0232 – TUNE TS-364BB 4弦フレットレスベース

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この楽器が出た時、かなり衝撃を受けました。

なんと言っても最大の特徴は36フレットまである指板です。

ハイノートの演奏用というよりも、この長い指板で豊かなサスティンを得ようというのが主な目的だと思います。

実際24フレット以上のポジションでの演奏はフレットレスではかなり難しいです。

今ではこういったモデルが結構出ていますが、当時はそれは衝撃的なものでした。

ピックアップはフロントにハムバッキング、リアにピエゾを装着しています。これにより音作りの可能性がかなり広がります。

5弦のフレッテッドモデルが欲しかったのですが、当時は買う余裕もなく眺めているだけでした。

その後暫く経って何かと利用している某オークションで、この楽器が出ているのを発見。

フレットレスの4弦でしたが、今後めったにこの楽器が出ることも無いだろうと思い、無事落札いたしまして、私の手に渡ってきました。

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このベースは36インチスーパーロングスケールを採用しています。

ピエゾの持つアナログチックでウォームな音がフレットレスにものすごくマッチして非常に気に入っています。が、立奏の時は良いですが、座奏は非常に厄介です。

まず、長い指板へのアクセスを容易にする為、非常に深いカッタウェイとなっていて、先端部分が外側に反るデザインとなっています。

これが座奏の時に太ももに食い込み非常に痛いのです(爆)。

また座奏の際、スーパーロングスケールが災いして1フレット付近が遠くなってしまい、非常に演奏し辛いです。

その極端なデザインゆえ、原付は「飛び道具」と称していますw

なかなかステージでは日の目を見ませんでしたが先日ついにステージで念願の初披露を果たしました。

Posted by gen_charly