の写真を撮 […]
道南散歩【5】(2013/08/15)
このページで通ったルートのGPSログ ということで、さくら橋を渡って西山川の対岸へ。川という名前はついているが、流路工として掘られたものなので、普段は水が流れていない。 アパートの手前の溝が西山川 川に沿うように上流方向 […]
道南散歩【6】(2013/08/15)
このページで通ったルートのGPSログ ようやく人の気配がする集落へ入り一安心。 だが、歩いてきた道がもう一回り広い道へぶつかる交差点の様子がなんか変だ。 交差点の右手側から一直線に向かってくる道は、この交差点を通過してす […]
道南散歩【7】(2013/08/15)
このページで通ったルートのGPSログ 第二展望台を出ると道は火口の縁に沿って下り、ほどなくかつて町道沿いにあった菓子工場(わかさいも泉工場)の廃墟が見えてくる。 ここは火口のほぼ真横に位置し、上からは火山弾の猛攻でいくつ […]
道南散歩【8】(2013/08/15)
2000年噴火のフットパス周遊も無事終わり、スタート地点のビジターセンターに戻ってきた。散策中、ずっと背負っていたリュックを車に置いてほっと一息。文字通り肩の荷を降ろして身軽になった。小休止が済んだ所で、朝はまだ開いてい […]
道南散歩【9】(2013/08/15)
食後は午後の時間を使って有珠山周辺をもうひと散策。。。今朝の段階ではフットパスのコースの一つである「昭和新山と有珠山山頂を巡るコース」を散策するつもりだった。このコースは麓から有珠山山頂まで登山するコースで、雄大な有珠山 […]
道南散歩【10】(2013/08/15)
いくつか計画の小変更があったものの、今日の予定は消化である。締めくくりに温泉で疲れた体を癒して次に進みたい。ということで、カミさんに近隣の日帰り温泉を探してもらい、洞爺湖の温泉街の中にある大和旅館、という所を見つけてくれ […]
道南散歩【11】(2013/08/16)
2013/08/16 道南散歩ツアー3日目の朝は函館で迎えた。昨日の疲れもあって、がっつり熟睡できた。函館の朝市は、前回、函館を訪れたときにも立ち寄っている。ただ、その時はフェリーの到着が昼前だったので、大体の店が店じま […]
道南散歩【12】(2013/08/16)
土産物の手配も無事済んで、後顧の憂いなし。ぼちぼちツアーの時間が近づいてきたので、レンタカーを返却しに函館港へ戻る。 車を返却して、店員に函館駅まで行く方法を聞くと、津軽海峡フェリーの乗り場と函館駅を結ぶシャトルバスがあ […]
道南散歩【13】(2013/08/16)
2号車の通路で列車が停車するのを静かに待つ。通路に立っていると、窓の外の様子は車内の明かりがガラスに反射して全く分からない。少しずつ列車の速度が下がり、前に並んでいた人が動き始めたのを見て、竜飛海底駅に到着したことを知っ […]
道南散歩【14】(2013/08/16)
おいて行かないでー、といった具合で集団とつかず離れずで歩いていくと、程なく「竜飛海底ワールド」と銘打たれた場所に出た。 ここはトンネルのあらましについて、各種展示されているエリアだ。 上の写真のイラストは、竜飛海底駅付近 […]
道南散歩【15】(2013/08/16)
微妙な各種展示物のエリアを過ぎると、頑丈そうな隔壁で行きどまる。 この隔壁は「風門」と呼ばれている。この奥にもう一箇所同じものがあるそうだ。 これも列車火災を想定した設備である。火災の発生時に遠隔操作によって地上の送風機 […]
道南散歩【16】(2013/08/16)
一行は再びケーブルカーに乗り、140m下の海底駅へと降りてゆく。 帰りは行きのコースを戻るだけなので、目新しいものは特にない。だが、歩いている最中にトンネルの電気が消えて非常灯のみとなるアクシデントに遭遇した。 見学者の […]
道南散歩【17】(2013/08/16)
戻りのフェリーの時間は20時35分。行きの時の一件で、地元のタクシー会社に不信感を抱いていた我々は、出来るだけタクシーを使わずに港へ向かいたいと思った。とりあえず観光案内所に行って、フェリーターミナルまでのバスがないかど […]
道南散歩【18】(2013/08/17)
2013/08/17 仮眠して6時過ぎに起床。 畑パーキングエリアはトイレと自販機のみの、パーキング・オブ・パーキングだった。 やることもないのですぐに出発。昨晩入浴していないので、従妹に会う前に朝風呂でも入って身ぎれい […]
道南散歩【19】(2013/08/17)
食事を済ませ、従弟一家と合流。餅はどうだった?と聞かれることはなかった。当たり前すぎて話題にもならないのか。。。 時間も押してきているので、あいさつもそこそこに、早速お墓参りに向かう。 お墓でお供え物をしていると、遠雷が […]