000921 – いじりれき 2010/07-1

久々の本格お手入れ
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納車されて10ヶ月ほど経ったわけですが、たまに洗車機に掛けたりはしているものの、こまごまとした汚れが気になってきたので、本格的に洗車することにしました。

初代のステップワゴンやアトレーに乗っていた頃は洗車機を使わず、月イチペースくらいのマメさで洗車していましたが、年をとったのか年々億劫になってきて、最近ではつい洗車機に入れちゃったりする事が多くなってきました。

洗車機だと細かい汚れが落としきれなかったり、細かい傷が付いたりする事があって、洗車後のスッキリ感がイマイチだったので、ここらで重い腰を上げてお手入れをしてみた次第です。

この車は前オーナーがペイントシーラント加工をしていたようで、「No Wax」のステッカーが貼られています。
が、ボディを良く見ると、あちこちにウロコ状の雨染みが出来始めていて、近くで見るとみっともなくなってきています。

そんな中オートバックスで、便利で手軽そうなコート剤を見つけたので、コーティングもやり直してみたいと思います。
・・・まぁ、ペイントシーラントほどの効果は出ないかもしれませんが。。。

また、ペイントシーラント加工のおかげでなんとなく綺麗に維持できるからか、ガラスやパーツ等のお手入れがおざなりにされているので、その辺もメンテナンスしていこうと思います。

特にガラスは、油膜がびっちりとこびり付いてワイパーのふき取りに難がでていたので、まずは油膜取りから。

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以前は、ガラスのお手入れといえば油膜取り剤がメインでしたが、ガラスのウロコ状の雨染みも削り取る「ウォータースポットクリーナー」なるものを見つけたので、今回原付も買ってみました。

ガラスを軽く水で洗い流して表面の汚れを落としてから、液体を付属のスポンジに塗布し、ガラス面をやや力を入れてこすっていきます。最初はじいていた液剤が徐々になじんでくるようになります。
この辺は従来の油膜取りと同じですね。

ただ、この液体の難しいところは、ガラスの水分が多くても少なくても上手く汚れが落ちないことです。

最初はその加減が難しかったのですが、徐々にスポンジの湿らせ方が分かってきました。
全体的になじんだ所で、窓のすすぎを兼ねてボディの洗浄。

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フロントウィンドウの半分だけ処理してみました。
写真の右半分がクリーナーで処理したほうです。
水がはじかずになじんでいるのが分かるかと思います。

これを全てのガラスに処理していきます。
この処理だけで、全体の行程の三分の一くらいのボリュームがあるのでかなりへばりますが、処理が終わった後の気持ちよさは何にも変えがたいものがあります。。。

ガラスの処理が終わったら、シャンプーでボディ全体を洗って、すすぎまでを済ませます。

で、今度はコーティングの作業に入るわけですが。

いくらシーラント加工をされているからと言っても、5年も経てば皮膜もだいぶ劣化していると思われ、再度加工するのも一つの手ですが、原付的にはその費用を考えたら、なるべくマメにワックスやコーティングをし続けていく方が良いと考えます。

従来使っていたワックスが、ここ数年洗車機に入れることが多くなった関係でなかなか減らず、購入して3年ほど経ってしまったので、新しく買いに行くことにしました。

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という事で今回購入してみたのは、ワックスではなくコーティング剤、なるもので、シュアラスターの「クリスタルシールド」 というものです。

値段は市販のワックスに比べるとだいぶ高価(といっても2000円位)ですが、ワックスよりも効果が持続し、しかもコーティングする際に水気を切る必要もワックスを掛ける必要もないそうなので、洗車が億劫になってきている近年の原付にとってはまさにうってつけw

説明によると、濡れたボディにそのまま塗り、乾いたらウェスでふき取るだけで完了だそうです。

付属のスポンジに適量を取って塗り広めていきます。
液体ワックスよりもはるかにサラサラした液体でボディが湿っているのもあって、作業はかなり楽チンです。

全体的に塗り終わる頃には、最初に塗った部位はもう乾いているので、すぐにウェスでふき取っていきます。
ふき取りも比較的簡単に完了。

これでボディ表面のツヤがかなり戻ってきましたが、ボディを良く見ると、まだ細かなウロコが残っています。
コンパウンド処理をすればこの辺もマシになってくると思いますが、流石にそこまでやっていると日が暮れてしまうので、今回は見送り。
今回のコーティングが取れる頃(半年後?)くらいに再チャレンジして見ます。
#以前ポリッシャーを買ってはいるのですが、まだ使っていません。。。
#いずれ使ってみたいと思います。

続いてガラス面のコーティング。
原付は特に銘柄指定で使っているものは無いのですが、店で一番コストパフォーマンスのよさそうなものを選んでいます。

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ワゴン車は窓の面積が大きいので、フェルトの面積が大きめのものがいいですね。
今回選んだのはクリンビューの「ガラスコート」 というもの。398円と一番安かったのでチョイスされました。

サンルーフも忘れずに塗り込んでいきます。
最後に濡れたタオルでふき取って完了。

さて、ボディの掃除があらかた終わったところで、今度は樹脂パーツのお手入れです。
まずはバイザーのお手入れから。
ここでは、スパイクの時から使っていたボディコンパウンドを使いたいと思います。

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セオリーで行くと、中細から細目、極細の順に処理をしていくところですが、中細は省略。
ティッシュペーパーに適量を出して、こするように塗り広めます。

その後綺麗なティッシュでふき取りをして、今度は極細で同じ手順を繰り返します。
極細の方は多少粗くこすってもそんなに影響はないと思いますが、一応仕上げなので、一方向にこすっていきます。

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コレが作業前。

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そして作業後。
紫外線でだいぶ劣化して曇りが出ていたバイザーも見事に透明になりました。

ついでにヘッドライトのカバーも一緒にメンテナンスしておくことに。
幸いこのステップワゴンのライトカバーはそれほど劣化していないようで、まだ透明な状態が保たれています。
中には茶色く劣化した状態の車も見かけるのですが、ここは一度コンパウンドで磨いてあげるだけでかなり見違える部分です。

で、次がプラスチックパーツのお手入れ。

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これも昔から使っているクレの「クレポリメイト」 です。

Bピラーのガーニッシュとミラー周りのガーニッシュがターゲットです。

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コレが作業前。
これでも一応洗車完了後の状態なのですが、艶がなくなって白いムラが出始めています。
クレポリメイトをティッシュに適量を塗布してふき取っていきます。

洗車機で付いてしまったワックスや汚れがはがれてティッシュが真っ黒になります。

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で、作業後。
しっかりと艶が出て新品のようになりました。

ミラー周りの樹脂パーツは、

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コレが、

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こんな感じになりました。

他にも余裕があれば、フロントグリル周りや、フロントウィンドウ下の部分や、フォグランプ周りも同様に処理すると、そのどれもが見違えるようになること請け合いです。

ただし、定着しないので、暫くするとまた元通りになってしまうのが玉にキズ。。。
気力のある向きは、月一度の洗車の時にでも、ここだけでも処理しておくと結構見違えます。

車がボロくなったな~と感じるのは、プラスチックパーツの劣化で色が退色していたり、ゴムパーツが劣化していたりすると顕著に感じるものなので、この辺をメンテナンスしてあげると、なかなか見栄えがよくなって、結構愛着が沸くものです。

で、最後にホイール周りの掃除。
原付は、アルミホイールクリーナとしてこれを使っています。

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価格は結構高いのですが、アルミ周りのブレーキダストなどは割りと強力に落としてくれるので愛用しています。

この車は、前オーナーが全くアルミの掃除をしたことが無かったのか、タールやブレーキダストが強力に固着していて、しかも思ったより造形が細かいので、ブラシが届きにくいところなどはいくら頑張っても汚れが落ちませんでした。。。

まぁ、リムにも結構目立つガリキズが付いていたりするので、そのうちタイヤ交換の時にでも一緒にアルミごと変えてしまおうと思っています。

最後に、タイヤにコート剤を吹き付けて完了。
Wetタイプのスプレーを満遍なく吹き付けると、うっとりするような艶が出ますw

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が、見栄え的には一時の満足に過ぎないので、やってもやらなくてもいいのかもしれません。

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という事で、完了。

早朝から始めて、夕方くらいまでかかりました。。。
流石に翌日は腕が筋肉痛で参りました。

細かく見るとまだまだ手を入れたい所があるのですが、当面洗車は洗車機に戻ると思われます。。。Orz

Posted by gen_charly