[RentaCar-06] MITSUBISHI MINICA TOPPO

2003/07/20

宮古島へ社員旅行に行った際に借りた車である。

車は宮古島でレンタルしたものだが、下地島空港のタッチアンドゴー訓練を見たいと思って、フェリーに乗せて伊良部島に渡った。
(下地島と伊良部島は隣接していて伊良部島から橋で渡る)

島の道を走っている時に、背丈以上に茂るさとうきび畑があったのでそこで記念撮影したものだ。

ミニカトッポは近年流行している軽のスーパーハイトワゴンの先駆け的な存在だ。三菱の主力軽自動車であるミニカの上半分を当時としては異様なほどのトールスタイルにしたもので、見た目は野暮ったいが頭上空間は軽自動車のそれとは思えない解放感に満ちた車だった。

コンセプトは秀逸だが、残念ながらあまりヒットしなかった。だが、その後ダイハツタントやスズキパレットと言った車種がデビューすると、いつの間にか軽自動車と言えばスーパーハイトワゴン、という時代になってしまった。先見の明があったのだと思うが時代が早すぎたのかもしれない。

借りた車は、見ての通り基本グレードである。まぁ、レンタカーは大抵そうだが。
そんなわけでオプションも最小限、やる気にさせるような装備は一切ついていない。走ればいいのだ。実際、沖縄のドライブ事情は大抵のどかで、どこへ行ってもみんなのんびり走っている。まして離島なのでなおさらである。

おまけに離島の離島に行けばすれ違う車もあまりない。そうなると飛ばそうという気にならないので、この車でも何ら不都合を感じることはなかった。

ちなみに下地島のタッチアンドゴー訓練はこの日は実施されておらず見ることが出来なかった。なのでほぼ島の観光に終始したがのんびりした島だったので、訪ねてよかったと思った。