[Spada-08] いじりれき 2009/10-4

バックアイカメラの取り付け:


購入時の記事に書いたとおり、カーナビはスパイクから外したものを付ける予定である。ただし前面のパネルの形状が異なるため、別途専用パネルを購入する必要があるということなので、とりあえずディーラーに注文しに行く。

納車されてから数日後に高速を走ったらアライメントが狂っている感じのハンドルの振動を感じたのと、補助席を畳んだ状態で走行するとエンジンの振動に共鳴して何かの部品がカタカタ音を立てていたので、そこもあわせて見てもらうことに。

調査してもらったところ、ハンドル振動については、タイヤのバランスが悪くなっているということで、ウェイトを付け直して貰い、共鳴は補助席の折り畳みのハンドルに接続されたワイヤーが緩んでいたようなので直して貰った。

で、パネルの発注である。品番が分からなかったので「社外品のオーディオをつける為のパネルが欲しいのですが」 と伝えると、店員の方で型番を確認してくれた。が、納品まで数日かかるらしい。あらら、今週末にやっちゃおうと思ったのに。。。
まぁ仕方ない。とりあえず今週末はそれ以外の部分から着手するか。

ナビ移植については、概ね下記のような作業を予定している。

  • バックアイカメラ交換
  • ナビ本体交換
  • スピーカー交換
  • サブウーファー設置
  • リアモニター設置

これらは順を追ってエントリしていくが、まずはバックアイカメラの交換である。


純正ナビにもバックアイカメラ(バックモニター)は装着されていて、そちらは後退時にハンドルに連動してラインが動くアシスト機能が付いているのだが、スパイクから外したナビ(以下、7705HD)のバックアイカメラにはその機能がない。
つまり、バックアイカメラだけは純正のほうが高性能なワケだが、純正ナビのカメラを7705HDで使うことはできないので、諦めて交換する。

まずはバックアイカメラにアクセスするため、リアゲートの内装を剥がす。
リアゲートの内装は、

20091115_152546

ゲート下部のプラスチックのビスと、

20091115_152534

グリップを固定するネジ2本によって共締めされている。グリップの方は両脇のカバーをめくると内側にネジがある。
後はプラスチックのクリップだけなので引っ張れば外すことができる。手で引っ張っても外せないことはないが、以前それでスパイクのリアパネルを破損してしまったことがあったので、今回は内装はがしを使って慎重に取り外した。

20090921_125442

ということで、無事取外し完了。

20090921_125320

次は外側の窓下に付いているガーニッシュの取外し。内側にナットで止められているボルトが3ヶ所あり、これをスパナで外す。
1か所のボルトは、見えづらい所にあるので漏らさず取り外しておく。これがなかなか見つけ出せず30分ほど格闘する羽目になった。

ボルトとは別に数カ所プラスチックのクリップがハマっているので、それも外す。外側に回ってガーニッシュを手前に引っ張れば外すことができる筈なのだが、ビスがしっかり固着しているのか手で引っ張っただけではどこかで引っかかって外せなかったので、内側からペンチでビスの爪を挟んで押し出す形で外した。

なお、手探りで作業したので、写真ではワイパーが外れているが、作業に際してこれは取り外す必要はない。

ナンバーの左上の方にカメラが装着されているのがみえる。

20090921_125424

取り外した部品たち。

20090921_153556

折角パネルを外したので、ついでにナンバー用の電球を新しいものに交換しておくことに。
ナンバー用電球の交換はこのパネルを外さなくても作業できるが作業しづらいので、こうして作業しやすいときに合わせてやっておいた方が楽ちんである。

20090921_125350

で、ここまで外すと純正バックモニター用カメラにアクセスできるようになる。純正品だけあってカメラはいい感じに外から見えづらい場所に設置されていて、パネル側にも切り欠きが付いている。折角だからここを流用させてもらおう。

ということで、まずは純正のカメラを外す。カメラのケーブルを辿っていくと、リアゲートの内側でコネクタによって接続されていたので、そのコネクタを抜く。
カメラ本体はボディにねじ止めされていて、ネジを抜けばあとはユニットごと引き抜くことが出来る。

20090921_132636

これが摘出されたカメラユニット。黒いプラスチックのブラケットは新しいカメラを付けるときに再利用するので、カメラだけを外したいのだが、カメラはもちろんコネクタ側もブラケットの穴を通らない。

いずれ元に戻す可能性があることを考えるとケーブルをぶった切って外すわけにもいかず、20分ほどどうやってバラすか考えた。結局、唯一分解可能そうなカメラ本体を分解してみることに。
カメラ本体のネジ数か所を外すとケーブル側とカメラ側に分離することが出来た。ケーブルとカメラ本体はコネクタによって接続されていたので、これを外したらブラケットを分離することができた。

というか、新車でこれを装着する時、いちいちここをねじ止めしているのだろうか。。。

20090921_141535

で・・・。このブラケットに7705HD用のバックアイカメラ(BEC-101)を取り付けるのだが、当然位置がまったく合わないので、強力両面テープで貼り付けて固定した。

そのあとブラケットを車体に取付けて、位置の微調整。カメラをナビに接続してどの辺が写っているのか確認しながら位置決めをする。
いい感じの位置に調整出来たらパネル類を元に戻して完了。

・・・手順的にはそういうことになるが、上述のとおりこの時はナビ本体がまだ取り付けられる状態になっていなかったので、一旦このまま元に戻して、ナビ取り付け時に再度リアパネル一式を外して調整している。

20090923_152419

こんな感じになった。後ろから見ても、純正同様いい感じに収まって目立たない。

20091011_155759

が、イクリプスのバックアイカメラは純正品と比べてより広角なカメラだったようで、上の方が5分の1ほどパネルの切り欠きに隠れてしまった。ちょっと眠たそうな映像なのが残念だが、まぁバックするときしか見ないものなのでこれだけの範囲が映っていれば十分である。

Posted by gen_charly